午前零時

著者 :
  • 新潮社
3.03
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本棚登録 : 242
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104595518

作品紹介・あらすじ

今夜、運命は変わる、変えられる。豪華執筆陣が、イタズラな世界の24時×13夜を描いた掌編小説集。

感想・レビュー・書評

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  • 午前零時をテーマに様々な作家さんが書いた短編集。
    さくっと空いた時間に読めるような短編で、がっつり読みたくないときにはいいかも。

  • この時間丑三つ時より怖かったかな。
    『ハンター』『冷たい手』『卒業』がゾワっとして『午前零時のサラ』がたまらない気持ちになりました。
    日付変わる時間時計見られなくなりそうです。

  • “午前零時”をテーマに13人の豪華執筆陣がイタズラな世界を描いた掌編小説集<ミッドナイト・ストーリー>。
    『ハンター』鈴木光司
    『冷たい手』坂東眞砂子
    『夜、飛ぶもの』朱川湊人
    『卒業』恩田陸
    『分相応』貫井徳郎
    『ゼロ』高野和朗
    『死神に名を贈られる午前零時』岩井志麻子
    『箱の部屋』近藤史恵
    『午前零時のサラ』馳星周
    『悪魔の背中』浅暮三文
    『1、2,3、悠久!』桜庭一樹
    『ラッキーストリング』仁木英之
    『真夜中の一秒後』石田衣良

    “午前零時”がテーマとして一体何が起きるのか、どんな話が出てくるのかドキドキしながら読んだ。
    掌編小説集ということで、読んだことのない作家さんの文章も気軽に読むことができる。
    個人的には『卒業』と『ゼロ』が面白かった。

  • 有名な方が書いたアンソロジー。
    誰がどの作品を書いたかはあまり興味ない。
    面白い作品と、いまいち意味分からんと感じた作品。
    ストレートに受け取れる作品が好き。

  • おもしろかった!

  • うーん、短編ではこんなもんか!

  • こういったアンソロジーを読むときは、新しい出会いを求めるのだけど、大きな発見はなかった。
    個人的には、他の作品も読んでみたくなる、まであと一歩、でした。

    そんな中で、印象に残ったもの。
    馳星周さんの「午前零時のサラ」は泣いちゃった。
    動物ものはずるいなぁ。。。切ないよ。
    高野和明さんの「ゼロ」は、SF。
    仁木英之さんの「ラッキーストリングス」は、ちょっとホラー。
    坂東眞砂子さんは、うまいなぁ。
    こういうこと、ありそうだな、と思っちゃう。
    恩田陸さん、近藤史恵さんのは、読みなれているので、いつもの感じ。
    やっぱり好きで、面白かった。

  • 2012 5/13

  • 午前零時を題材に、十三人の作家がつぐむ短編アンソロジー。


    午前零時なんてまだまだ起きている人も沢山いるだろうし、町は煌々と明るい。特別な時間だったのはいつの頃までなのだろう?でも、まだ子どもにとってみたら今日から明日へ、昨日から今日へと切り替わる摩訶不思議な時間なのかもしれない・・・。朱川湊人著の「夜、飛ぶもの」はそんな恐いようなわくわくするような気持ちを書いた話だった。ただ、何かの正体ははっきりさせなくても良かったんじゃないかな、なんて思ってしまう。
    短編と言うことで、背景の説明なく進んでしまうものもあったけど、すっと入れるものと物足りないまま終わってしまうものなど、その差は何処に・・・。
    印象に残ったのは、老いた母の世話しつつ抱えた焦燥が反転する坂東眞砂子著の「冷たい手」と、自分を捨てた飼い主を待ち続ける老犬の切ない話馳星周著「午前零時のサラ」でした。

  • 貫井、馳先生などのアンソロジー。午前零時というと男女がテーマか、と思ったが馳さんのは裏切られず裏切られて、とっても良かった!!

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著者プロフィール

千葉中央メディカルセンター勤務。認定理学療法士(代謝)、呼吸療法認定士、糖尿病療養指導士、住環境福祉コーディネーター2級。

「2018年 『リハビリのプロがすすめる 健康寿命を延ばす1000冊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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