日銀券(下)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104633043

感想・レビュー・書評

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  • 日銀を舞台にした米ドルの大暴落を描いた物語。出版されたのが2004年の後半で、今の政治状況がほぼそっくり反映されててちょーリアル。また、恋愛小説としても、前半の期待感の演出がとても上手で、楽しい。あーやっぱりそのうち米ドル大暴落来るかな(うちのドル貯金・・)と、真剣に思わせられる。日本とアメリカの末期的な財政状況を感じたい人にオススメ。

著者プロフィール

1951年生まれ。米国系投資銀行等で債券ディーラー、外国債券セールスを経て、1995年『小説ヘッジファンド』で作家に。2000年に発表した『日本国債』は日本の財政問題に警鐘を鳴らす作品としてベストセラーになり、多くの海外メディアからも注目される。2014年『天佑なり 高橋是清・百年前の日本国債』で第33回新田次郎文学賞を受賞。主な著書は『日銀券』『あきんど 絹屋半兵衛』『バイアウト 企業買収』『ランウェイ』『スケープゴート』『この日のために 池田勇人・東京五輪への軌跡』『大暴落 ガラ』『ナナフシ』『天稟(てんぴん)』のほか、『マネー・ハッキング』『Hello, CEO.』『あなたの余命教えます ビッグデータの罠』など、時代に先駆けてITの世界をテーマにした作品も多い。

「2022年 『人工知能』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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