- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104611010
感想・レビュー・書評
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前半はガン闘病記、後半が暴露話。
チェッカーズに特に興味の無い人間からすれば、所謂"DQN"なオッサンがこういうモノの考え方をするんだという点で興味深かった。
正直、そのどうしようもなさ、程度の低さ、器の小ささに触れれば「逝ってよし」と思うのだけれど、前半のガン闘病記はそれなりに読ませる。
編集の人は前半部と後半部の構成を入れ替えた方がよかったと思う。
そうすれば、こんな矮小な人間も生きていて、彼を支える家族がいるんだという家族愛や命の尊さが伝わると思うからだ。
この構成ではそういったメッセージが読み進めるごとに白けてしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「あまちゃん」がきっかけで、80年代ブーム。図書館にあったので借りて読んでみた。
昔の終わったことや、同じ釜の飯を食べた仲間のことをどうしてここまで書けるのだろう (実際の執筆はライターさんなんだろうけど)。
この人の品格を疑う。
サラサラと読み終えたけど、あまり気持ちのよい読書ではなかった。 -
-★にしたいぐらい稚拙
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チェッカーズの元メンバー、高杢氏によるガン闘病記と
チェッカーズのメンバー間の確執を描いたボーロ本(←寒っ)。
大抵、この手の喧嘩話というのは
著者の主観で語られるものであり
この本も、ご多分に漏れず高杢氏側から見た一方的な
「フミヤってば酷いんだよ!」という訴え(←というか言い訳)なのだが
・・・高杢側の言い分を読んだだけでも
誰がどう考えても、高杢が間違ってるじゃん・・・。
さて、著者は本書の中にこう記している。
「第二の人生は、この分野(書くという仕事)で
多くの人を感動させてみたい。」
・・・どこのゴーストライター使ってるか知らないが
絶対向いてないよ・・・。 -
病気よりも、グループ内の揉め事や解散に至るまでなどかなり暴露的な
内容になってます。話題となった一冊