ログイン
ようこそ、ゲストさん 新規登録
twitter,facebook,mixiでもログインできるようになりました

新世界 についての感想・レビュー・書評


新世界
64人が登録 ★3.31

著者: 柳広司 
本 / 新潮社 / 255ページ / 2003年07月30日発売
ISBN/EAN: 9784104615018
rank5 (4)
rank4 (11)
rank3 (23)
rank2 (2)
rank1 (2)
評価平均: 3.31
登録数: 64
レビュー数: 16
価格: ¥ 1,680

ブログで紹介する» ツイートする Check

みんなの感想・レビュー・書評

dannerさんのレビュー 3 読み終わった

当時の雰囲気を知るには良いがミステリとしては凡庸。原爆資料としてもそれほど新鮮味は無い。6.0

nisebeさんのレビュー 3 読み終わった

ミステリーよりも知的好奇心をそそる原子爆弾についての作品。冒頭にこの本が出来る経緯のシーンがあるが、最初は著者の気持ちで読み終わるとエージェントの気持ちになってるところが面白かった。

前から原爆の父、オッペンハイマーについて興味があっただけ小説の登場人物として知り得たのは良かった。

人の知的探究心や閃きの純度が上がれば上がるほど倫理/善悪からかけ離れると言うか反比例になるというか...要は当時世界トップクラスの研究者達の狂気を纏った発明品が原子爆弾と判明。

最後に我々は原爆開発地である"ロスアラモス"の地名は忘れてはいけない...
その地で何が作られ、何が目的で、結果どうなるかが最初からわかっていた場所...

hyena_kickさんのレビュー 3 読み終わった

やはり忘れてはいけないことなのでしょうね。
忘れないだけでは駄目でしょうから、忘れさせないことが大事ということでしょうか。
しかしながらどうやって。
少なからず次の世代へ間違いのないように伝えることしか出来ないのでしょうか。
そんなことを思いながら今年もぼんやり生きていくのだろうなあ。

skullandbonesさんのレビュー 4 読み終わった

著者が海外のエージェントから日本での出版を相談された、オッペンハイマー博士が、博士の友人ラビ博士を語り手として1945年のロスアラモスを舞台に書いたという小説の翻訳という体裁をとっている。 が、なぜかいきなりオッペンハイマーが「ミスタ・オッペンハイマー」と呼ばれているとか書いてあって、ホントらしさがあっというまに消滅。なんでドクタ・オッペンハイマーじゃないのか?(なのに医者には「ドクター~」と呼... 続きを読む »

dettaさんのレビュー 3 読み終わった

著者本人がなぞのアメリカ人から本書の原稿を預かる、というイントロや原爆を開発したロスアラモスという舞台設定など、道具立てはおもしろいが、こじんまりと纏まってしまったのでは。結末に向かって少し急ぎすぎたように思う。文庫も出てます。

roadster-vrltdさんのレビュー 3 読み終わった

なんとも言えない後味というか・・・。
最初の件にあるが、50年やそこらで原爆投下が過去のものになりつつある日本。
誰が悪いということよりも、投下された事実、その恐怖、その誤りは忘れてはいけないと強く感じた。
集団で行い、責任が自分にないというシチュエーションは戦争だけでなく、色々な犯罪に起こりえるもの。

miyakokkoさんのレビュー 4 読み終わった

内容を知らずに読み始めたものの,ミステリというより実在の人物が登場する歴史小説といったかんじでした。
科学者に限らず,作った人と使用場所(と使う人)が剥離しすぎていると,現実感とか善悪の価値観はが無くなっていくことはよくあることだと思うけど,やっぱりぞっとする。
…と暢気に構えていられるのも,そういう状況に置かれていないからなんですよね。ああ,やっぱりぞっとする。

加納アキラさんのレビュー 3 読み終わった

「原爆の父」と呼ばれるロバート・オッペンハイマーを主軸にしたお話。

作り手と使い手と使用場所が離れれば離れるほど罪の意識はなくなるんだなー。
・作り手は最高のものを作ろうとする。
・使い手は作られたものが何か知らずに使用する。
・そして使用された場所が自分の領域から離れていれば離れているほど人事になる。
これがオッペンハイマーの周囲の人々の言動から感じた事、かな。

読んでいるとフィクションかノンフィクションか、わからなくなっちゃいます。
あと、何故かこの本を読むと猛烈に眠たくなります。
きっと私だけでしょうが。

にゃん子さんのレビュー 3

原爆に関してはアメリカと日本との間に埋めがたい深い溝があるけれど。
その原爆が新世界を創るというのなら、それは間違いであり、人は神にはなれないって事だなと。

無邪気な科学者が世界最悪の爆弾を作ったってのがなんか腹立たしかったー。

祖国では英雄。
2人の飛行士の対比が面白い。

戦争って善悪の境が分からなくなるものなんだな。

ao-nekoさんのレビュー 読み終わった

今回取り上げられる人物は、「原爆の父」オッペンハイマー。終戦直後が舞台とあって、当然広島の悲劇なんかも絡んでくるし、とにかく重い内容。タイトル「新世界」の意味も、あまりに皮肉というかなんというか。
ミステリ的には案外あっさりしている感もあるけれど、作品全体の重さが圧倒的。そして事件の動機に絡む「狂気」が最大のポイント。いったいどこまでが「狂気」なのか、それ以前に「狂気」とはどういうものなのか不明である点が恐ろしく、ラストには薄ら寒いものを感じる。いったい誰が「狂っている」のか? そしてこの物語自体の設定の意味は? と考えさせられる部分は尽きない。重いけれど、その分読み応えもしっかり。
それにしても、第三次世界大戦の主力武器はいったい何になるんだろう。第四次があれってことは、おそらく第三次で世界は……。これも想像すると恐ろしい話。

jitomaさんのレビュー 3 読み終わった

人類の英知の結晶なのか、それとも人類の狂気の表れなのか。。。
人の心の闇、病み。。。

ミステリーとしてはどうかと思うが、いろいろと考えさせられた。

ケイトさんのレビュー 5 読み終わった

その狂気に、こっちまで引きずり込まれそう。

スミコさんのレビュー 5 読み終わった

筆者がある男に日本での出版を依頼された原稿は、"原爆の父"と呼ばれたオッペンハイマー博士の未発表の遺稿だった。そこには、自身が所長を務め世界中から科学者たちを集めて原爆の開発をしていたロスアラモスの研究所で起きた事件の顛末が、博士の友人テオドア・ラビの一人称の形をとって記されていた…というお話。 当時の科学技術を大躍進させ、同時にそれがかつてないほど惨い兵器となったという紛れ... 続きを読む »

mintammaさんのレビュー 3

【所持有無】×
【読了日】081206
【キーワード】原爆 研究
【所感】内容について知らずに読んだため、原爆の描写の生々しさに驚いた。
【備考】

びぶりおさんのレビュー 3

ミステリとしてよりは一種の歴史小説、戦争小説としての印象のほうがかなり強くて、そっちとして楽しんだ方が大きいかも。原爆の話は興味があって色々本を読んだりもしていたんだけどこういう風に科学者のほうから見たのは始めてかも。ミステリとしては何となく薄いかな、と思った。ただ、ハウダニットとしてはかなりの説得力のある回答が出ていると思った。ただそれを成り立たせるために一種幻想的な方法を取らざるを得なかったのが残念といえば残念。

風見さんのレビュー 3 読み終わった

「イルカ放送局」などは単独では良い話なんだけど。全体的にチグハグな感じは否めない。特筆すべきは動機であり、この作品で描かれる狂気は、上手く言えないが……真に恐ろしい。原爆を開発した者たちに纏わる物語、として読んでみる分には興味深く、そして考えさせられる。

全16レビュー中 1 - 16件を表示

柳広司さんの著書

もっとみる»
  • 新規登録・ブクログについて
  • ブクログの特集まとめページ
  • ブクログ公式Twitterをフォローしよう
  • ブクログ公式facebookページ
  • ブクログのiPhone・Androidアプリ