ふたり道三〈1〉

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著者 : 宮本昌孝
  • 新潮社 (2002年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104570010

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ふたり道三〈1〉の感想・レビュー・書評

  • 斉藤道三伝
    奇小説。
    生い立ちが不明な事をいいことに好き放題描いている。
    斉藤道三と言えばやっぱり「国盗り物語」だが、本作は更に荒唐無稽な話になっている。親子2代で美濃乗っ取り説もあるようだが、それに則った筋書き。但し複雑な事情によりお互い親と子は互いの素性を知らないまま・・・と言う話らしい。
    1巻はおどろ丸が美濃の一武将西村勘九郎になるまで。こういう荒唐無稽な話は好きだよ~。如何にリアリティを持たせるか、如何に女を絡ませるか、に架かっているけど中々いい。次巻以降に期待。

  • タイトルから斉藤道三の話で間違いないのだが、ひねりにひねってさらに男の冒険心をくすぐるのが宮本ワールド!書き出しから足利義教を暗殺した後の赤松家の復興から始まり、それについて回る妖剣の櫂扇!そしてその技を伝授された刀工を中心に舞台は回る。しかし疑問に思うのが道三と年代が明らかに違う。そこでタイトルの

    「ふたり道三」

    に納得してしまい。さらに引きずり込まれる。宿命が巡り巡って悲運な星の親子の話のようにも思えてしまうが綺麗なんですよね~潔さが美しさを感じる。やはり宮本ワールドを一言で表現すると「天晴」のように思える。

    本当にこの先生の作品は読んでる側を冒険の中に入り込ませるのが本当に面白いと思う。ネタばれのためあまり詳しくは書きませんが、4冊読破するのは間違いなく苦になりません!

  • この小説では斎藤道三の国盗り物語は親子2代で成就したという説に従い、話が進んでいきます。
    斎藤道三の名前はどんどん変わっていくのですが、親子で名前がかぶるのは道三だけで、後はそれぞれで分担してしているようです。。

    この小説では将とは強運、才知、果断が必要だが、これだけではだめで、梟雄の性根が必要だと描かれています。斎藤道三は梟雄と言われていますが、この小説では結局親子ともどもそこまでには達しなかったというのも、面白い見方でした。

    ↓ ブログも書きました。
    http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_acaf.html

  • 斎藤道三の物語。前半は道三の父の話で、中盤以降が道三本人の話となるが、前半の話が唐突で、終わりもまた唐突に終わってしまう。途中が非常におもしろいだけに、全体としては残念であった。

  • 図書館から借りてきた。
    2008年12月27日読了。
    応仁の乱後の室町時代から物語は始まる。後の斉藤道三の父親おどろ丸登場。櫂扇派刀鍛冶隠岐掾十代目。
    赤松政則の依頼で刀を製作中に政則の娘松と契って生まれたのが後の斉藤道三。

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ふたり道三〈1〉の作品紹介

伝説の刀鍛冶の末裔として、ある時は対立し、ある時は臣従しつつ、天下を目指してともに進む父と子。互いに親子と知らぬまま、因縁の秘剣「櫂扇」に導かれ、頭角を現わすふたりだが…。壮大な夢を追った武将を描く、血沸き肉躍る大型時代活劇。

ふたり道三〈1〉はこんな本です

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