夜の桃

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著者 : 石田衣良
  • 新潮社 (2008年5月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104595037

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夜の桃の感想・レビュー・書評

  • タイトルから想像する通りちょっとエッチな小説。
    男性の性への理想、幻想ばかりを訴えていて正直幻滅。描写も官能さがない。苦笑。
    読みやすいと言えば読みやすいので一応星ふたつ。

  • 何も思わずたまには石田衣良さんの本でも読もうと図書館で借りたら、お色気系だった。
    妻のほかに愛人1号、2号と二人いる。仕事の出来る人はお盛んという勝手なイメージがあるから、それはヨシとしよう。
    若い愛人2号が出現したからか、絶妙な関係だったバランスが崩れたのか。この千映が1番したたかだったのかもしれない。
    自分の気の済むように行動しているんだもん。最後もスパッといなくなるしね〜。
    男より女のほうが主導権をにぎっているものなのかもね。

  • 官能的な小説。でも官能小説とは違うかな。
    仕事も金も妻も愛人もすべてを手に入れた男。
    そんなバブルをやり過ごし成功した中年男性目線の話。
    話の最後の最後ですべてガラガラと音を立て崩れてはいくが、
    後半までは男の願望をすべて満たした羨ましい話ではないだろうか。
    ほとんどの女性からは共感を得られないであろう。
    愛する妻・長年の愛人・新しい若い愛人の間を上手に泳ぐ様は、
    普通の女性ならば読んでいて気持ち良いものではない。
    (私は普通じゃないので、嫌悪感はないが。笑)

    文中で、男の妻の読んだ小説の話が出てくるが、
    どうやら自らの作品『眠れぬ真珠』のことのようだ。
    そういう手法はシャレてて上手だと思った。

  • 官能小説だよなあ、どう考えても。
    しかもオトコ目線、ご都合主義。
    最後は〆てみたけど、どーね?みたいな。
    経験が至極少ない私がいうのもナンだが、千映がここまでイクか?
    題名といい、表紙といい、飲み屋の名前といい、お尻の描写といい、一貫性というか、こだわりというか、ま、わかるんだけどさ。ちょっとくどいっすね。

  • 妻、長い付き合いの愛人、若い愛人…3人の女性の間をいったりきたり。仕事も女もうまくいっている広告代理店社長の話。
    石田さんの官能小説って、なぜだか官能的ではないんだよな…足りない。刺激がどうのこうのではなく、何かが足りない。毎回、淡々としていると感じ。そこがもっと上手ければ、星が増えたと思う。

  • 様々な欲望が渦巻いている。
    露呈をおそれているけれど、明るみに出ることに怯えながら身を委ねることの方が、身を引くことよりもたやすく魅力的で決して抗えない。

    頭ではどこかで破綻するとわかっていても、その快楽の前にはひれ伏すしかない。
    だからこそ

    欲望なのだと、そう思う。

  • どうしようもなくだらしない男の話。回りの女がみんな去っていって当たり前。
    ただエロいだけで斜め読みで何も得なかった、石田衣良にしては珍しい本。

  • 前に読んだ本。
    エロかったことしか思い出せない。

  • 昔図書館で借りた記憶があります。
    正直私には全く合いませんでした…。
    石田さんの書く作品では一番下だと思いました。
    評価が低いのも当然でしょう。

  • かなり男の身勝手なエロ妄想小説。。。だけど、お金持設定だから、まぁ設定にそんなに無理が無く楽しめた。
    物分りが良かった不倫相手の逆襲、二重人格化のあたりは細かく描写されていない分、怖さ倍増。
    贅沢に慣れた奥様は離婚後の生活をどうするんだろうね。

  • 女性だけど、分かる。
    心の繋がりと体の繋がりは、真逆だけど近いもの。
    主人公の気持ち、よく分かる。
    ずるくて汚くて曖昧で情けないけど、いるんだよね、なのに魅力がある人。
    エロさの描写は好き。
    石田衣良の言い回しにハマります。

  • <メモ>
    13.07.02.
    図書館で予約したが、受取期限を過ぎてしまったので、次の機会に読むことにする。

  • 甘いな!甘い甘い。
    これは甘すぎる結末だ(^_^;)
    だから凝りなんだってば。
    まあ、小説ですからね・・・w

  • 大抵の人は、この小説を評価しないだろう。嫌悪感すら感じることだと思う。
    しかし、オイラ的には思い切りツボに嵌ってしまった。
    決して、石田衣良の傑作の部類には入らない小説だろう。
    「不倫とセックスで乱れた中年男の荒んだ性生活」と簡単に片付けてしまえば、それまでだが…
    ああ、性描写の一々に共感を感じてしまう…

    年齢なりに恋愛もセックスも経験した上で、思うことは、筆者と一緒。
    「ひとりの女と別れることは、ひとつの世界を失うこと」

    いざとなった時の女性って、切れ味鋭い冷たいナイフのようだ。
    男はいつまでもうじうじ引きずるというのに。
    同時に複数の女性と交際したことはないオイラだが、どこか身につまされる物語だった。

  • 性描写がとっても上手い。
    バブル時代に欲望のままに生きるおやじのラブストーリー。
    「1人の女と別れることは、ひとつの世界を失うことだった」には共感した。
    夜の桃っていうタイトルも絶妙で好き。
    石田衣良さんは読みやすくて好きです。

    築き上げるは長く、壊れるのは一瞬だということが表現されていると思った。

  • 一言で説明しろって言われたら

    不倫関係のエロ小説

    と、いってしまうかな。

    現実に置き換えた、羨ましいような…

  • 官能小説。エロばかりで飽きてくる、エロ以外の部分は面白かった。

    妻、長くつきあってる愛人、若い愛人・・性欲強過ぎ

  • のめりこんでいるときには気が付かないものなんだね。

    うんうんよくわかる。

    しかしこの雅人さんがモテるのもよくわかる気がする。

    自分がリードしてるつもりでも、すべてを決めるのは女性だったという・・

    でもこういう自分の欲望に正直な雅人さんは、可愛いと思う。

  • ☆$$少し残念。文体は読みやすいが、最近の著者に見られるエロが$$テーマの1冊。$$オチも気に入らない(無責任すぎる・・・)。

  • 本の中で、不倫は現実世界ではマスコミに糾弾される。一方で映画の世界では違和感なく芸術扱いされるという表現がありました。それは、小説、映画は過程を描くからだと思います。そこで本作なのですが、その課程が自分の現実世界と乖離が大きくて共感出来ないのです。経済的状況だったり、性生活だったり。そんな理由であまり、心に残らなかったのが正直な感想です。エンディングとか予期した通りだし。

    それでも、正直に書くと夢中で読んでしまいました。それは、性描写のナマナマしさと、憧れと、スケベ心です。
    そういう意味では作者の描く男のサガに共感しちゃっているという事です。

  • 複数人と姦通している男性が主人公でも生理的な嫌悪感がそこまで無いのは、主人公がなかなか博愛主義者だからだと思う。一棒一穴主義の人には受け入れにくいかなー

  • 性描写が非常に多い。
    石田衣良さんは性描写を描くことはとても巧いし、女性にとって非常に優しい表現をしてくれる。

    本作も同様だが…
    妻、長く付き合っている愛人、そして体の相性が完璧な若い女性。
    3人の女性の間でマメに動き回る広告代理店社長の転落話としてしか読めなかった。

    分量が少なく、文章が読みやすいため読了。といったかんじ。

  • 不倫小説として興味深く読んだ。終わりが予定調和ではなく、一捻りしてあったのがさすがだなと思った。全ての女が去って尚、新しい女に触手が動くという男のバカさ加減を上手く描いている。

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夜の桃の作品紹介

数億円のローンを組んだ家、高性能なドイツの車、イタリア製のスーツ、スイス製の機械式腕時計、広告代理店勤務の可愛い愛人…すべては玩具にすぎなかった。幸福にも空虚な日々に流される男が出会った、少女のような女。その隠された過去を知り、男は地獄のような恋に堕ちた。東京のニュー・バブルの中で、上下にちぎれていく格差社会に楔を打ち込む、性愛。デビュー10周年の著者が挑む、渾身の話題作。

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