カズサビーチ

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104606085

感想・レビュー・書評

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  • ペリー来航の前に浦賀に入港していた米国船。洋上で日本人漂流者を救助した彼らは、被弾覚悟で鎖国中の日本に針路を取った。言葉を超えた友情と敬意に江戸幕府老中は…。

  • 初めて山本一力作品に触れた。平尾信子氏の著作からヒントを得執筆したとのこと。どこまでが実話でどこまでが創作かは今の私の知識ではわからない。ただ、クーパー船長の男気や阿部老中の指示、アメリカ人乗組員と救助された日本人との交流、中々面白かった。

  • 「ジョンマン」シリーズと同じトーンで書かれた、冒険話だがおもしろい。日本人の優秀さが描かれ読者も納得する。

著者プロフィール

1948年高知市生まれ。都立世田谷工業高校卒。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空関連の商社勤務等を経て、97年「蒼龍」でオール讀物新人賞を受賞。2002年『あかね空』で直木賞を受賞。江戸の下町人情を得意とし、時代小説界を牽引する人気作家の一人。著書多数。

「2023年 『草笛の音次郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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