ダンスがすんだ

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  • 新潮社 (2004年8月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784104704019

ダンスがすんだの感想・レビュー・書評

  • 「回文絵本」と銘打った割には、単純な文章…と思いきやいきなり謎の長文回文。
    読んでいくうちに、これストーリー仕立てなのか、と納得するとまたはぐらかされる。そもそもなんで猫が唐突に出てくるんだ?医師と猫の恋?とかそういう無粋なことは言ってはいけないのだ。
    回文は次第にシリアスになり、やがて大きな事件へ繋がっていく。
    そしてラスト。その静けさ。

    「鍋食べな」
    「うどんどう?」
    の連投にやられた。

    フジモトマサルは「はぐらかし」の天才なのだから。

  • 「言い張る、春はいい」までの流れが最高。

  • 医者が離婚して別の女とくっつく話。

  • なるほど!と唸るような回文とかわいいイラストの相性がよかったです。作者、すごいセンスです…。

  • 柔らかい線のイラストが素敵。全編が回文とそのイラストが見開きになっていて、それがなんとなくストーリーとしてつながっていくというちょっと変わった作品。

    しかしよくこれだけの回文を思いつくもんだなー。

  • 三浦しをん「三四郎は・・・」で紹介する回文だけで1冊の本、ストーリーになっているもの凄い、驚異的な本です。
    三浦によればこの馬鹿馬鹿しさをとことん追求したということで凄いのでしょうが、それだけではなく、一つの文学!というべき、楽しい男と猫の恋の物語です。絵も楽しいです。

  • 回文だけでストーリーが進んでいくなんて、なんという力業!

  • 回文だけで構成された物語。たった4文字のものに『目から鱗』で35文字ほどの長いものには『脱帽』。広い視野と柔軟な脳がわたしもほしい。回文は奥が深いです。

  • 回文の面白さとフジモトさんの発想力に脱帽!

  • 回文にイラストがついた本かと思ったら、ちゃんとストーリーがあってびっくり。
    妻子ある医師が謎を秘めた魅力的な黒猫娘と恋に落ちる物語と、下請け労働者として働く猫たちが人間に反旗を翻す物語が最後にひとつになる。
    あとがきも面白い。
    言うことなし。

  • 三浦しをん「三四郎・・・」より。全部回文でできてる絵本のような本。ほんとすごい。回文でここまでできるなんて。

  • 本文すべてが「回文」でできているですよ!
    存在は知っていたけど、こないだなにげなく入った本屋でみつけました。

    ひょんなことからお医者さんの人生がドラマチックに変貌します。
    大人の絵本だと思うなぁ。

    話はかなり大きくなりますけど、ま、回文を楽しむというところに重点を置きたいかなーとも思います。

  • 平積みされていた本のタイトルが気になって手に取ったら、
    なんと中身も全て回文なのであった。

    といって、ただの回文集ではない。
    ちゃんとストーリーのある絵本として成立している。

    こじつけっぽかったり、
    9割がた絵の力で進めたりしているページもあるが、
    そもそも絵本は絵と文が互いに支えあって然るべきなので
    特に問題はない。

    「戦の幕開き悪魔の作為」のような
    字数の多い作品には唸らされるけれど、
    心に残るのは、もっと単純な作品だ。
    (単に記憶力の問題かもしれない)

    さらに、実生活でも使える回文のほうが楽しい。
    「カルテ見てるか?」とか「旦那が何だ!」とか、
    「八人こんにちは」とか(←いつ使うんだ)。

    発想の勝利な本。

  • 回文だけでここまでできるのか。すばらしい。

  • お☆す☆す☆め☆

  • フジモトマサルの絵が好きなので手に取った本。
    この人は回文も作るんですね。
    回文とイラストで、医者と猫の恋物語が展開していきます。
    そこに、元妻とのしこりや革命テロリストなどが加わって、おしゃれながらもなんとも不思議な世界に。

    でも、医師と猫は付き合っているようなので、サブタイトル-猫の恋が終わるとき-の意味がどうも釈然としませんでした。
    以前、回文第一人者土屋耕一氏の『軽い機敏な仔猫何匹いるか』を読んで、その作力にひれ伏したことがあります。
    それに比べるとこの人の作品は短くかわいらしい印象ですが、イラストとあいまって、とても生き生きした世界が見られます。

    「旦那がなんだ!」
    「鍋食べな」「うどんどう?」
    「世の中バカなのよ」
    「泣くな泣くな」

    「薬の暗い快楽のリスク」なんて上手だなあと思います。
    表紙絵もオシャレだし、パラパラと軽く読みきれるため、家にあると、友人来客時などに気軽に見てもらえる便利な本でしょう。

    ただ、天・地・小口といった側面部分が、ペーパーバックスのように蛍光青色になっているのが、私の好みではなく、残念でした。
    あと、あえて外したものと思われますが、ページがついていないのは、本として足りないものがあるように思いました。

  • たまらなすぎる…
    ノスタルジックでファンタジックでロマンティック。
    プレゼントにもいいかも。

  • すげぃ! 回文だ! しかもストーリーになってる! さらにドラマティック!
    これは欲しい。

  • 全て、回文で構成されている物語。

  • イラストレーター兼マンガ家のフジモトマサルさん作。
    回文と猫のイラストで綴られた、天・小口・地がブルーに染められた大変美しい本です。

    上から読んでも下から読んでも同じ文章になる回文は、読んでいてとても楽しい。イラストも不思議かつ素敵♪
    三浦しをんさんが『三四郎はそれから門を出た』というエッセイの中でも紹介していますが、この回文に出会えてよかった!と思える素敵な一文をご紹介。

    地球行きロケット着けろ給油基地
    (ちきゅうゆきろけっとつけろきゅうゆきち)

    ブラボー!!( ̄∇ ̄ノノ"☆

  • 「妻」シリーズがたまらん。
    回文集なのかと思いきや、ちゃんと話が繋がってるのがすげぇ。


    「うどんどう?」

  • 悪い人間現にいるわ

  • 回文と絵で読むストーリー。内容も良かったけど、最後に著者近影をみたとき、“マサルサマ”を背景に従えて堂々カメラ目線の、おすまし猫にやられた!やっぱり猫好きな人なんだ♪

  • 回文で語られる医師とネコ娘の恋物語。

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