フィッシュストーリー

著者 :
  • 新潮社
3.51
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本棚登録 : 5680
感想 : 799
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104596027

感想・レビュー・書評

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  • 表題作とポテチが好き

    フィッシュストーリーは時系列がコロコロ変わるから読んでるときは??だけど、最後話が繋がった時スッキリした

    ポテチはタイトルの意味がわかったときにジーン 今村くんは人が良いのによく泥棒なんて出来るなぁ

    ラストの「だって、ただのボールがあんな遠くに」のセリフが好き

    登場人物が過去作とリンクしているのを知ったのでこちらも読んでみたい

  • 飄々としてマイペース、小気味よくて洒落っ気がある。
    そんなテンポのいい会話が持ち味の伊坂幸太郎。漫才のような掛け合いに、思わず笑ってしまいました!
    それでも、ちゃんとミステリー要素もあって、笑っているうちに騙されている……鮮やかなマジックを見ているかのような爽快感がありました。
    フィッシュストーリーとポテチは映画化してるそうなので、これを機に、見てみます!

  • まだ伊坂さんの本は数冊しか読んでいないのですが、あっさりしていて、でも後からジワジワ色んな感情が込み上げてくるなんともいえない読後感にハマりつつあります。飄飄としているのに暖かい、何となく明るい、そんな不思議な感覚。いい。

  • #絡みあう僕の孤独が魚なら音なき思い届くだれかに

  • 著者には珍しい短編集で表題作を含め4つの作品が収録されている。ちりばめられた伏線が見事に紡ぎ上げられて納得のラストに向かうのが、伊坂作品の大きな魅力の1つだと思うのだが、今回は短編のせいかその点ではやや物足りない。ただ、軽妙な会話や個性的で憎めない登場人物の魅力は健在で、終始楽しみながら読み進むことが出来る。個人的な好みで言えば後半に行くほど面白く感じた。特に気に入ったのは表題作の「フィッシュストーリー」と最後の「ポテチ」。「ポテチ」に出てくる主人公の彼女と母親の対話は秀逸。

  • 映画「フィッシュストーリー」を観ましたので。
    これはちょっと…映画が面白すぎたな…。

  • 平成28年6月の特集「時間に関する本」

  • 伊坂さんに初めて出会ったのがこれでした。

  • 2016.11.7読了。
    4つの話で構成されている。直接繋がりは無いが、2つの話で黒澤がでてくる。さすがの存在感。3つは面白かったけど、タイトルにもなっているフィッシュストーリーがイマイチだとおもった。
    サクリファイスはある田舎の村の恐ろしい風習の話。ポテチはプロ野球選手の尾崎にまつわる話。この2つは特に面白かった。

  • 短篇集。
    以前の作品のキャラが出てくるところが好き。

    本野タイトルにもなってる短篇では、上手く繋がるストーリー展開が楽しかった。

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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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