私がそこに還るまで

著者 :
  • 新潮社
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104709014

作品紹介・あらすじ

セリ、ヨモギ、ドクダミ、ハコベ、クローバー。女は野草を集めていた。休暇をとって、山にこもり、草のエキスを作るために-。いつわることのできない女たちの深い悲しみを精緻に描く7編。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ふむ

  • 病的というか、女性の闇をここまで赤裸々且つストレートに書かれると、なぜか心理学的興味をそそられる。そういう読み方を狙ったのか否かは定かではないが。

  • 現実と異界の境界、正常と狂気の境目、そんなところにいる気持ちを描いた作品でした。不安定な感じが好きな人は好きだと思います。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1950年、愛知県生まれ。作家。著書『エンドレス・ワルツ』『琥珀の町』『抱かれる』(いずれも河出書房新社)、『ホテル・ザンビア』(作品社)ほか。

「1994年 『自殺者たち 一日一死』 で使われていた紹介文から引用しています。」

稲葉真弓の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×