ディスコ探偵水曜日〈下〉

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著者 : 舞城王太郎
  • 新潮社 (2008年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104580040

ディスコ探偵水曜日〈下〉の感想・レビュー・書評

  • 舞城王太郎の集大成的作品。時空を自由に行き来するスケールの大きさに振り回されつつ、運命と意思の相剋の末に希望を見出すラストには脱帽。面白かったけど疲れたね。

  • 上巻の方が好きだが傑作。

  • 間違いなく傑作だけど読書初心者にはオススメできない小説。
    ディスコウェンズデイはかっこいかった!
    ダンディなヒーローって感じ。
    三田村三郎がペンネームを変える理由とか伏線はところどころにあって。
    時空についての説明とか絵見ても難しいんだけどトータルで面白ければOKじゃない?

  • クリスタルクリアな俺達の心を掴むトルネードSFな傑作。
    各々の役割が必ず存在し、自分は愚か著者自身にも挑んでいるように見えるテーマ。探偵たちの推理ショーの途中でわからなくなっても力技で読ませることをやめさせない舞城の筆力は凄まじい。

  •  とにかく色々てんこ盛りで巨大な作品。書き出しの加速度が凄まじいですね。上巻にて「考えろよ」「働けよ」と言われ続ける主人公ディスコなど、書かれているもの一個一個を個別に見てもとても面白いのですが、その総体としてはもはや小説という媒体がもつ面白さ・小説を書くことの楽しさってぐらいデカいモチーフを持ち出さないと説明できないかと。強烈な読書体験でした。
     あと、表紙が天真爛漫で素晴らしく格好いいのです。普段、単行本は図書館で借りるだけにしてるのですが、この作品に関しては手元に置いておきたくて買ってしまいました。今でも本棚で強烈な存在感を出してくれてます。

  • ミステリというよりSFの世界。水星Cのおかげでなんとか最後まで読めた。ストーリーが進むところは引き込まれるし印象的なセリフもあり、部分部分では好きなところもあっておもしろいと思ったが概念的なところが難解で…オチもふーんという感じ。

  • 痛快。カタルシス。
    それでもこの本をまったく理解できていない気がするのがすごいところ。

  • 残念ながら、後半失速。
    さっぱり分からなくなってしまった。

  • なにがなんだかさっぱりわからないのだけど、一気に持ってかれた。えろもぐろもなにもかもあったし、梢ちゃんの例のシーンは読み飛ばしたくなるぐらいひどかったのだけど、読んじゃった。読み手を置き去りにするぶっ飛び方に必死にくらいついていったら、最後はたいせつなひとをたいせつにしたいってことがストレートにあったってことがわかった。なんだかんだいって、こういうぶっ飛んでいるのに普遍的なものを描いているものっていいよね。
    ただ空間だとか過去だ未来だとかいうのに頭が痛くなった。もっと時間があるうちに整理して読めたらよかったなあ。わたしも超越してみたいものだ。そしたらこの作品の内容もわかるのかなあああああ。読み終わったとき、自分の足元というか身体が接地している場所がぐにゃって歪んだような気がした。

    (1073P ※上下巻)

  • 面白かった…。いやーもう満足。上巻でばら撒きすぎた伏線をどうするのかと思ったら、すべて回収した挙句更にもうひと展開。「文脈を読め」「踊りだせディスコテック」!1000ページ越えの末、決してハッピーエンドじゃないけど、物語は終わりのページに行きついた。ミステリ、SF、ファンタジーすべてのエンタメ小説と、舞城王太郎の個性・過去作品の総決算すべてを突っ込んだ作品。本気で文学だとかエンタメだとかっていう括りを破壊したと言って過言じゃないと思う。そして更なる飛躍を信頼できる。舞城が好きなら絶対読むべきだ。

  • 600ページにわたる上巻に嫌気がさし、下巻を読むのはやめようかと思っていたけれど、最終的には読んでよかった。というか、上巻は下巻のためのただの布石にすぎなかった。

    おそらくこの本は大部分の人には受け入れられないというか、理解できない。僕もその一人だけど。でも、ディスコウェンズデーが己の信念に基づいて、新世界を創造するのは、とても痛快だった。

  • 全く意味不明。読者の置いてきぼり感大。
    舞城王太郎、最近こんな感じなの?だとしたら残念。
    この本出した、出版社の勇気は凄いと思う。
    ある意味問題作なのではないかな。
    でも、この作品話題になってないってことは、読んだ人たちの多くは????って感じだったのかな。
    全然楽しめなかった。

  • この本のあらすじを紹介するのはバカバカしいのでやめておく.バカバカしいというのは二つの理由がある.このストーリーはわかりやすい起承転結モノではないからサマライズしようがないというのが一点.このぐちゃぐちゃで冗長な舞城の文章そのものが圧縮できない情報をもっているというのがもう一点だ.

  • もう謎解きとか超越した状態でした。
    謎解きどころかいろいろ超越しているし。

  • 時空の構造。
    未来。
    ねじれ。
    タイムマシーン。
    ラグナレク。
    裏と表。
    反転する歴史。
    世界の果て。
    2019年。
    双子世界。
    パイナップルトンネル。
    タイムトラベル。
    逆流する宇宙構造。
    ワープ能力。
    生命の樹。
    ノアの方舟。
    ラミア症候群。
    世界交代。
    オーディン。

    ……ミステリというかSFだった。

  •  これほど作家の欲望だけで書かれた作品を自分は寡聞にして知らない。評価が人によって最高にもなるし、最低にもなりうる類のものだ。カルピスなら原液で飲むこともできようが、アルコール100%に限りなく近いある種の毒が本書にはあると思う。中毒になるのはごめんなので自分はこの本にコミットしないように決めた。

  • こんだけ毎回エグくて滅茶苦茶で悪趣味で好き勝手な物語を書きながら、いつもその中心にあるのは真っ当な心、そして眩しいほどの愛。なんだ、王道じゃないか。

  • ハードボイルドミステリーSF。上巻はミステリー(パロディ)色彩が強かったが下巻はSF要素濃厚。下巻の展開へもっていく為に、密室と沢山の名探偵のだろう。だってあれだけの事を起こそうとしたら、優秀な協力者沢山必要だし、名探偵はまさしくうってつけだ。
    しかし、まさかこんな展開になろうとは夢にも思いませんでした。

  • 上巻から下巻に引き続き読んでいる。以下読書時点でのメモ

    読み終えた後脳みそがシビれた。

    こちらは感想を書く間もなく一気に読めてしまった。
    下巻はミステリーというよりは観念的なSF。
    子供のときに呼んだ小松左京の「果てしなき流れの果てに」
    を思い出しました。


    さまざまなものがごった煮になってごちゃまぜになった世界なので
    矛盾点を見つけようと熟読すればいくらでも出てくるのだろうが、
    読み進めるごとに混沌の度合いは深まり、矛盾点を指摘すること自体が
    無為に思われるような、力業による大作。

    しかし、なぜ「子供」なのか?
    作品を通してずーっと打ち込まれるリマインダー
    「俺は梢を助ける!」というモチーフ。
    あれは一体なんなのだろう。
    その必然性は読んでいる自分には感じられなかった。

  • ついていかないと感を感じてしまったのです。そうなるとなんか違うかなと。

  • 話が拡散しすぎて、迷子になってしまった。
    もうミステリ要素なしだったな。SF?
    ラストもスッキリできなかったし、時間を無駄にした気分。

  •  長ぇ。相変わらずの訳分かんないっぷりはいいんだけど流石に長いよ。つーか、新潮社なのに講談社ノベルスな内輪ネタもりもりでいいのかな。

  • 難解すぎて途中から深く考えるのをやめたww
    雰囲気味わい系で

  • いったいどうなってしまうんだああ、とハラハラしながら読んだ。
    面白かったし読みごたえ充分だったけれど、感情移入し過ぎて辛いシーンもあった。
    でも、舞城作品はやっぱりイイ。絵も好き。

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