一勝九敗

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著者 : 柳井正
  • 新潮社 (2003年11月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104642014

一勝九敗の感想・レビュー・書評

  • 柳井正はファーストリティリングの現会長である。 小売りに長けたカリスマ性とスピード感は昔のカリスマ経営者に共通する要素である。

  •  いまや世界企業になりつつある「ユニクロ」創業者の創業の歴史の本である。
     確かにあれだけの成長を成し遂げた企業であるから、いろいろな「神話」があるだろうとは思っていたが、期待を裏切らない面白さがあると思った。
     しかし、「1勝9敗」というが、普通は9敗もすれば経営的に破綻するだろうから、本書の主張はあくまでも「神話」なのではないだろうかとも感じた。
     それに、ユニクロは経営陣がコロコロ変わることでも有名である。本書を読んで、「光と影」の「影」の部分も知りたいとも思った。
     それにしても、日本の衣料小売の部門でこのような高度成長企業が出てくるとは、日本もまだまだ捨てたものではないという誇りを感じさせる本である。

  • ファーストリテイリング(ユニクロ)の社長兼会長である柳井正さんの本。

    さすが、ファーストリテイリングをあれだけの規模に育て上げた人の、言葉の重みが違います。

    柳井さんが会社やビジネスについてどのように見ているかの、視点がわかります。
    十分伝わってきます。

  • 数多くの失敗をしている柳井さんの書。すべての失敗を分析して、原因を突き詰め、次は絶対に同じ失敗をしないということ。スポクロ、ファミクロの件など、実例が数多く書いてあり、勉強になる。
    また、社員は手足ではなく、頭脳にならないといけない!経営者も社員もその意識を持たねばならない。社長の言うとおりに社員が動くのは良い会社ではない。大体つぶれる。言葉の表面しかとらえていないということ。本質をしっかりと捉えることができ、考えて動けるかどうかである。

  • 2003年刊行。ユニクロの価格優位性と高スペック商品との両立は、中国内にある工場を指導することで確立したと評しうる。その方法論は、日本の熟練・高齢労働者を派遣し、工場内の中国従業員を指導するというものであるが、これはそれまでの商社の手法と同じで、その拡大版といいうる。そして、後?のサムスン?も、業種は違うものの、同様の方法、つまり日本の高齢者従業員をヘッドハンティングし、自家薬籠中の物としたことで技術革新を果たしたのなら、同様の手法がキャッチアップに不可欠の要素ということを表しているのでは。

    ところで、本書では、Uの営業・販売サイドの問題点は全く語られない。一勝九敗を彼は従業員に対して実践しているのだろうか。

  • ユニクロ(ファストリテイリング)がどのように変化し成長していったかという様子がかなり前に書かれたものですがよくわかりました

  • スピードを最重視し、よい失敗(原因と対策が明確)をして、徹底した現場主義で修正していくことが、本書のキモ。

    誰よりも現場主義を貫くことで、必ず結果を出すという柳井さんの流の哲学が随所に見てとれる。

  • ユニクロを先導した柳井氏の著書。数々の失敗があったことを赤裸々に書き、どのようにして成長したのかをこと細かに記されている。うまくいかなかったことを撤退する勇気はなかなかできないが、その決断の速さは潔い。だからこそ強い組織になれたのだろう。あの楠木教授お勧めの一冊。

  • ユニクロ創業者の柳井氏の経営の半生をまとめた自叙伝。

    父親のことや経営を始めて失敗などを書いている。最近、ユニクロはブラック企業ともいうが、この経営者であれば要求も高いんだと思った。考えるのは簡単だが、実践するのは難しい。当たり前だが、当然のことを深く考えさせられた。

  • ユニクロの柳井さんの著書です。
    創業~2003年までのユニクロの発展の軌跡、柳井さんの経営に対する姿勢・考え方が書かれています。

    成功の軌跡だけではなく、大きくなった組織をどのように運営していくのか、日本の企業が共通に抱える課題で苦労している後半の部分は、自分の勤めている会社と重なり、色々と考えさせられました。

    また、先日読んだ「失敗学のすすめ」の内容通り、失敗から次の成功へとつなげることを実践し、結果を出していることにも感銘を受けました。

    やっぱり、現在の企業経営は「スピードと試行錯誤で致命的な失敗はしない」ことが肝要であると思いました。

  • 請求記号:673.7ヤ
    資料番号:010791721

  • ユニクロも失敗ばかりだった―

    ファストリ創業者の柳井さんが書いた本です。
    柳井さんは成果を追い求める人で、自身の歩みとユニクロの歩み(2003年時点)を彼視点から書いてあります。
    僕がこの本を読んで感銘を受けてのは、「成果に必死になり、成果を出すことの大切さ、難しさ、面白さ」です。
    ビジネスっていいなと思わせてくれるきっかけになった本の一つです。

  • ファーストリテイリングの柳井さんが2003年に書いた本です。
    フリースブームによる急成長が止まった時期に書かれた、自伝的な本になります。即断、即決、即実行が重要な小売業で生き抜くための考え方が書かれています。
    個人商店から中堅企業、大企業へ変貌と遂げる中でのプロセスや各フェーズでの失敗事例が書かれていて非常に面白かったです。

    柳井さんぐらいの成功者でも一勝九敗といいます。
    新規事業をやるにあたって大事なのは、「自身の失敗に早く気づくこと」、「再起不能の失敗をしないこと」、「失敗を冷静に分析して成功の芽を見つけること」なのかなと思いました。
    即断、即決、即実行の流通業ならではの考え方なのかもしれませんが、勉強になりました。

  • ユニクロ柳井さんが,実践で失敗したことから得た経験を次の成功につなげた話.
    良い立地とは,身分にあった立地のことであり,ステップアップしていくことが重要.
    商売人と経営者は違う.経営者は現場が見えなくなったら終わり.常に改善を求めて揺れ動いているくらいがちょうどよい.
    大事なのはスピードと実行,組織作りではなく何でも言い合える雰囲気を作る.

  • ユニクロ柳井氏の著書。文中では会長となっている時期なので少しタイムラグはあるが、ユニクロの歴史やその時々に経験したTry&Errerが綴られている。
    失敗の中に本質はあり、失敗を恐れていては前に進まない。また失敗をいち早く気づき、的確な修正をもって歩み続ける事が成功への道筋だという。
    始めは小さな商店の規模であった小郡商店が日本を代表する企業に至るまでに経験した失敗は数知れず、そこで折れないココロや経営理念、信念が非常に大切だという事に気づかされる1冊であった。

  • 軍隊式とか。

  • ユニクロ(ファーストリテイリング)社長の柳井さんの経営哲学。
    信念を持った経営者という印象が強いです。

    いろいろと新しいことをやろうとしながらも。
    根幹にある考え方や信念はあまり変わらない。

    山あり谷ありのユニクロの栄枯盛衰はあれども。
    チャレンジし続ける情熱は本当にすごいと思う。

    賛否両論はあるかもしれないが、柳井さんの考え方は結構好き。
    熱い部分と冷静な部分のバランス感覚が良いなと思う。

  • 柳井会長に対する印象、すごく変わりました。ものすごく熱い方だったんですね。S⇒B⇒Iを地でいってる方だと思いました。尊敬、
    見習いたいところがいっぱい。勉強になります。

  • 全ての店舗に頭脳があり商品を売らされるのではなく、自分で売る感覚を日常化する
    やりたいことができるのは働く喜び
    成長している企業にはある時期ある時期に、必要な人は必然と集まってくる
    失敗と判断した時にすぐに撤回できるかどうか
    自分で考えて自分で商売することが大事
    組織は仕事をするためにあって、組織のために仕事というものはない
    よい失敗は原因がはっきりわかっていて、次は失敗をしないようできること
    商売や経営で本当に成功しようと思えば、失敗しても実行する。めげずに実行する。これしかない。

  • 日本で一番有名な経営者が書いた本。
    自伝というよりは、自身の経営に関する考えを書いた物だ。
    失敗はすぐに気づければ失敗ではない、むしろ成功の芽なのだ。彼の言葉はユニクロの数々の失敗を思い出せば、失敗に失敗を重ねて今がある事がよくわかる。
    また、行動実行しなければ意味がない。
    ただの机上の空論となってしまう。
    という言葉も身に染みた。
    10年前に書かれたほんなのだが、実力主義や女性雇用、障がい者雇用、外国人雇用、そしてグローバル企業などユニクロに関して今連想される事も書いていて感心。
    読んで損はない。

  • おもしろかった。

    柳井氏のすごいところは自分やユニクロの評価をきわめて客観的にできることだと思う。
    誰もが客観的に判断することを求められ、やっているつもりではあるが
    ここまで実際に見れているからこそ、あのユニクロの急成長につながったのではないか。

  • 柳井氏の経営学が垣間見れた。
    小さな商社から、現在までの成長をいかに達成したのか?
    当時描いていた現在の目標。
    また、彼が理想とする店長一人ひとりが独立し、その集団をユニクロとするという大いなる夢などが書かれていた。

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一勝九敗の作品紹介

失敗を恐れてはいけない。失敗にこそ成功の芽は潜んでいる。豪胆な父を持つ内気な一人息子・柳井正が、家業の紳士服店を継ぎ、カジュアルウエアのトップ企業へと育て上げるには、数え切れぬ失敗の歴史があった。しかし、そこから学び切り拓いた方法が、大きな成功へとつながった。海外で高品質の衣料を製造する秘訣、広告代理店任せにしない宣伝戦略、透明性の高い人事考課…etc。業績低迷や海外進出の失敗にも率直に触れながら、独自の経営哲学とその手法を惜しみなく公開する。

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