ビッチマグネット

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著者 : 舞城王太郎
  • 新潮社 (2009年11月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104580057

ビッチマグネットの感想・レビュー・書評

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  • 浮気したまま、いなくなってしまった父親。
    すり減っていく母親。
    どうやら、ビッチを引き寄せてしまうマグネットを持っているらしい弟。
    その姉である主人公。

    姉弟の言動にうわうわうわうわ〜って引いてしまうけれど、さらにドン引きさせるあかりちゃん。
    いやぁ、あかりちゃん、怖かった。
    そんなあかりちゃんから弟を守る所はかっこよくて小気味良かったし、時々ハッとするようないい事言っちゃったりするのだ。この姉は。


    鬱の度合いをはかるBDIテストで①〜④を選ぶテストなのに、全てに⑤を自分で作っちゃう所とか、何かすごくよくわかる。



    正論ってのは他人を正すためにあるんじゃないんだよ。正論ってのはあくまでも自分っていう潜水艦の周囲の状況を確かめるために発信するソナーなんだよ。自分が正しいと感じる、信じる意見をポーンと打って、返ってくる反響で地形を調べるのだ。ソナーで道が拓けるわけじゃない。

  • 前回読んだ本の作者、大島真寿美さんが面白いと言ってたので読んでみた。
    不倫した父親や女運のない弟を家族に持つ女子高生が、人のものの考え方について日々もんもん考えて最終的には臨床心理士になる明るく勢いのあるお話。太宰治の『女生徒』の現代版という感じもあるかも。舞城さんの作品は初めて読んだけどここまで人の心の中を丁寧に考察&描写するのは根気がいったろうな〜と感服した。

  • ビッチを引き寄せる超能力を持つ弟とその姉、母、父の話。姉の突拍子もない行動になんだかはっとなってんん?っとなってああ、なるほど、という感じだった。それぞれがきちんと自分の道に行きつけてよかった。

  • 舞城王太郎、初めて読みました。
    超絶面白い。こんな小説を欲しておりました。
    女子高生と弟とその彼氏と彼女、
    母親と父親と不倫相手の女性。
    登場人物はこれだけだけど
    超絶面白い。
    何がどうとは語るのが難しいけれど
    再読・他の作品も必ず読みます。

  • 舞城王太郎はやはり好き。リアル口語がリアルスピードで飛び込んでくる。うんうん。あとなかなか納得できる言葉がところどころあってメモしたくなる。正論はソナー、発して周りの様子を探るとか。

  • 可もなく不可もなく。文章自体は読みやすいけど、そこまで頭に残らない。でもなんとなく尾を引く作家さんだなと思う。

  • 浮気性の父を持つ姉弟を中心にした家族の話。この人の本は初めてだが、他の著作のタイトルなどから持っていた印象とだいぶ違った。中盤まで何を描きたいのかよくわからなく、面白くなかったが、話がすっきりしてきた後半は普通に読めた。

  • このごちゃごちゃ考える感じ、思春期に読んでたら影響受けそうだなぁ。

  • 舞城王太郎の小説の中で多分2番目に好き。
    個人的に、人におすすめするなら最初に「煙か土か食い物」、その次にこれを読んでほしい。

  • ”正しさで人は変わらない。正しさで人を動かすことはできない。”

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