荻窪 シェアハウス小助川

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 143
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104718047

感想・レビュー・書評

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  • 2013.10.01読了。

  • 佳人青年の一人称語りでストーリーが展開していく。
    が、しかし。
    佳人、幼すぎないか?
    優しくて素直な好青年だから語り口もピュアなの?
    ほのぼのとした心温まるお話ではあるけれど
    心の汚れちまったワタクシには、ちょっとご都合主義に感じられた。

  • ゆっき~らしい心暖まるお話でした。

    ちょっとご都合主義なのはゆっき~の頂けないところなんだけど、まぁそこがハッピーエンドに繋がるからいいのかな?
    タカ先生が良かったなぁ
    言葉に適度な重みがあって良かったです
    最近のゆっき~作品の中では一番かな?

  • この人の作品の特徴かな、一つの場所にたくさんの人が集まって、っていう。
    それが好きなので満足!
    終わり方も好き。

  • 小路幸也『荻窪シェアハウス小助川』読了。古い医院を改装してオープンしたシェアハウス。6人の男女とリタイヤした内科医のオーナーが暮らす。ほのぼのと理想的なシェアハウスだが現実もこうなのだろうか。ときどき起こる問題もそうインパクトがなく、よくも悪くも「和気あいあい」しか残らなかった。

  • 引退したドクターが大家さんのシェアハウス。広い庭もあって。
    羨ましい住環境だなあ(笑)

    父親を亡くして、今日の目の前の事をしっかりこなして来た。それで家事万端に成長した佳人くん。
    でも目の前の日常に終始しすぎて、自分の未来を想像できないまま来ちゃったのね。

    そんな彼がプチ管理人として入居したシェアハウスでの日常を描いた本。
    温かいけど、ぬるくもあるかな。
    でも、人間関係に疲れてる時にはぴったりな本。前向きに人と関わっていこうって思える・・・かも(笑)

  • シェアハウスの住人とシェアハウスに携わる人とのストーリー。

    ★2.5~★3。可もなく不可もなく。
    他人同士が関係を築くのは多少なりとも努力がいるけど、新たな繋がりができるっていい。シェアハウス一度住んでみたい

  • 19歳の少年がシェアハウスの管理人のような役を任され、それぞれの住人との暖かい交流、ちょっとした事件などを経て、絆が強まっていく・・という、ほっこりするお話。

  • 読みやすく、最後まで明るい。
    前向きな1冊。

  • 『そして、それだけだ』
    『それだけ』
    (小路幸也/荻窪シェアハウス小助川/p.127)

    ルームシェアがしたくなったり、誰かと積極的に関わりたくなる本。
    また、経験をたくさん積んで、強くなれって訴えかけてくる。一方で「その機会を逃しても、まあいいんじゃない?それはそれで」って感じが、優しく胸に響いた。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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