陽だまりの彼女

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 865
感想 : 202
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104723027

感想・レビュー・書評

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  • 幼馴染みと十年ぶりに再会した僕。かつて「学年有数のバカ」と呼ばれ冴えないイジメられっ子だった彼女は、モテ系の出来る女へと驚異の大変身を遂げていた。でも彼女、僕には計り知れない過去を抱えているようで──その秘密を知ったとき、恋は前代未聞のハッピーエンドへと走りはじめる! 誰かを好きになる素敵な瞬間と、同じくらいの切なさも、すべてつまった完全無欠の恋愛小説。

  • 最後びっくりしたー!
    そういうことだったのね?!

  • 前半はなかなか良い感じ。読み進めていくうち不要な描写が増え、集中できなくなった。オチは私にはあり得ない(TT) 幻想的とか不思議とかではなく、子供騙し。

  • 読んで号泣するような本ではないかも。だけど私にとっては号泣本だった。途中まではニヤニヤしながら読んでたのになぁ。この後主人公はどう生きるのだろう。それを考えると悲しくなる、のが今の感想。時間をおいて読めばまた違うかも。しかし、自分の恋人もこれくらい自分のことを思ってくれたらいいなと思ってしまうのは、贅沢すぎるかな?(笑)

  • 幼馴染と十年ぶりに再会し、かつて「学年有数のバカ」と呼ばれ、冴えないいじめられっこだった彼女は、モテ系のできる女子へと驚異の大変身を遂げた。でも彼女には計り知れない過去を抱えているようで、その秘密を知ったとき、恋は前代未聞のハッピーエンドへと走り始める。誰かを好きになる素敵な瞬間と、同じくらいの切なさも、すべてつまった小説です。

  • 前提知識がなく、タイトルだけで選んだ本。文庫版でなく、ハードカバーだったので、読んだ後も「なるほどね」と楽しめました。
    中学生時代の彼女に偶然再会し恋に落ちていく...甘い物語の後には...彼女の秘密とは...
    半分くらい予想は付いていましたが、そのさらっとした書きっぷりでだまされました。
    恋愛小説としても、xx(ネタばれのため伏字)小説としても楽しめます。
    最後はホッコリ感が。
    いつまでも純粋でいたいと思いました。

  • 偶然再会した同級生と恋に落ち、結婚。そしてある日突然消えてしまった彼女の正体が、実は猫だった。
    と、ざっくりまとめたらこんな内容。恋に落ちてから結婚までが急すぎるし、猫だったことは意外にしても、何らかの形で別れを予感させる表現がわかりやすすぎた。
    セリフや描写は時折個性的で、私は好きな言い回しがあったりもしたけど、厚みのない言い回しも同じくらい。
    良くも悪くもどっちつかず。
    他の作品も読んでみようとは思うけど、なんだかなあ。

  • それを秘密にしておかなければならなかったのか。
    それを知らせても良ければどうなったんだろう。
    知っていても、知らなくても、幸せになれたんだろうけど・・・

  • 読み進めていくうちになんとなく予想が出来た。でも、なんとも可愛らしいフタリにキュンキュンで読んでて楽しかった。
    ラストは新たな始まりがあって、ワタシは好きだな。

  • こんな風な大恋愛、したかった。
    幸せな気持ちになる。
    後半は、真緒、死んじゃうの!?と涙涙…
    そして、ラストに唖然( ; ゜Д゜)
    マジかよ…
    浩介が一生、真緒以外愛せなくなるんではないかと、心配。

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著者プロフィール

1971年東京生まれ。2004年、『ボーナス・トラック』で第16回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、デビュー。著書に『階段途中のビッグ・ノイズ』『いとみち』『陽だまりの彼女』等がある。

「2021年 『まれびとパレード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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