婚約のあとで

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104655038

感想・レビュー・書評

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  • 2008年4月読了。

    王様のブランチで見て手に取った一冊。
    阿川さんは好きだけど、タイトルと表紙だけの情報だったら絶対手に取らなかったなぁ。と思う一冊。

    張芸謀監督とのインタビューで、彼から彼女へ伝えた一言を番組内で紹介。
    『人生は常に二者択一』
    彼自身の人生に沿って、阿川さんへ伝えたメッセージ。そんな、阿川さん自身が共鳴した言葉が7人の女性の婚約。という人生のタイミングに沿って紹介される。

    心に残る言葉が多い一冊でした。

  • それぞれの女性の
    それぞれの恋

    私は、波の話が良かったかな、、、。

  • 真理さんはやっぱり凄い!

  • 婚約のあとでおもしろかったあああ!オムニバスドラマのような構成でとても面白かったです。実写化してほしいなあ。
    波さんの話楽しかったです。結婚についていろいろ考えをめぐらす良いきっかけになりました。

  • 対談で優れた能力を発揮する 
    阿川佐和子の小説を読む。

    読後感としては、
    明るくない。ドロドロしすぎ。
    なんで。無理だよ という感じ。
    なんだろうこの気持ち。

    村松波。
    いい育ち。太陽を浴びながら、
    すくすくと育った感じ。
    化粧品会社の商品企画部で、仕事する。
    フィアンセはアメリカで仕事。

    村松碧。
    よくわからない 性格。
    姉と比較しながら、自分のポジションがない。
    母親と折り合いが悪い。
    年上が好き。たぶん阿川佐和子の分身。
    いろんなところで浮き名を流す。
    ミジンコの観察。
    犬が怖いが 碧が 好き。

    宮下真理。
    波の会社の 容器のデザイン。
    都合のいいオンナ。
    オトコに 合わせる。

    優美。
    夫が 19歳の碧と関係があったようだ。
    ビーズデザイナー。
    母親が 息子のことに失望。

    凩(こがらし)
    ふーむ。なんでこの名前。ありえない
    真理の有能な秘書。
    離婚する。息子がいる。割烹着の似合う女性。
    それを評価してくれた社長。しかし、

    宙(そら)
    5歳の時に 目が見えなくなる。
    ベトナム語の通訳に。
    直人という 恋人が。
    その恋人の 負担になりたくないと思う。


    島谷さんの嫁さん。
    人称が混乱する。
    このヒトが よくわからん。

    ふーむ。
    この 筋が通りながら ぐちゃぐちゃ。
    近所相姦。ありえない。

  • 晴れて婚約したのにモヤモヤを抱え始める今年29歳の村松波。
    許されぬ恋に走る妹の碧。
    愛しているのに結婚しない宙。
    結婚したのに愛せない優美。
    満たされた条件のなかでなお、ためらう七人の女性たち。
    彼女たちの「選択」を描く本格恋愛小説。
    (アマゾンより引用)

    う~ん…私が恋愛小説があんまり好きじゃないからなのか、何なのか…
    イマイチ共感できないお話だったなぁ(´・ω・`)
    7人の女性のそれぞれの恋愛のオムニバスなんだけど、
    7人とも微妙にイラッとする(笑)
    凩さんはさほどでもないけど、残りの人は何かみんなイラ…

  • 様々な家族の形を描いている。オムニバス風の各章が繋がる構成で、その内容も軽いものから重いものまである。だがしかし、文体が阿川さんで軽い。

  • 連作短編集。

  • 一度しっかり読んでみたかった阿川さんの小説、やっぱりおもしろかった。章ごとでいろんな人の視線から物語が描かれてて、なんだか初めての感覚。それぞれの人生、それぞれの考え方が違っていて、すごく刺激的。世界っていろんな人が複雑に絡み合って、影響しあって、ときに傷つけ、そして惹かれ合って、つながっていく。結婚がゴールじゃないんだな。生きてくって大変だ。

  • 晴れて婚約したのに結婚をためらい始めた波。秘密の恋に大胆に身を任せてゆく碧。男性との関係を仕事のステップアップにつなげる真理。三世代同居家族の中の専業主婦、優美。障害があるゆえに自立を求めて結婚に踏み切れない宙……。姉妹、友人、仕事仲間としてリンクする七人。恋愛、結婚、仕事、家庭をめぐって揺れる彼女たちの、それぞれの心情と選択をリアルに描き出した連作集。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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