あと少し、もう少し

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著者 : 瀬尾まいこ
  • 新潮社 (2012年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104686025

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あと少し、もう少しの感想・レビュー・書評

  • 中学生駅伝が題材。
    各章が各区の走者によって語られる。
    終章が何か尻切れトンボ感。

  • 作品は悪くないし、瀬尾まいこの持ち味を堪能できると思う。
    が、教師の長時間労働問題が取り沙汰されてる中で読むと、全く乗り気じゃないのに土日&平日朝練まで付き合わざるを得ない美術教師が不憫…という気持ちでいっぱいになってしまった。生徒たちは青春満喫して気持ちよく卒業していけるだろうけど、これじゃあ大会終わるまで教師に休日がない…。
    一銭も払ってないのにいつでも厳しく指導してもらえて当たり前って思ってる中学生、幸せだな…。

  • おぉ、こんな中学生がほんとにいるのかどうか分からないけど感動しました!

  • 登場人物に魅力を感じられず、楽しめなかった。

  • 顧問が変わった中学校の陸上部。駅伝メンバーは3人足りず新しい顧問は陸上を知らない美術の若い女性教師。メンバー集めから始めて県大会を狙う三人の部員と、新しいメンバー達の一夏の青春。

  • 瀬尾まいこさん初読み。
    中学校駅伝の話。
    陸上部の部長 桝井は、寄せ集めのメンバーと頼りない顧問の女性教師とともに、県大会への出場を目指して、中学校生活最後の駅伝に挑む。
    6区間、一区ずつ、選手の一人称で語られていく構成。
    6人それぞれ個性があり魅力的、中学生男子って屈折しているようでも素直で幼さを残している。
    陸上を全く知らない顧問の女性教師の頼りなく柔らかな雰囲気、時折見せる鋭さ、頼もしさも好ましかった。
    (図書館)

  • 332

    2016年では112冊

  • 物語の構成?話の進めたか??が大好き。
    物語の題材と同じく、バトンを繋ぐ様に進められているのにやられた。

  • 駅伝大会にかける中学生の青春小説。襷をつなぐ登場人物たちの個性、人間関係が見事に描かれている。琴線に触れるような名台詞が多く、部活動に打ち込んでいた遠い昔の記憶を呼び起こすいい作品だった。

  • 中学生の男子駅伝メンバーの心情を綴ったもの。陸上部顧問の上原や異動してしまって登場しない前任者の満田の描き方は、自分の中高時代の先生や周りの大人を思い出させる巧さ。私は前半、部長の舛井君の不調をメロドラマのストーリーを予想してしまった。本やドラマや映画の見過ぎと苦笑する羽目に。
    個性豊かで魅力的な6人のランナー。私は設楽と渡部タイプだな思いつつ読み進める。そしてジロータイプの友人に今でも憧れてなりたいと思う自分を苦々しく思う。みんなそれぞれ良いんだよって作者言いたいのだろうけれど、50を過ぎてなお、明るさと気負わない面倒くさくない人になりたいと思っている。
    でも、本作を読むと救われる自分もいる。きっと自分の心に振舞わされている中学生にも救いのひとつになりだろう。

  • 課題。
    大田くんがタバコ吸ったり、金髪にしたりの不良の割にいい子だった(笑)
    それぞれの区間で目線が変わってていい。大会当日→今まで→大会当日って書き方で入り込みやすい。

  • そもそもプライドなんて中学生には必要ないし、いくらでも曲げ伸ばしできてこそ、本当のプライドってものだ。

    この一文が好き。
    プライドが高いとかではなく、プライドを持っている人間ってこうあるべきなんだろう。
    『一瞬の風になれ』も『風が強く吹いている』も、ただ足を使って「走る」ということがこれほど人を熱くするんだと思う。それこそ風が吹き抜けていくように、一気に読んでしまった。

  • 駅伝ものっていうと三浦しをんの「風が強く吹いている」が思い出されたけど、それよりピュアでまっすぐな感じ。
    中学生ってこんなかあ~と懐かしくなったりもした。

    最後は本当に切なくて、でも希望に満ちたいい話だった。
    うん、いい話だった。あと少し、もう少しかぁ。

    俊介くんのその後が気になるな。

  • 中学生は、失敗しても結構やり直しがきく。だって中学生だから。
    上原先生の飾らない感じが好きです。
    大田くん、陸上続けなよー、と思いました。

  • 駅伝で瀬尾さんって好きに決まってる!!
    と思ったら案の定よすぎた

    中学生男子の微妙な心理がうますぎる
    不良くんも元いじめられっ子くんも見事に裏がないムードメーカーも
    THE中学生なキャラに迷って芸術家風になった子も
    さわやか部長も
    みんな名前覚えてないけど(笑)
    すごくよかった

    後輩くんがよかった(←それな!笑)

    お調子者くんをきらいじゃないおばあちゃん子も萌える

    ようやく読書できそうな感じになってきた(笑)
    落ち着いてはきたけどお絵かきしたいから時間がない…

  • それぞれの事情や悩みを抱える中学生6人が、あと少し、もう少し仲間と一緒に走っていたいとの思いから襷を繋いでいく。何度も涙してしまった。「最終走者なんかじゃない。絶対に繋いでみせる。俺を、みんなを次の場所へと。」 アンカー桝井くんの言葉が印象的。上原先生もいい味出していました。
    ★好きなキャラは2区の大田くん

  • 読みたい本がなくて、なんとなく手に取った一冊。思いのほかグッときて星五つ。

  • 区間ごとにレースの展開を熱く伝える、かと思えば一人ひとりの目線で仲間を想う気持ちや自分の考え、そして生き方が描かれている。
    この構成は本当に素晴らしい、読みやすく個人の性格が手に取るように分かる。
    最後まで気持ちよく読めた。

    【内容紹介】
    中学校最後の駅伝だから、絶対に負けられない。襷を繋いで、ゴールまであと少し! 走るのは好きか? そう聞かれたら答えはノーだ。でも、駅伝は好きか?そう聞かれると、答えはイエスになる。
    応援の声に背中を押され、力を振りしぼった。あと少し、もう少しみんなと走りたいから。寄せ集めのメンバーと頼りない先生のもとで、駅伝にのぞむ中学生たちの最後の熱い夏を描く、心洗われる清々しい青春小説。

  • すごく良かった!さすが瀬尾さん!

    6人がそれぞれコンプレックスを抱えていて、悩んでいたりするけれど、他の部員からはそれが強みだと思われていたりして。自分の思う自分と周りに思われている自分って、違ったりするんだよね。
    天然なのかわざとなのかわからない上原先生のとぼけっぷりも面白い。先生目線がないのが残念。

  • 駅伝で1〜6区を走る中学生の男の子たちを主人公にそれぞれの視点でストーリーが展開していく

  • 寄せ集めのように偶然(でも必然のように)一つの目的に向かっていく中学生たちの駅伝、スポーツもの好きには最高の言葉しか思い浮かばない。。
    中学生ならではの悩み、コンプレックス、誰にも打ち明けられない思いが交錯して一夏の日差しみたいにキラキラ眩しい作品。
    図らずも5区にビーエル要素が盛り込まれててそれ以降一気読みしてしまった笑
    「俊介がおれを見ていてくれたから、腐りきらずに済んだんだ。」

    瀬尾さんの作品は一貫してやさしさと人肌のようなあたたかさがあって、登場人物がプラスに向かっていく展開が見える様で安心して読めます。

  • あと少し、もう少しみんなと走りたい!
    6人の男子中学生がつなぐ駅伝が舞台の青春物語。
    県大会出場して、中学生活最後を良い思い出にしたい。
    各々の悩みを抱えながら走る彼らのひたむきさが、爽やかな青春傑作。

    6区間、18kmの男子中学生駅伝。
    そんな駅伝にかけた、寄せ集め6人の男子中学生と
    たよりない顧問の女性教師の青春物語。

    風が、匂いが、息づかいが、感じられた。
    地面を蹴って走る躍動感が伝わってきた。
    中学生ならではの揺れる感情が、気持ちよかった。

    陸上部・長距離担当、部長の桝井。
    夢は、駅伝県大会への連続出場。
    しかし、部員はたったの3名。
    あと3人を借り出しくる必要にせまられた。
    さらに、自分自身が貧血になる体調不良にも陥った。

    1区、おどおどした設楽が、自信を持ってゆく。
    2区、不良の大田が、根気ゼロと思いきや、闘争心を持っていた。
    3区、頼まれれば引き受けるジローが爽やか。
    4区、クールな渡部は、実は思いやり深かった。
    5区、純粋な後輩・俊介の、和ませる雰囲気。
    6区、責任感が強く、凛として、嫌味がない桝井が清々しい。
    そして、美術担当の女性教師・上原が、頼りなさそうでいて、
    ふわっとした感じで、まとめていく様が、微笑ましい。

    各選手の区間ごとに、回想しながら、つながっていく構成が面白い。
    回想の中での会話や場面が、視点が変わって、語られていく。
    互いが思いやっていることに気づかされる。
    練習を繰り返し、同じ時間を過ごし、心通じあってゆく連帯感。

    走っているときは、一人だ。
    けれど、自分のことを思ってくれている人がいる。
    そう信じられるからこそ、走りきれる。
    そんな想いが、襷をつなぐということ。
    読後感が爽やかだ。

  • 読んで良かった。泣いたし。顧問の女性教諭のかっこよさが好きだ。

  • 中学生の駅伝なんて青春以外のなにものでもないな・・・笑
    そして、がんばっている姿がどれもそれぞれらしくていいな~と思いました。
    一番キャラクターで好きなのは、桝井かな~。

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あと少し、もう少しの作品紹介

あの手に襷を繋いで、ゴールまであと少し!誰かのために走ることで、つかめるものがある-。寄せ集めのメンバーと頼りない先生の元で、最後の駅伝に挑む中学生の夏を描くみずみずしい傑作青春小説。

あと少し、もう少しの文庫

あと少し、もう少しのKindle版

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