- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104723034
感想・レビュー・書評
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図書館の新刊コーナーで借りられずに残っていたが、なかなかの拾い物。 津軽三味線とメイドカフェ。 みんないい人のキャラ設定、期待通りの展開で読み易い。 恋愛ネタを封印して突っ走る、泣かせどころを心得たライトノベル。 上手い書き手。
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全体的にほのぼのとしていて良かったです。
店長が素敵。 -
どぎつい津軽弁を話す自分にコンプレックスがある
女子高生「いと」の成長物語
「おかえりなさいませ、ご主人様」より
「お、おがえりなさいませ、ごスずん様」の方が
私は好きだ -
『階段途中のビッグノイズ』の作者。メイド喫茶で「度胸をつけたい」と応募したアルバイト高校生のいと。彼女はとても愛らしいのだが、とてつもない晩稲。津軽弁が抜けなくて「お帰りなさい。ご主人様」となかなか言えない。
濃いキャラクターの面々と家族的なつきあいをしながら、喫茶店の危機に津軽三味線を披露する。いとの成長物語。 -
母を早くに亡くし、どぎつい津軽弁の祖母に育てられたために訛りが半端ない女子高生のいとは、引っ込み思案な性格を矯正しようと一念発起して憧れだったメイドカフェでアルバイトをはじめる。
しかし、「ご主人様」は訛りのために「ごスズん様」になってしまうし、すぐにこけるし、オム絵(客のオムライスにケチャップでかわいい絵を描くサービス)はうまく描けないしでまったくダメな毎日だ。
最初はすぐに辞めようと思っていたいとだったが、いつの間にかアルバイトにも愛着がわき、「自分にできること」をしようと前向きになっていく。
明るい物語だ。 -
対人コンプレックスを解消しようとアルバイトを始める主人公の「いと」。
メイド服に憧れていたからという理由で、バイト先にメイド喫茶を選ぶ。
でも、強いなまりのせいで、「おかえりなさいませ、ご主人様」とうまく言うことができない。
へまをやらかすばかりで、生来の引っ込み思案も手伝って、ますます萎縮してしまい、コンプレックスの解消どころではなくなってしまう。
しかし、失敗を重ねながらも、店長やオーナー、バイト仲間や店の常連にあたたかく見守られていくことで、
いつしか「いと」なりに、成長を遂げていく。 -
真性の津軽弁しかしゃべられないため気軽に友達も作れない奥手の女子高生「いと」が人見知りを克服すべくメイドカフェのバイトに応募して…。著者らしい青春成長物語です。津軽三味線の描写も◎。
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とても読みやすい快活な青春コメディー。
笑って泣ける、越谷オサムワールド炸裂です。 -
面白かった!青春ですなー。この作者さんで女の子が主人公の本は初めて読んだけどなかなかよかった。かわいすぎ。