君が夏を走らせる

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著者 : 瀬尾まいこ
  • 新潮社 (2017年7月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104686032

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君が夏を走らせるの感想・レビュー・書評

  • がらにもなく、青春小説を読んでしまった。子守で一冊使い切った。

  • 不良少年が夏休みの間、1歳の女の子の面倒を見るお話。
    とても爽やかなお話で、主人公の大田君も超イイ奴&デキる奴!
    でもお話としてはこれといって印象に残らなかったなぁ。文章をただ目で追う作業になってしまって、引き込まれることはなかった。
    でも未来に向かって一歩を踏み出せたようなラストには好感が持てる。
    大田君、頑張れ。

  • 『あと少し、もう少し』のスピンオフで、あの不良っ子が主人公。突然ベビーシッターを押し付けられた大田くんが、戸惑いながらも鈴香への愛情を見出し、人の為に頑張ることの価値に気づいてゆく青春小説です。大田は本当にいいヤツで出来る男だったから結果オーライだったものの、本来なら16歳の少年に2歳に満たない赤ん坊を預けるのは無謀ではなかろうか…と、少々リアリティに欠ける物語でした。でもこの母性(?)と育児能力…誰かさんに爪の垢を煎じて飲ませたい…(私情)。先生は登場したけど、他のメンバーも見たかったです。

  • 16歳の高校生の男の子が1ケ月間ベビーシッターの経験から新しい一歩を踏み出すお話。
    何気なく読み始めたところ読みやすくて一気読みしました。
    若さゆえのモヤモヤしている様子から何かを悟った最後までが丁寧に表現されてます。
    おススメ。

  • 生き続けることの難しさを思う。

  • しみじみと、とても良かった。

  • 「あと少し、もう少し」で大好きなキャラだった大田くんのその後。
    高校生になって相変わらずの毎日を送っていた大田くんは、先輩から一ヶ月のベビーシッターを頼まれた。
    あと少し、もう少しこんなふうでいられたら…そう思える時間を過ごせるって幸せなことなんだ。
    大田くん、もう一度走れ!

  • 高校生。
    高校入学後、自分の行き先に迷う。かつての先輩に頼まれ、もうすぐ2歳になる女の子の子守りをすることに。
    ちょっとうまくいきすぎというか、大人が望むような少年像が高校生になった彼にかけられちゃってる気がする。こうだったら素敵だけど。

  • 「あと少し、もう少し」で二区を走った不良の太田くんが主役。高校生になった彼が、先輩の頼みで、突然1歳10ヶ月の鈴香の子守りをすることになる。
    一応二人子育てしてるので、何もなくても子供が泣くこと、理由もなくいろんなことを拒否されること、親のことなど構わず遊びたがることなどは一通り体験しましたが、この本の中でも、2歳にならない鈴香ちゃんの子供らしさがいいところも悪いところもきっちり書かれています。
    泣き出した子供って、実の親でも投げ出したくなるのに、大田くんはうわーっと切れることもなく、根気よく付き合っていて、その姿にちょっと感動。
    中学時代、走ることという打ち込めることを見つけた大田くん。しかし高校受験で失敗して、不良や無気力な生徒ばかりが集まった高校に入ってしまう。いわば目標を見失っている状態。
    大田くんは不良と呼ばれているけど、根は素直というか、人に優しい。体格が良くて運動ができるので、外面だけ不良としてふるまって、自分を守ってきたのかなという印象。
    鈴香や、おどおどしたクラスメイトの女子・和音の心の中にスッと入り込めるのは、ずうずうしさと優しさがあり、度胸もあるからなのかも。

    あれだけ一生懸命面倒を見た鈴香と、「もう会わないし、彼女も自分のことなどすぐに忘れてしまうだろう」と思いながら別れるラストシーン。
    駅伝という目標を見失って迷っていた大田くんですが、このラストシーンでも、一生懸命になったものとの別れを経験する。
    だけどもう、大田くんは人生を見失うことはないのかなと、何となく思えます。
    ちょっと心が弱っているときに読んだので、大田くんが鈴香や近隣の子に怒らず優しく接するようなふとしたシーンで涙もろさが出ました。

  • ひとりの男子高校生が夏休みの経験を通して成長していく姿を描く。
    中学時代から不良であった主人公は駅伝に参加することで、新たな自分を見いだし、真面目な高校生になろうとするが、入学した高校の環境はそれを阻んでしまう。宙ぶらりんのまま夏休みを迎え、ひょんな事から一歳十ヶ月の女の子のベビーシッターをすることになる。
    この純真無垢な子供と接することで主人公の気持ちも行動も変化していく。子供の力のすごさを感じる。しかし不良という主人公がなかなか言うことを聞かないであろう一歳児に接すること、育児をすることがいとも簡単に表現されており、「こんな男子高校生はいないだろう」と少々否定的に読み進める部分もある。
    ただ幼い子供の行動は実際に経験したことのあるものにしかわからない細やかさで表現され、子供の無垢の行為や感情は人間をこれほどまでに優しく、素直にさせるのかと私自身の子育ての思い出を振り返り懐かしく感じた。
    実際はこのような高校生はいないかもしれないが、幼い子供と接することで新たな未来を模索し始める主人公にエールを送りたくなった。

  • 「あと少し,もう少し」も良かったけれど,不良少年大田はやっぱりいいやつだった.突然やってきた1歳10ヶ月の鈴香の子守りのバイト.悪戦苦闘しながら楽しんで鈴香と遊ぶ日々.彼の全力感と他人への優しさがとてもいい.短い蜜月期間の後の別れも,前向きでそれこそ全力で別れたという感じが清々しかった.「ばんばって!」

  • ほっこりする内容。
    不良の男の子が切迫で入院することになった先輩の奥さんのために、1歳の女の子のお世話をする。
    料理上手な面や、公園でのママさん達とのコミニケーション、全てがリアルだった。

  • 「あと少し、もう少し」のスピンオフ
    だそうですが、知らずに読了。

    1歳10か月の子とうまくいきすぎとか
    公園ママたちがいい人すぎる、とか
    やや出来過ぎた感はありますが、
    とても楽しかった。

    廻りの大人が
    いい人達で良かった。

    10代で出会う友達と同じくらい、その頃に出会う大人って
    大事だなぁと思う。

    16歳の大田君の成長が楽しみ。

    今度は本編読んでみよう。

  • 私も2番目の子を出産する時、切迫早産で1ヶ月入院している間、2歳の息子を妹にみてもらっていた。その時のことを思い出した。

    高校生の男の子が1人で小さな子とすごすのは、本当に大変なこと。

  • 「あと少し、もう少し」で駅伝ランナーとして登場した悪ぶった中学生の大田が主人公の物語だ。
    落ちこぼれ高校へ進学し、目的のない生活に飽いている大田に、世話になった先輩からアルバイトが舞い込んでくる。
    そのアルバイトとは、なんと1歳10か月の幼女のベビーシッターだった。

    感情がそのまま行動に現れ、自分の感情に忠実に行動する少女・鈴香に振り回されるうちに、大田の怠惰な生活に新しい風が吹き始める。

    不良高校生が他者との交流で新しい世界を見出す、という、定番で王道の話なんだけれど、瀬尾まいこが描くと、なんとも楽しく、あたたかく、胸にしみる。

    「あと少し、もう少し」で登場したへなちょこ顧問もちょっとだけ顔を出して楽しい。

    泣くときの表現が「いやいやいや」じゃなくて「やいやいやい」だとか、何かを要求するすべてを包括した言葉が「ぶんぶー!」だとか、幼児語もいちいち面白くて、ときどき笑いながら読んだ。

  • 陸上部をドロップアウトしたヤンキーな少年が先輩の赤ちゃんを預かることに。

    主人公の家事能力の凄さはただごとではないw

  • 金髪にピアスでふらふらしている俺が先輩の子どもの面倒をみる羽目に・・・って、おいおい、なんだよそれ?預けねーよ、絶対!とか思っちゃうけど、そこは目をつぶって読んでみると、いろいろほっこり(●’ᴗ’●) なかなかいーんだな、これがw っていうんで、すっかりまいっちゃった私ですw

    なんか、忘れてた我が子の幼き日を思い出しちゃったりなんかして・・・ちょっとウルっときちゃいましたーw

    子供好きな人、子供を育てたことのある人におススメです♪

  • そんな馬鹿なって思いながらも、引き込まれて。
    かなり落ち込んでた時に、救ってもらった。
    ああ!そっか。忘れてたけど。そっか。そうか。
    なんだか本当にうれしい。

  • 3017/9/3(日曜日)

  • これくらい体力があると子育ても少し楽って思えそう。

  • ばんばって!ほっこり。

  • 高校男子の夏休み。先輩の2歳前女子の子守りをする事に。まぁスッキリと読めた。2017.8.22

  • ハズレなし!
    でも、本当にいい人しか出てこない
    主人公これで本当にワルなの?っていう
    読んでてすごく心地よかったー

  • ざっくりあらすじだけ読むと、16歳の金髪ピアスの少年が、1歳10か月の女の子を1か月面倒見るお話。

    ・・・・・いや、まず、預けないだろ。

    と思ったんですが、読んでみると、すごく、よかったです。
    主人公の大田少年が、意外に、ちゃんとしている。
    意外にと思ってしまうあたり、わたしも、外見からの偏見があるんだなぁと反省しました。

    預かる子供の父親が、もと不良仲間なので、奥さんも偏見があんまりないんだろうなぁ。それでも度胸がすごい。

    大田少年がちゃんとしている、というのは、料理ができる、ということ。味付けが、しっかり赤ちゃんのことを考えてうすあじにして、こどもといっしょに料理までしちゃう。
    うん、ちゃんと子供の気持ちを考えられるところがすごい。
    あと、公園で会ったお母さんたちに、「失礼します」っていえるところとかふつうにすごい。今どきの子は、なにもかもを「やばい」としかいわない気がしていたけど、このこはそうじゃなかった。
    もちろんそれじゃ、小説にはなかなかならないよね、って思うけど。

    ともかく、よかったです。

    読んで内容忘れてるけど、「あと少し、もう少し」という小説の続きでもあるのかな???

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