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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
わたしはどうしようもなく本多孝好の描く男性がすきです。
つかめないところ、がすごくすごく好き。
だから原祥子にめちゃくちゃ感情移入してしまいました。
わたしもきっと、彼の五分を埋めることはできなかったでしょう。
原祥子と同じように、五分前の世界に一緒にいてあげられることもできずに。
初めての本多 孝好小説。数年前事故で恋人を亡くした主人公。
人は、何か大切なものを失った事によって自分でも気づかない内に
本来健全に働くべき機能に支障をきたすことって、あると思う。
それが感情の部分であったり、また別の部分であったり。
僕は何か大切なものを失った事のある人に惹かれます。
それは痛みを乗り越え、もしくは今現在も抱え苦しみながらも
とても強いさみしさと優しさを感じるから。
こわばった主人公の心が少しずつ緩んで行くところが好きです。
side-Bとまったく別物として感想を言えば、とても好きだった。
最後の一言をしぼりだすラストシーンの余韻からしばらく抜け出せなかったくらい。
そして、side-Bを読んだ後では、やっぱりどうしようもなくつらい。
side-Bと二冊同時発売され、Aが上、Bが下。
A単体の評価、感想を残すとすれば、同じ遺伝子を持ってる姉妹の片方が好きな男性と付き合う。当然もう片方も遺伝子が同じなのだからその男性に一目惚れしてしまう。しかし姉妹の彼氏を寝取る訳にも行かないため、どうしようも無い気持ちに葛藤する「かすみ」を中途半端な慰めとして主人公は表面上だけでの付き合いを始める。
主人公は研ぎ澄まされた感性と大いに捻くれた性格の持ち主。
話しの展開はまだ序章か。
主人公の無機質で少しなぞな印象がいいな、と思いました。
好みな文面です。
主人公を通した登場人物の描写が細やかです。
side-Bもはやく読みたい。
狂った時計を戻す方法 【内容】 小さな広告代理店に勤める僕は、学生時代に事故で失った恋人の習慣だった「五分遅れの目覚まし時計」を今も使っている。その五分ぶん、僕は社会や他人とズレて生きているようだ。 【感想】 心に沁みた。 1話完結の連続ドラマのような著者の短編が大好きなんだが、長編はもっと良かった。 当然だが、一人一人の人物造詣が深く、物語に没頭できる。 人はだれでも、自分... 続きを読む »
主人公の物に対する感じ方(とその描写)が面白かった。
26歳って同い年かぁ…。
かすみさんというキャラクターも好き。
次はside-Bを読みます。
この作家さんは最後にぎゃ!って言わせてくることがあるから少し心配。
たいていの本は自分で買ってしまうんですがこれは借り物。そして再読。
side-Bとの2冊組。でも一気読みできます。今回はけっこうじっくり読みましたが。
ミステリーみたいなでもさわやかな恋愛小説。なんとなくノルウェイの森っぽいですね。主人公と彼女のローストビーフ食べてるときの会話が好きです。そしてこの本読むとプールにも通いたくなります。
…なんだか物語の内容があまり伝わらないレビューになってしまいました。side-Bに続きます。
尾崎さんへの報われない愛を「僕」に打ち明けるかすみさんに激しく共感した。泣いた。「泣ける」と意識せず、泣いた。
自分を目の敵にしている同僚に恋をしている十年間。
自分と全く同じ遺伝子を持った妹の恋人に恋をしている三年間。
眩暈を通り越してげっぷが出そうだった。
小さな広告代理店に勤める僕は、学生時代に事故で失った恋人の習慣だった「五分遅れの目覚まし時計」を今も使っている。その五分ぶん、僕は社会や他人とズレて生きているようだ。そんな折り、一卵性双生児の片割れ「かすみ」と出会う。かすみは、双子であるが故の悩みと、失恋の痛手を抱えていた。かすみの相談に乗り、彼女を支えているうち、お互いの欠落した穴を埋め合うように、僕とかすみは次第に親密になっていく―。
ラストのワンシーンの表現に衝撃を覚えた。
白石一文のような世界観を描くなー。
ヒトとして何かが欠落している「僕」。欠落してるからモテるのか、モテるから欠落しているのか。
双子のかすみのゆがんだアイデンティティとあいまって、不思議な世界観を形造る。
健全ではない関係だけど、それでも、ヒトは生きていけるから不思議だ。
とても面白かったです。
本多さんは会話文がとても上手いと思います。
ふっと笑える瞬間があります。
魅力的な人たちだなぁって思います。
この本『真夜中の五分前』の英訳が『five minutes to tomorrow』というのも
よく出来ているなぁというか、お洒落だなといった印象を受けました。
この「5分」の違いが、この物語のポイントなんだと思います。
side-Bも楽しみです。
注記に書いてあった通り、A-sideから読むほうがいいのかな。
でもB-sideのほうが、空気感とか物語のテンポとかが好みだった。
先に読んでしまったことも一因でしょう。
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まったく同じ遺伝子を持った「人」が違う名前を付けられる。
入れ替わっても親にさえ気がつかれない。
どんな状況でも同じ感情を抱き、同じ決定を下してしまう。
…自分のコピーがほしいとか、あの人のコピーがほしいとか思う時があるけれど、そのコピーたちがどっちが本物でどっちがコピーで…いや、どちらとも本物でどちらがどちらか分からなくなって…となったら…かわいそうだな。
人は、自分を映してくれる「他人」がいて、自分の存在を信じることができる。
うむ。
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横浜読書会(リーラボ)での推薦本。 http://lily-book.seesaa.net/article/147131777.html 初めて読んだ本多孝好作品です。 AもBも薄いので、すぐに読めるかと思いましたが、思ったよりも読了に時間がかかった本でした。 6年前に恋人が事故死しで以来、女性と付き合っては別れを繰り返している主人公。 といっても、死んだ恋人を引きずっているわ... 続きを読む »
この人の本はこれが初めて。
なんとなく微笑ましく読んでました。
切ない中に、ちょっとくすぐったいような。
最後の最後は温かくて、救われたような気持ちになったのですが...
双子ってそんな感じなのー?でもハッピーエンドでよかった(^▽^)/。とても読みやすくてよかったです。主人公のデキル感じもステキ☆☆09.12読了。

僕の好きな本のひとつ。
本多さんの独特な文章が際立つ小説。恋愛小説が苦手という人にオススメしたい恋愛小説。
主人公の「僕」は学生時代に事故で失った恋人の習慣だった「5分遅れの目覚まし時計」...





