- Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104716036
感想・レビュー・書評
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マスコミの寵児から一転、バッシングにさらされ、消えた少女。3年ぶりに、その原因である主人公の前にあらわれる。
過去を解き明かすミステリ風かと思っていたら、サスペンスに。前半と後半で印象が変わっていく。
いろいろとからみあっていく後半が面白かった。
ラストは、ぞっとする。 -
ビデオジャーナリスト楠瀬薫の前に突然現れた少女。それはかつて、“超能力少女”として世間を騒がせた諏訪礼だった。あの時、薫の取材で姿を消した礼が今なぜ?過去を贖うため礼を匿った薫を襲うストーカー、協力する知人の怪死、大物政治家の影。陰謀の黒幕は誰か。礼が抱える秘密とは。二人の逃避行は想定不能の結末へ。
毎日30分ずつくらいしか読めなかったので、
一気見できてたらもう少し理解出来た、かな。
あー、どうなるんだ!続きが読みたい!
と思いながらちょびちょび読んだので。
にしても、
気味悪かったなー。
最初は、これ面白くなるのか?
と想いながら読み、
真ん中あたりは、どうなってんだ?!
誰を信じればいいんだ?!
と思いながら読み、
終わりは、怖いというより気味悪いという方がしっくりくるかな。
ある意味ホラーなゾクゾク感があった。
私はミステリーは好きだけど
ホラーは苦手。
こえーよ。
と独り言が出てしまいそうだった。 -
久しぶりの本多孝好。
最後のどんでんはコワかったー。
初めて読んだ作品も、最後のオチが怖くて。
いまでもとても印象的。
やはり文章や展開はすごく好き。 -
本多作品が好きな私だが、今作は普通という印象。誰にでも起こりうる素朴なテーマと、本多孝好の作風がマッチするのに、超能力か…。宮部みゆきの「龍は眠る」を思い出した。
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タイトルはなんかカッコいいな。でも中身がグダグダだな。
本多さんはいったい何を書きたかったんだろう?「人を信じるということ」について書きたかったのかな?まるでわからなかった。中盤までは繊細な描写が楽しくて、それなりに面白く読んでいたのに、政治ネタがからんできたあたりからあまりといえばあまりのご都合主義が始まり、そりゃ誰にもわからんよ・・・という説得力ゼロのこじつけ謎解きに終始してしまうことになる。そして極め付けは引っ張りに引っ張った礼ちゃんの神秘のベールがはがされるネタばらし。
え。。。。。。。と言葉を失うこと間違いなし。
がっかり率100%でした。 -
気持ち悪くなる話しだった
でもそこが本多さんらしいかな
正義のミカタのあたりの気持ち悪さ
綺麗事ばかりじゃなくてたまには気持ち悪いのも読みたいよ
綺麗事はどんな作家も似たようなものになるけど気持ち悪いのや汚いのには個性が出る
本多さんの個性は嫌いじゃない -
小説新潮で連載されていて断片的にしか読んでなかったので単行本の方も読みました。つまらなくはなかったけど、登場人物の設定がちょっと腑に落ちなかったです。
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え、結局、礼ちゃんは…
そんなの、アリですかー?プレステージって映画を思い出した。
紙の犬が歩いたのもトリックではなかったって事ですか…
なんか、すっきりしないなあ、の読後感。