しかたのない水

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著者 : 井上荒野
  • 新潮社 (2005年1月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104731015

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しかたのない水の感想・レビュー・書評

  • フィットネスクラブに通う人物を性を通して描かれている。全六編からなりたっているが、その五編目の『クラプトンと骨壷』が面白かった。子供も夫も亡くしているが、子供のレイラが幽霊となって、母親の千磨子の前に現れる。千磨子はといえば、毎晩夜になるとバーみたいなところに出かけて行き男を漁る。そうしてたぶん子供が出来たといって、お金を奪い取っているんだろう。レイラの骨をいれたクッキーの缶に男たちから受け取ったお金がばらまかれる最後に狂気を感じる。後のお話もどこかがずれている。パーフェクトに、ずれている。

  • 結局インストラクターの妻が何をしたかったのかがどれだけ考えてもわからない……
    フラメンコ教室が不審だった腹いせ?それを旦那のせいだと思って別人になりきることで鬱憤晴らししてたとか?

  • フィットネスクラブに通う6人の男女の秘密の恋という、コピーに惹かれて読みました。少し癖のある男女が、思わぬ恋の罠に嵌って、翻弄される、笑えるような、身につまされる異色連作短編集。

  • スポーツジムに関わる男女の短編。
    ほぼ皆根拠のない自信を持っていた。そして男女関係がだらしがない。そして少しずつ病んでいる。
    からだの関係を持つことにあまりこだわらないようで実際はだいたいその事に支配されている。
    からだの中の水がしかたのない水。

    スイミングのインストラクターの奥さんの話題がずっとでで来るが最後の短篇の奥さんの気持ちも行動もなにもかも理解できなかった。旦那が寛容でよかったねと言う感想。

  • 人の心に溜まる濁った水

  • 読みやすかったが、最後の短編が理解出来ず消化不良。とくにスポーツジムじゃなくても成り立つ人間関係だと感じた。人寄せパンダの為にスタッフがエアロビに参加させられたり、見学の人垣ができるなんて実際はありえないんだけど!!

  • フィットネスに通う人たちのどろっとした気持ち

  • フィットネスクラブの人と、そこに通う人たち。

    女を当てにして暮らしている自信過剰な男。
    出会い系サイトの男を騙して遊んでいる子持ち主婦。
    脱サラして古本屋を始めた冴えない男。
    母に依存して自信過剰な男に欲情する女。
    受付嬢の孤独な妄想。
    スイミングコーチの失踪した妻の行方。

    誰もが、それぞれの事情をかかえ、癖のある人たち。

    みんながこんな癖があって常に人のあら捜ししているようだったら嫌だよー!)^o^(

  • 井上さんの本は、「切羽へ」(きりはへ)を
    直木賞を取った時読んだことがあったのでこの本で2冊目。

    東京近郊のスポーツクラブで起こる様々な人間関係。。。
    会員、インストラクター、受付。。。いろいろな人間がからむ。
    こういう、「大人」の小説は苦手だ。どろどろした人間模様。。。。
    しかし最後の話はなんだったんだろう?いや、そのひとつ前の話からかな?
    いきなり幽霊とか、多重人格とか出てくる。。。。


    え?なぜ?いきなり現実から遠のく。。。今までこんなにリアルだったのに。。
    それでもやっぱり現実に引き戻され話は終わる。
    人間社会では時に現実とはかけ離れた世界へ行かざろうえないのだろうか。。
    なんて。やっぱり大人の小説でした。

    しっかしこの作者さんよっくスポーツクラブを見てるな〜
    会員、インストラクター、受付の様がよく出てる。
    会員の苦情など、本当良く描けてる。どこのジムでも一緒なんだな。。。
    「〜しないで下さいと張り紙をするのはかまいませんが、

    張り紙だらけで息が詰まると言う会員様もいらっしゃいます。」

    には苦笑。。。。。ああいえばこういう。。。。
    本当、スポーツクラブも大変だ。。。。

  • スポーツクラブのスタッフや会員など、クラブにかかわる人達の日常や出来事について書かれた短編集。
    可もなく不可でもなく。

  • すごい、うまいなあ!こんな人たちばかりが集まるスポーツクラブって異常なわけだけど、「しかたのない水」というタイトルの雰囲気ともぴったりで、スポーツクラブの独特の雰囲気もよくでてる。後味いいってわけではないけど、とにかく「仕掛け」がいっぱいで、仕掛け小説好きなので読んでいてすごく楽しかった。

  • フィットネスクラブでの会員さんとか職員さんとかの話。
    短編集やけど少しずつリンクしてて面白いよ。
    最終的には、あんな展開になるとは思ってなかったけど、、、。
    それにしても、レイラって、、、。

    ☆手紙とカルピス
    ☆オリビアと赤い花
    ☆運動靴と処女小説
    ☆サモワールの薔薇とオニオングラタン
    ☆クランプトンと骨壺
    ☆フラメンコとべつの名前

  • スポーツジムを取り巻く人たちを綴った短編集。
    それぞれが中途半端で、消化不良。イラッ。
    最後の短編のみに焦点をあてればよかったのに。
    スポーツジム、いろいろメンドクサソウデ通う気が失せます。

  • フィットネスクラブに通う人々にまつわる連作短編。
    誰の日常にも隠れてるねっとりとした狂気。
    なんだか、フィットネスクラブっていう舞台が、
    描かれてるテーマとすごくあってた。
    肉体と、精神。表面と、内面。

    ・・・しかし、登場人物覚えきれず。笑

  • 面白いと思って読み終えたんだけど、気づくと結構消耗してた。
     なんかねっとりときもちわるい本でした。まさにそれが魅力なのかなぁ。

  • ジムの人間関係を題材に書かれた連作。

    日常の中で誰もが主人公で、誰もが脇役だということを上手に気付かせてくれる作品。
    誰の中にも潜む狂気を、描く様はさすが井上作品という感じ。

    自分がジムに通い始めたばかりなのも手伝って、興味深い気持ちで読みました。

  • 東京近郊のフィットネスクラブに集まる、一癖も二癖もある男と女…。
    平気で女を乗りかえる若い男。その男の美しい肉体を思い浮かべ自慰に耽る女。
    水泳コーチの妻は失踪し、団地の主婦は、昔の恋人の名前をつい呟いてしまう。脱
    サラした古本屋は、妄想癖のある受付嬢の虜となる―。
    など、すべての話がリンクしていく短編集。
    よくあるパターンの話だったけれど、読みやすかったので、ちょっとした読書に最適。

  • あるフィットネスクラブに通う6人の物語。6人それぞれ普通でない感じで、人間臭い内面が描かれていて面白かった。

  • 同じスポーツジムに通う人々がそれぞれの短篇に登場します。

  • 「潤一」以来注目の(勝手に)井上荒野(あれの)
    です。図書館に行くたび一冊は借りてきて読むよう
    にしております。
    あんまり明るい話はないのだけれど。日常の些細な
    出来事、誰の身にもふりかかりそうな出来事を描く
    と一番、と私は思う。角田光代も川上弘美も捨て難
    いか。悩ましい。いずれにせよよい書き手なのは間
    違いありません(偉そう)。

    これは短編集ながら全て同じフィットネスクラブに
    関係する人々が主人公でつながっている本。
    やりきれない倦怠感?が漂っていて、すっきりしな
    い感じがよい。

  • フィットネスクラブに集う男女6人のお話、連作短編集です。

  • 061001 人間っぽさが面白い

  • 登場人物の殆どが、どこか不健全。ちょっと退廃的な香り。

  • 連作短編。辛口で残酷な切り口の作品が多い中、最後の短編が温かくて救われる。

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