リライブ

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著者 : 小路幸也
  • 新潮社 (2009年12月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104718030

リライブの感想・レビュー・書評

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  • 死ぬ前に人生をやり直す。思い出を食べるバク。

  • ★2015年11月29日読了『リライブ』小路幸也著 評価A
    かなり評価は甘すぎるかもしれませんが、この物語の設定がいたく気に入ってしまったのでAとしました。

    この物語は、思い出を食べる獏(バク)が登場し、死に行く人に、「それまでの人生の思い出をいただいて、代わりに違う人生を作り与える。人生の最期に幸せと思える夢をみてもらう」提案をして、本人のやり直しの意志を確認する。つまり、それまでの思い出を忘れて、ある人生の瞬間まで戻って、人生をやり直してみるチャンスをもらえる訳です。それらのやり直した人生が終わる時に、その前の人生と比べて、その人はすべてを振り返りながら人生を終えることとなる。人生やり直した短編が7編綴られている。
    小路氏の作品は、物語が甘っちょろいという批判もあるとは思いますが、本の中だけでも良い人生が歩めるって、私はホッとして好きです。

    私はまだ今のところ死にゆく訳ではないけれど、思わず自分だったら、どこまで戻ってやり直そうとするだろうか?後悔はないのか?と改めて考えさせられた。私が思いつくのは、私が意地を張り続けて、振られてしまった学生時代の長いお付き合いのやり直しでしょうか?(本当に自分中心で意地っ張りで悪かったなあとずっーと思っています。)

    あなたはどこまで戻って人生をやり直そうと考えますか?後悔というわけではないけれど、やり直せるなら、もう一度挑戦してみたいと誰もが思うことは有るはずです。そんなことを考えると本当に興味深い作品でした。この本は購入して手元に置いて何度も読み返したい一冊です。

  • 小路幸也氏の『リライブ』を読了。短編集なのだが、それぞれの短編で今際の際にいる人が獏という設定になっている存在から、いまいちど自分の戻ってみたい瞬間、感じてみたい瞬間に戻る事を、今までの記憶をくれることを条件に提案される。それぞれが二度目のいまわの瞬間に2度行きた事を思い出す事になり、自分の選択に関しての感想を再度獏から聞かれる。それぞれの短編でちょっと哀しかったり、寂しかったりいろいろな話が展開されこれまた不思議なファンタジー小説となっている。意外に面白かったかな。

  • ☆☆☆☆☆5つ
    なかなかに面白い作品である。
    いやわたしの個人的好みに照らし合わせてみるとむちゃくちゃ面白い物語である。
    「東京バンド・ワゴン」シリーズを読んだあと、こみちくんのめぼしい作品を手当たり次第に読んでいるのだけれど、いまのところ概ねハズレは無い様子である。
    しかしまあこういう風に「ユウレイ」関係の話に偏る傾向はあるな。
    別にそれでいいのだ面白いので。
    オチもしくは結論を書く場所をキチンと設定しているところが良い。
    (蛇足だが、昨日読んだカッコつけるばかりで何も中身と意味のない本とはおおちがいだ。すまぬ)

  • 命の灯火が消えるとき、自分の人生の分岐点まで戻り、選択を変えることで新しい、そこからの人生をもう一度生き直せる。
    すごくおもしろいテーマだと思ったけど、ちょっとわかりにくかったかな。オチが二段階になってる感じで混乱しました(笑)

  • 普通にあたりまえのことができるのが、いちばん大切なんだよって言った。
    どんな人生でも晴れもあれば曇りもあります。

  • 命の灯火が消える瞬間、(バク)が囁きかける。運命の恋人を失った夜。いまの仕事を選んだあの日ーー頭に浮かぶ、人生の分岐点。そこからもう一度、やり直させてあげましょう。

    私ならどの瞬間に戻るのだろう?そして、人生がどう変わるのか……。そんなことを思いながら読みました。

  • 「あらざるもの」がすき

  • 2012,07,11

  •  以前読んだ人生をやり直す話とは趣が変わって「死の直前に、ある瞬間を選んでそこからやり直す」という心温まるお話の数々でした。
     人生をやり直すというのは自分の為だけではないという事で、なるほどなぁと思いました。
     少々ピンとこない部分もありましたが、全体的に好きな雰囲気で面白かった。

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