あと少し、もう少し

著者 :
  • 新潮社
4.10
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本棚登録 : 2492
感想 : 414
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104686025

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物たちはお互い尊敬しあっているのは伝わったが終わりの盛り上がりを期待してしまっただけに特に抑揚のない話だった。

  • 瀬尾まいこさん、好きなんだけど少し物足りなさを感じてしまった。
    ここずっと瀬尾さんから離れてたし、私の読書観が変わってしまったのかな…。

  • 中学生達の駅伝にかける青春。
    1章ごとに、一人称の主体が、各区を走る6人のうちの誰かに変わる。
    同じものを見ていても、目線が変わることで見えてくるものが変わるのが面白かったし、新しく陸上部の顧問になった女性美術教師のキャラも面白かった。
    時期的に箱根駅伝を思いながら読んだけれど、『駅伝』という、1本の襷をつないでただ走るという競技の面白さが改めてとても感じられた。
    自分のためだけでなく、誰かのためにすることが思った以上の力を発揮させたり、感動を与えたりする。
    中学生に読んで欲しい小説。

著者プロフィール

1974年大阪府生まれ。大谷女子大学文学部国文学科卒業。2001年『卵の緒』で「坊っちゃん文学賞大賞」を受賞。翌年、単行本『卵の緒』で作家デビューする。05年『幸福な食卓』で「吉川英治文学新人賞」、08年『戸村飯店 青春100連発』で「坪田譲治文学賞」、19年『そして、バトンは渡された』で「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『あと少し、もう少し』『春、戻る』『傑作はまだ』『夜明けのすべて』『その扉をたたく音』『夏の体温』等がある。

瀬尾まいこの作品

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