いつか響く足音

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著者 : 柴田よしき
  • 新潮社 (2009年11月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104711048

いつか響く足音の感想・レビュー・書評

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  • 寂れたニュータウンの団地に住む人々。ブラック金融から借金して、取り立てから夜逃げした絵里は友人の朱美を頼ってこの団地に転がり込んできた。そこで知り合った人々は、それぞれひとりにならざるを得ない過去があった…。
    上手く行かない人生、愛する人との別れなど、辛い出来事が多いけど、誰も恨まず妬まず淡々と生きている人たちが妙に清々しい。古臭い近所付き合いの団地が羨ましく感じる。

  • 読みやすくて面白かった。

  • 2016.12.12
    家族、生まれたちを思い起こさせる内容でした。

  • 昭和な雰囲気の団地が舞台。どの部屋にも、それぞれの人が住みそれぞれのドラマがある。なんか寂しいような、つながっているような絶望と希望を感じた。

  • 安定の柴田よしきさん(^^)

    よしきさんの本は事件性のあるものも多いので、最初の子(名前忘れた)の章から、もうどんな事件になるのかと! 思っちゃいましたが(笑)
    団地に住む人達ひとりひとりの人生にフォーカスした、ちょこっと物悲しく、胸がホワ~と暖かくなったお話でした。
    「人生いろいろあるよね」みたいな…(笑)

  • 借りたものは返さないと。

  • 2014/9/14 読了

  • 不幸のオンパレード。
    読んでいて憂鬱な気持ちになることも多々。

    根っからの悪人は出てこない。誰しもが何かを抱えていて、何かのきっかけで
    それが不幸のスパイラルへと落ちていく、すぐそばの闇を描いている。んだけど・・・。

    正直ね、“誰でも落ちかねない闇”とは思えない。

    もちろん、思いがけない悲しみが重なってやってきたとき、それを難なく乗り越えられるなんて思っていないけれど、今回のこの本では、“誰でも”という部分を強調して普遍的にとらえさせたい、という意図が見え隠れ・・というよりあからさまに見えて不快だった。

    キレイにまとめすぎず、それでも小さな救いがあるところはこの筆者らしい。

  • あたしはどうなるのか、この先の人生がどこに向かうのか、何もわからない。
    わからないけど、とにかく、あたしはまだ生きている。

  • 今最初の 最後のブルガリを読んでいる 朱美のオンぼれマンションで留守の絵理は お金も食べ物もない いよいよ 最後のブルガリを売るしかない おまけに借金を踏み倒して夜逃げして追われる身だ なんかおかしな気配がする 捕まったら売り飛ばされて--- と ハラハラさせておいて 一気にパッと目出度しめでたしになるのが面白い
     ところが読み進めるうち状況がちがってきた5000円おいていくの忘れたふりして朱美は絵理を飢餓状態になるようしむけて彼と旅行 帰ってきてごめんごめんだ 夫を電車に轢き殺させた静子 などが出てきて 人生の道を踏み外した人が住む吹き溜まりのような団地が浮かび上がってきた やたらに飛び降りたり風呂で手首を切って自殺する人が出てくる それも夫か男ばかり 人生の岐路を踏み外て筑後40年の団地にたくましく生きる女ばかりでてくる 根暗向きの本だね  

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