どんな小さなものでもみつめていると宇宙につながっている―詩人まど・みちお100歳の言葉

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著者 : まどみちお
  • 新潮社 (2010年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104641024

どんな小さなものでもみつめていると宇宙につながっている―詩人まど・みちお100歳の言葉の感想・レビュー・書評

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  • あたたかく深い。読みながら涙がこぼれそうになってしまった。まどさんの温かく見守るような確かなまなざしを感じた。

    さすが100年生きた方の言葉の重みは違う。うちの祖母も100歳なんだけど、同じ100歳でもこうも違うんだなぁ…と。まどさんが達観され過ぎていると言った方が正しいのだろうけど、100歳の気持ちがよくわかった。

    具体的な神とか宗教ではなく、自然の摂理や真理、森羅万象、ミクロやマクロ、マイナスをプラスに変えるなど…特別なことはしなくても、常に小さなことやピンときたものに、アンテナを張って感謝していればいいのかな…と思いました。

    ページ数は少ないけれども借りて読んでよかった。ありがとうございますm(_ _)m。

  • まどさんは童謡「ぞうさん♫」や「やぎさんゆうびん♫」を書いた詩人です。「小さいものほど大きな理由がある」と語るまどさんは、歳を重ねてもこどものような純粋で深いまなざしをもってこの世界をみつめ続けています。どんな大人にも必ず心のどこかに童心が眠っているはず、それを呼び起こしてくれる言葉の宝石箱です♪

  • ぱっと目に入ったタイトルに、ぐあっと心をわしづかみにされました。
    読まずにはいられない気持ちにさせられちゃったのです。

    まど・みちおさんの言葉がやさしくやさしくしみこんできます。
    ふしぎだと思うことを気のすむまでふしぎがること。
    私たちは「宇宙の意思」のようなものに生かされていると感じること。
    まどさんが、自然や宇宙の大きな大きな力の前に頭を垂れ、謙虚に、それでいて溢れんばかりの好奇心をもって言葉を紡いできたことが伝わってきます。

    こんなふうに世界を感じながら生きてみたい。
    こんなふうに世界を感じられる人とともに歩みたい。
    そう思うのです。

  • 「どんな小さなものでも みつめていると 宇宙につながっている」

    誰でも一度は触れたことのある、まどさんの言葉。(童謡「ぞうさん」などはまどさんの作詞)
    易しい言葉で真実を追求するのって実はすごく難しいことだから、それが出来る人たちを、最近になってますますすごいと思うようになった。

    まどさんが発したほんの短い言葉を集めた、格言集ほどは堅苦しくない言葉集。
    まどさんはとても、「郷愁・懐かしさ」や「この宇宙上での自分という存在の小ささ」を心に置いて詩作をしていたのだということが分かる。
    そしてそういう感覚って詩だけじゃなくて、小説や歌詞や詠や、あらゆる文学においてとても大事なのだと思う。

    自分にとっての懐かしい場面。
    まどさんは、「どくだみの匂い」や「電信柱が遠近法で小さくなっていく場面」にとりわけそれを感じていたそう。
    私が一番に思い浮かぶのは「夏の真っ赤な夕焼け」で、それを見ると、小さい頃自転車に乗って友だちとプールに行って、その帰り道駄菓子屋で買ったアイスを食べながら帰る時のちょっと疲れてるんだけど充実した気持ち、を思い出す。怖いくらいの真っ赤な夕焼けがあって、少し涼しくなり始めた空気があって。
    風景、匂い、色、気持ち、いろんなところに懐かしさは潜んでる、と思う。
    そういうものを言葉で表すことが詩作につながるのだと、改めて思った。

    まどさんは100歳を過ぎても自分にはまだまだ何かが出来るはずだと信じていて、まだまだ新しい発見があるはずだと感覚を研ぎ澄まして生きていた。
    その3分の1程度しか生きていない私が枯れてる場合じゃない、と思わされたり。笑
    でも真剣に、そういう気持ちを持ち続けるって大切なことだと思う。
    同じものを見ても違うことを感じられる日々があって、ちっぽけでも出来ることがないわけじゃないと信じられる心がある。それはとても、素晴らしいことだ。

    一昨年104歳で亡くなったまどさんは、きっとその日まで変わらないでいたのだろう、と思う。
    小さくても「はっとすること」を大事に生きたい。歳とともに衰えるなんて、思ったらそこで終わっちゃうんだ。

  • 大好き極まりない詩人
    まど みちおさんの言葉集。

    まど みちおさんといえば
    「ぞうさん」やポケットを
    叩くとビスケットが増えるという
    魔法の詩をかいたことで有名な詩人。

    もう100歳を越えているのですが
    詩も言葉もすべて素敵で
    全文壁にはっておきたい程です。

    ぼくに詩というものの
    素晴しさや、美しさ面白さを
    教えてくれたのもまどさんその人。

    FOILという出版社から出ている
    「うちゅうの目」という詩集が
    まどさんの魔法の詩との出会いでした。
    http://linktraq.net/7en

    いつもなにかの
    折りに手にしては
    同じ言葉の羅列を
    くりかえし くりかえし
    反芻して味わってます。

    読めば読む程といいますか、
    ほんとうに薄れるどころか
    ふれる度に深まっていく
    かんかくです。

    言葉が世界を繋いでくれて
    世界との距離を縮めて
    くれているんだ。と
    まどさんの言葉を読んでいると
    いつもおもいます。

    ぼくもまどさんの様に
    純粋に透明にまっすぐに
    言葉を使えるようになりたい。

    大切な心の在り方を教えてくれる
    大切な一冊。


    読むのにかかった時間:1時間

    こんな方にオススメ:宇宙自然がすきなひと

  • まど・みちおが感じたこと、思ったこと、それらが散りばめられている。詩人だから、有名人だから。という色眼鏡を抜きにしても、「命、生きること」ということに真摯に向き合っていることが文字からうかがえる。一文字、一文字を大切に、心を込めて書いている。

  • 心が洗われるようだった
    自分が宇宙とつながったような気持ちがした
    「ぼくが ここに」という詩を読んで感動

  • 再読

  • まどさんの言葉を集めたもの。
    ホッチキスと爪切りを間違えた、というのがいいと思った。

  • 人生初入院中、まどさんの言葉に触れていることの不思議さ。
    たぶん、いまだから、しみてくるものが多いんだと思います。

    まどさん、宇宙に行けたかなぁ。

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どんな小さなものでもみつめていると宇宙につながっている―詩人まど・みちお100歳の言葉の作品紹介

童謡「ぞうさん」を書き、百を越える年輪をもつ詩人は、いまも日々、みずみずしい言葉を芽吹かせつづける。「小さいものほど大きな理由がある」と語る、その深い眼差しは、すべての人の心を、やさしく、強く、新しくする力を持っている-。

どんな小さなものでもみつめていると宇宙につながっている―詩人まど・みちお100歳の言葉はこんな本です

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