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さよなら渓谷 についての感想・レビュー・書評


さよなら渓谷
548人が登録 ★3.44

著者: 吉田修一 
本 / 新潮社 / 199ページ / 2008年06月発売
ISBN/EAN: 9784104628049
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評価平均: 3.44
登録数: 548
レビュー数: 144
価格: ¥ 1,470 (参考価格:¥ 1,470)

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みんなの感想・レビュー・書評

てんぷらあんまきさんのレビュー 4 読み終わった

人の幸、不幸はひとそれぞれだ

ミラクル子さんのレビュー 5

安全、安心だけは約束された不幸な関係。しかし、それが幸せへと変わってしまう可能性。
人と人との関係とは、幸、不幸、紙一重。

小凛さんのレビュー 3 読み終わった

渓谷沿いの町で起こった幼児殺害事件。加熱する報道陣の前で逮捕された母親が関係をほのめかした隣人の男性の過去とは・・・。人生を狂わせた男と狂わされた女の行く先とは。


幼児殺害事件ではなく、集団レイプ事件の方が軸となってましたが、どちらも実際にあった過去の事件をほうふつとさせます。
レイプ事件の被害者と加害者二人の関係はよく理解できないけれど、お互いの前だけは「知られる」という恐怖を感じずにすんだというのが重く残りました。
それにしても日本と言っても他国の実情は知らないのですが、性的被害者に冷たいですね。法的にではなく、世論が。本人に落ち度があることが否めない場合でも、それで罪が軽減されるわけではないだろうに。なぜに被害者側のプライバシーがさらされ、冷たい視線を浴びなくてはならないのでしょうか?

137260さんのレビュー 3 読み終わった

ネタバレ ≪ストーリー≫ 奥団地と呼ばれている「水の郷住宅」である幼児殺害事件が起こった。 その幼児の母親・立花里美が逮捕され、静寂を取り戻しつつある団地だったが、その里美がある供述を始めた。 「自分... 続きを読む »

24thstさんのレビュー 3 読み終わった

ある事件から10数年を経た後の犯罪加害者と被害者の密接な関係が、隣家の幼児殺害事件をきっかけに明らかになるというセンセーショナルな内容であるにも関わらず、そのを重さをリアルに感じ取れなかった。とはいえ、著者の作品はかなり以前に『春、バーニーズで』や『東京湾景』等数作を読んだきりだったので、『悪人』も読んでみようかと思う。

foglampboxさんのレビュー

吉田修一のドロドロものというべきか。
途中で歪な関係に気づくがそこから物語は加速するため、最後まで楽しめた。人間はある関係に落としこんで暮らしたいという面を異常な状況においても書ききった作品。

straysheep92さんのレビュー 4 読み終わった

予期せず社会に受け入れられたことによって、罪の償いの場を失う尾崎。夫の屈折した感情のはけ口とされ、心身やすらぐ場を失うかなこ。それぞれを取り巻く斥力によって、引き合わざるを得なかった二人。歪の輪廻が切ない。外連味のない素直な構成で、尾崎とかなこ、二人を追う記者・渡辺の心理を辿りやすい。三者三様の悲しみや苦しみは、読了後も僕の心を捉えて離さない。そして、誰かと語り合いたくなる。事実は小説よりも奇なりというが、しかし、これほどの歪な関係の男女は現実にあるのだろうか。小説家のイマジネーションに驚嘆。

夏の日盛りの暑熱、まとわりつく汗、溶岩のような瘡蓋、砂利を踏みしめる音。

porcoさんのレビュー 4 読み終わった

面白かった!
やっぱり映画になりそうな内容。
あれ?これももうなってるんだっけ?

男女のダメなところがこれでもか!ってくらいよく出ています。
そして、二人を見つめる男性達のこれまたダメなところが
更に浮き彫りに。
人間はとっても弱いことがよくわかります。

せいさんのレビュー 3 読み終わった

15年前の事件がいつまでも深く傷として残り、どこへもいけない二人。

まなさんのレビュー 4 読み終わった

ネタバレ ちょっと暗い話だったけど面白かったです!
映画化してもいいくらい。
ただラストがせつないなぁ。

性犯罪がニュースになるたび思うけど男ってバカだよねぇ(汗)

scdpwrさんのレビュー 3

読んだあと、何とも言えない重たい気持ちになる。
が、結末で一縷の希望もあって、少し救われた。
個人的な意見だが、読了感が『ノルウェーの森』のときと
少し似ていた。

Sana*さんのレビュー 読み終わった

幼児殺害事件と思いきや お話は隣人に焦点が当てられていきます。
過去を引きずって苦しみながら生きている被害者を思うと、決して加害者を許せない。
幸せにならないために2人は一緒にいなければならない・・・だけど 幸せになってもいいじゃないと思わせるような奇妙な関係、複雑です。

shizukaさんのレビュー 3 読み終わった

自分が自分自身でいるための本当の居場所を探す2人の物語。 吉田修一は「女たちは二度遊ぶ」を読みこれで二冊目です。 読んで思ったことは独特な愛の歪みを感じること。 「さよなら渓谷」は行動面での2人だけの歪んだ愛の世界を描いた…みたいなものだろうか。 話の構成はしっかりしていて哀しみと非現実的な雰囲気が纏う(手に汗握る)印象だった。 結末近くになると一種の異常さを感じる真実も私は... 続きを読む »

todaanさんのレビュー 3 読み終わった

重いといえば重い。人を許すこと。苦しめること。

wisteria0805さんのレビュー 3 読み終わった

2011.08.16読了@湘南新宿ライン。
あとがきにもあったように、映画のような描写。
途中で関係性が予想できたが、この小説はそのような展開を当てることではなく、何故にそのような思いをもって生きるのかを考えること。
著者の作品はいつも私の理解を超え、また、不完全なものを感じてしまう。
これは私の内面によるものだろう。

karen21さんのレビュー 3 読み終わった

聞いたことのある事件。何度も耳にする同じような犯罪。当事者にとっては、永遠に終わることのない現実なんですね。読後にやるせなさが後をひく。

c-brain38さんのレビュー 読み終わった

あの事件をベースに、だけど話は隣人夫婦に焦点が当てられていきます。加害者と被害者のその後は現実にはこうはならないだろう、とは思いますが、被害者はいつまでも逃げ続けなければならないのかと思うと辛いなあと思いました。逃げても逃げられないのに。この話とは別に、実際に加害者から脅迫的に追いかけられたとしたら凄い恐いだろうなあと思いました。

boku_tabiさんのレビュー 2 読み終わった

ネタバレ 物語の中心人物の関係性は確かに不可思議で、過去の犯罪というものがどれほど被害者や加害者を苦しめるのか考えさせられる。加害者は許され、被害者は腫れ物として扱われる、という現実にも複雑な気持ちにさせられた... 続きを読む »

ガッちゃんさんのレビュー 4 読み終わった

過去の罪を抱えて生きる男、過去の傷を引きずりながら生きる女、家庭で妻との問題を抱えながら2人を追いかける記者、、、「せつない」とは少し違う、男女の奇妙な関係の微妙な感情を描く小説。

nonono-nonさんのレビュー 1 読み終わった

ネタバレ あらすじとか何も知らずに読んでみたら えらい暗いお話でびっくりした。 何か、結局最後まで何が言いたかったんかようわからへん本やった。 性犯罪を扱いたいんやろうけど、その割には重みとか全... 続きを読む »

もんぷちさんのレビュー 4 読み終わった

ネタバレ 冒頭に発生する事件が中心になるのかと思いきや、するりとかわされてしまう。 あとは最後までふわふわと実体がなかなかつかめないまま話が進んでいく。 治りかけのカサブタを引っ掻いて血を流しているような生... 続きを読む »

きょんさんのレビュー 3 読み終わった

ネタバレ 幼い子供が殺される事件が起き、容疑者でもある母親を取材する新聞社関係のひとりが 隣に住む男の知り合いだったことから、その男の過去が明らかになる。 その男、尾崎俊介は少年野球のコーチをし、かなことい... 続きを読む »

みずみさんのレビュー 3 読み終わった

切ない、危うい。そんな物語。でも最後はハッピーエンドかどうかは別として、これから幸せになれるような気がします。

ましゅまろこさんのレビュー 3 読み終わった

最近公判のあった秋田連続児童殺害事件を思い起こさせる話。
うらぶれたアパートで親が子供を殺したとにおわせる事件があって
記者たちがそのアパートに張り込む。
その子殺しで疑われている隣の家の若夫婦の背後に隠された秘密を
一人の記者が徐々にあばいていく物語。
世の中の暗部をじめじめと描いており、悲しくなった。
強姦された女性の人生、強姦した男性の人生。
いろいろなものが重なり合って重たい話を作っていた。
でもなんとなく先が読めてしまって新鮮な面白さはなかった。
最後まで飽きずに読めたので★は3つ。

maikelbookさんのレビュー 2 読み終わった

ネタバレ えー、ウツです。 犯罪に巻き込まれた人とその加害者のお話し。 お話自体は面白しと思うが、、 >『私たちは幸せになってはいけない。』 って。 加害者はわかりますよ。犯罪を犯した以上。 ... 続きを読む »


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