他者という病

  • 71人登録
  • 2.87評価
    • (2)
    • (4)
    • (9)
    • (5)
    • (3)
  • 13レビュー
著者 : 中村うさぎ
  • 新潮社 (2015年8月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104567065

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
本谷 有希子
村田 沙耶香
西川 美和
長岡 弘樹
奥田 英朗
角田 光代
吉田 修一
綿矢 りさ
雫井 脩介
西 加奈子
角田光代
伊坂 幸太郎
塩田 武士
湊 かなえ
柚木 麻子
黒川 博行
中村うさぎ
宮下 奈都
三浦 しをん
朝井 リョウ
角田 光代
有効な右矢印 無効な右矢印

他者という病の感想・レビュー・書評

  • ”5時に夢中”最近見ていなかったから、中村うさぎが降板になったこと知らなかった。
    こういう経緯があったとはね。
    きっと彼女は矛を収められなかったんだろう。
    それをしたら今までの自分の書いたもの、発言がすべて嘘になってしまう。そう考えて。
    なんか痛々しいくらい、愚直(ホメ言葉ね)なんだろうな。
    でもだから信用できる。

    ゲイの夫も病気を抱えてるらしいけど、お互いの存在を揺るぎないものと昇華させていったんだね。
    ほんとに体に気を付けて、また著作を出してほしい。

  • うさぎさんに面白おかしい話だけど求めてるわけじゃないけれど、
    週刊誌で連載するには重すぎる話だと思ってしまった。

    5時夢の件は、未だにモヤモヤしています。
    うさぎさんが降板したのに、例の女優がまだ出続けているのが納得できない。
    正直うさぎさんも悪いところはあったと思うけれど、5時夢の人にも失望しました。
    そして原因を作ったのにだんまりを決め込んだ女優にも……。
    司会者は番組を守るためだとブログに書いてたけど、逃げだと思う。

  • 時間がある日に1日かけて読んで考えたい本。

    さらっと読めるけど重い。

    病気して死にかけて自殺未遂して
    5時夢クビになって雑誌の連載もクビになって
    もともと気が強いのもあるんだろうけど
    薬の影響ってすごい。
    好きで使うんじゃないのに
    その影響で見た目も変わって、人格も変わって
    覚えてないこともあって
    どうにもできないんだけど
    どうしたらいいんだろうって思っちゃう。

    死ぬか生きても植物状態って言われたのが
    本を出せるくらいに元気になれたのは良かった
    んだよね?

    あとがきが一番響いた。
    家族だからどうしかしたいんだけど
    家族だから相手は余計に意地になるし
    どうにもならなくて
    どうしたらいいのか、本当にもう。。

  • 「私」と「死」が溢れている。溺れそうになる。病のあとの不安定さの只中と、そこから少し離れての思考の距離感。今日の自分は昨日の自分と同じであって同じではない。
    死はブラックアウトであったという著者の実感が、経験もないのに納得できてしまった。

  • 他者という病は、己を映す鏡が極端に矮小化したり誇大化したりする歪んだ状態。短い間に心肺停止という「肉体の死」、死の二週間ほど前に体験した「人格の死」、そして文筆家としては致命的な「言葉の死」に直面した著者自身の貴重な体験が綴られている。限りなく被害妄想的であり、理性や客観性を完全に失っていた当時。正常な感覚をとり戻した現在の著者が振り返る回想録。二つの文章には大きな隔たりがある。精神疾患に罹患した人の気持ちとは、こういうものなのか、とも思った。他者を、そして自分を理解するうえできわめて貴重な証言である。

  • あまりに理屈っぽいので、これでは生きるのがしんどいだろうなと思わせる。死線を越えて復活した作者であるだけに、新たな境地を期待したい。

  • すごく頭のいい人だとずっと思っていたけど、今回の本を読んで少し見方が変わったかな。。
    昔の中村うさぎに戻る日は来るのか?病気が治りますように。
    ちなみに美保純は嫌い。

  • 三度死にかけた中村うさぎ氏を待ち受けていたのは人格の変化であった。人格の変化中に執筆をされたエッセイと現在の中村氏による感想が書かれている。新しい試みのように感じられる。今回のエッセイは『生』と『死』について語られており、生死の境を3度彷徨った人の言葉というのはすごいリアルだった。ふと思った事だが、人格が変わった中村氏の文章には違和感を覚える。そして、現在の中村氏の文章を読み、いつもの中村氏だと安堵した。

  • 著者が快方に向かうことを願うばかり。

  • 久々のうさぎさんの本を手に取りました。言葉使いはそんなによくないし、ぐちぐちな文章はありますが、彼女はおそらくものすごく不器用で純真なのだと思います。その分、きっと生きにくい思いもたくさんされているのだと思います。彼女の死生観(死ぬと何もない。無だけである。)には同意はしませんが、(私は肉体朽ちても魂永遠と思っているので)生きることに対する意気込みは同じように苦しい思いをしている人たちに元気を与えてくれる本になっていると思います。

全13件中 1 - 13件を表示

他者という病を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

他者という病を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

他者という病を本棚に「積読」で登録しているひと

他者という病の作品紹介

死に損なった以上、最後まで戦ってやる! 全身全霊をかけた女王様の壮絶体験記。死の淵から三度の生還を果たした女王様を待っていたのは、薬の副作用による人格変容の恐怖だった――。レギュラー番組降板の内幕、これ以上ないほど考えた生と死、そして他者の目を気にし続ける自分について。噓のない言葉で自分も相手も丸裸にする「うさぎ節」が炸裂! 笑って読めて身に沁みる、比類なきドキュメント。

他者という病はこんな本です

他者という病のKindle版

ツイートする