オイアウエ漂流記

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著者 : 荻原浩
  • 新潮社 (2009年8月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104689040

オイアウエ漂流記の感想・レビュー・書評

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  • 飛行機が墜落して南国の無人島に漂着してサバイバル生活、という大変な事態なのに。笑えてしまってしかたないのはなぜ? もちろんこんな状態で笑えるはずがないんですが。さすが荻原さん!
    というユーモア小説なのだけれど、笑いばかりでもなく。生きるとはどういうことなのか、そして環境問題などについても考えさせられます。食べるものでも何でもそのあたりに溢れている現代はたしかに便利なのだけれど、それっていいことなのかな?と思ってしまう。とはいえ、今の生活を捨てることなんてできないでしょうけどね……。
    マリンガーディアンとの対決部分は辛辣ですね。どちらの言い分も間違ってはいないと思うし、状況によっての優先順位は異なるでしょう。だけど所詮、どちらにしたって人間のエゴなんだよねえ。それを認識しなくてはいけないな。

  • 愛すべき登場人物。
    バラバラのメンバーだけれど、最初から最後までポジティブなのがよかった。
    生きるために必死になる。そんな感覚、現代人はにぶってるな。

  • 978-4-10-468904-0 461p 2009・8・20 ?

  • 墜落して逃げるシーン。
    寒さのなかで寝るシーン。
    食料管理にからむシーン。
    コウモリをヤル、シーン。
    ウミガメをヤる、シーン。
    マンゴーの木の上でのシーン。
    カーゴとのシーン。

    いろいろ考えさせられ、どきどきもしました。

    キャラクター設定がうまくできていて
    どのひともチャーミング。

    もっと続きというか、
    まだまだ漂流していて欲しいく

  • おもしろかった〜!!
    特に前半は読んでて、吹き出してしまいそうになるくらい。
    最後の終わり方が唐突すぎて、ちょっと残念。

  •  図書館より
     南太平洋沖で転落したプロペラ機。何とか生き残ったの老若男女10人と犬一匹は漂着した島でのサバイバルを余儀なくされる。

     今回の荻原作品はユーモア系。無人島に漂着しながらも、その環境の中で会社の上下関係や一緒に漂流した新婚妻の夫への不満などの書き込みが、とても荻原さんらしくて面白いです。

     漂着した登場人物たちも非常に個性豊か。”パワ原”とあだ名がつけられている上司や、世間ずれしている御曹司、
    婚前旅行ながら夫に愛想を尽かしかけている妻に、ちょっとボケの混じったおじいちゃん、さらには謎の外国人などなど。
    そうした個性豊かな登場人物たちを全員活かしきって、話を成立させるあたりもさすがという感じです。

     ところどころの表現も荻原さんらしいなあ、と思います。個人的に印象的だったのが、主人公が椰子かマンゴーの実を取るため樹に上るとき、靴を脱ぐのですが、
    それを揃えていると不吉なので、わざと無造作に並べなおすという描写です。

     こういう描写を読んでいると、荻原さんのユーモアのセンスってさすがだな、と思えます。

     そうしたユーモア部分だけでなく生活上での人と人との考え方や文化の相違からのぶつかり合いや、ラスト近くのある対決など、
    シリアスな部分を、ユーモアの雰囲気を壊し過ぎずに挟んでくるあたりも、荻原さんの作品が円熟味を増してきたように思います。

     全体的に丁寧に書き込まれていただけに最後の唐突な終わり方だけが消化不良気味…。そこが個人的に惜しかったです。 

  • なかなか面白かった。
    食糧や飲み水を自ら確にほ奔走しなくても、生きていける世の中になって、何故生きるのかとか、ただ生きることだけでは生きる意味が見出だせず、面倒になってきたのだなと思った。果たして、原始と近代、どちらが幸せなのだろうか。

  • 南の島に不時着した日本人サラリーマンとその接待先の副社長のぼん。ハネムーン旅行中の新婚。孫と爺さんのペア。得たいのしれない外国人。それに機長の残した犬。彼らのサバイバル生活を描いたドタバタ喜劇。あんがい人間って逞しいのかも。。。

  • おもしろいけど、こんない長い必要はないんじゃないかなー。
    でもところどころクスっと笑えてよかった。
    カーゴと機長さんがなあ(m´・ω・`)m

  • 分厚い本だが、荻原浩なら大丈夫、漂流記だしおもしろそうと思ってトライ。思ったとおりスラスラと読めておもしろかった。
    仁太がなぜ賛成にまわったのか?ずっと考えている。

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