水を抱く

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 475
感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104595068

感想・レビュー・書評

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  • ぶっ飛んでるようにも思うけど、変態であることを認めることができるヒトほど 自分らしく生きれてるなって思います。

  • 「価値のあるモノとの交換」で、何となくネタバレ。作者は何を伝えたかったのだろうか?
    いろいろな愛の形だろうか?でも東日本大震災に関連付けたのは、ちょっといただけないな。

  • 読み終わって嫌なモヤモヤが残る。
    まあ、作者にそれだけの力量が有るということの裏返しなのかもしれないが
    う~ん。

  • 石田衣良作品初読みではないが初登録。
    読んだのは遥かに昔だったけれど、こんな文章書く人だったかなって印象。
    これを純愛というなら普通の人の恋愛経験値なんてないにも等しいわ(¯―¯٥)
    確かに俊也みたいなMな男は苛めたくなるのは当然か?(笑)
    一見どSなナギが超どMだったのにはワロタ(笑)
    登場人物のほとんどがイタイけど1番イタイのはストーカーさんでした(笑)
    なんでもかんでも震災に絡めないで欲しいと思う。

  • 2015.2.28読了
    まともな男がだめな女に溺れる話。最終的に男が女を選び、仕事を辞めることになった。人を愛することで、そこまで人生観が変わり、生き方すらも変えてしまう力を持っているのだと再認識した。そーゆー溺れる恋愛にひかれなくもないな。溺れるだけ溺れた結果、人は何を選ぶのだろう。何も考えず、ただその人だけのことを考えて毎日を生活するのは怖くもあり、でも惹かれる部分もあるなと思った。石田衣良のがっつりドロドロ恋愛作品また他のも読もうかな。

  • エロくて切ない。そして狂気に溢れてる。
    二人のこれからに期待したい。

  • 〈読破期間〉
    2014/6/16~2014/6/17

    あっという間に読めたが、意外な終わり方。
    官能小説か?との感想か?

  • ■ 1444.
    〈読破期間〉
    2014/4/7~2014/4/10

  • ポルノ小説と見紛うような進行と、意外なストーカーの存在。
    辛い過去を乗り越えて、明るくない未来を二人で生けるのか?

  • どちらかというと、★2に近い3という感じ。
    オチがいけない。
    結局は大地震の際に、夫とその当時不倫をしていた同じマンションの男とがナギのことで話し合いするハズだった。2人は波にのまれ、自分は2人を殺した・・
    うーん、なんか結局それかぁ、みたいな(^^;;

    内容(「BOOK」データベースより)
    性に溺れて生きるしかない女と、ともに溺れる覚悟をきめた男。白昼の路上、夜の渋谷、新宿のクラブ、バーのテーブルの下で。剥き出しの欲望を振りかざし、凶暴なまでの快楽を貪る年上の女・ナギ。彼女にふれて、ぼくは全てを変えられた。その女をしばる過去が何であれ、構わない。真っ暗な性の闇に堕ちてもなお、ナギとつながりたい―。

著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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