つやのよる

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著者 : 井上荒野
  • 新潮社 (2010年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104731039

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つやのよるの感想・レビュー・書評

  • この人の書くもの全部好き。中毒みたい。つやさん出てこなくて、周りからじわじわ攻めてくる感じがうまくて、欲求不満。次は、めちゃくちゃ素敵な女性を、めちゃくちゃ正面から描いてほしいな。男性も。

  • 俗にいう「オトコ好き」な艶さんついて、彼女の脇からの話の連作。
    そして最後に艶さんを登場させて、それらをまとめた〆。

    荒野さんは結構好き。

    映画化されてるんだね。それも結構豪華な俳優陣。ちょっと見てみたいかも。

  • 死の淵にいる艶という1人の女性と、それを取り巻く人たちの話。

    艶と、直接、間接的に関わった人たちのサイドストーリーがほとんどですが、それぞれが興味深く、惹き込まれました。
    最後の松生の章で、各章に少しずつ語られていた艶の逸話、艶という人の人となりが全て回収され、この物語は、松生が主人公の、艶への思いの話だったのかもと思わされました。
    そう思いながら、また前に戻って読むと、全ての章がしっくりきました。

    映画化されていたのですね。
    全然知りませんでした(苦笑)

    キャストも豪華で、そちらも興味ありです。

  • 艶という一人の死にかけた女をとりまく人々の物語。つや本人はあまり出てこず人となりも曖昧だけれど、関わった人たちの思いの深さや微妙な距離感にイライラしながらも、こういった感覚ってたぶん、日常に当たり前のように潜んでいるものだって感じがすごくした。誰かを思い、忘れられず、それでも思い出すことを拒んだり忘れたフリをして、現在を生きようとする。

  • 井上荒野さんの本を読むのは二作目だが、もうお腹一杯。

  • めずらしく、後半に向かうより、前半から中盤の方が読んでて引き込まれました。
    艶の実態がだんだん見えてくるにしたがって、世俗的な感が強くなって。。
    神秘的なまま、多くの男性を翻弄してきた女というままで終わって欲しかったです

  • 映画を先日観ましたので…。
    けっこう映画ではオリジナルのエピソード満載だったんだなー!!?
    原作では色々とあっさり目です。

  • 読んでみたくて図書館で借りた本。私の理解力、想像力がとぼしいのか、じれったい。少しづつ艶の本性みたいなものが分かってくるのにはワクワクしたが最終的に、、艶の全体がつかめぬまま、艶どころか全体的にあやふやしたまま読み終えてしまった。今回初めて筆者の本を読み、文章の感じはものすごく好きなだけに残念。ほかの作品も読んでみようと思います。

  • 父の本棚で見つけて一日で読了。
    読みやすく好きな文章はいくつかあったけど
    、う〜ん。最後まで艶は出てこないほうが良かったのかな?なんかもやもや。映画はもっともやもやしそうです。 2014.9.15

  • 癌に侵された艶という男に狂う女と、その艶を愛しボロボロになる男、艶をとりまく
    男達の、妻や子供、恋人など艶の存在によっておこる波紋などが描かれています。
    結論からいうと、お子様の私には高度すぎて理解できない作品でした。
    従兄弟に犯され、妻子ある男性を略奪、若い男をストカーし、ネットで男をあさり、こんな欲望のままに恋愛をする女性がいるのだろうか、そして妻子をすて艶に愛を注ぐ松生。
    この松生も艶にとってはオモチャのひとつにすぎなかったであろうが、松生は艶の為に全てを投げ出し、艶に愛をそそぐ情けない男…
    艶が死にゆく前に関係のあった男達に艶が危篤であることを、連絡する松生…
    これも理解できない…
    そして連絡を受けた、男やその男たちの妻や子どもや愛人のとった行動もすべて?????

  • 井上荒野は前に読んだ作品でも文書が上手いと思ったけれど、今回はその時以上だった。
    過不足がなくて整っている。
    一人の人物を複数の人間が語るという私の好きな形式で、語られるのは夫がいても他の男を追い追われする女、艶。
    語り手は彼女と関わった男の妻であったり、彼女を求めた父に捨てられた娘であったり。
    艶の尋常でない欲がゆらゆらと蠢いて見えるのだけれど、それが次第に逆転していくように思えた。
    不在である彼女の人型、それが人が意識的にでも無意識にでも求めているものの形のように見えて。
    中盤まではテンポも良くて非常に良かったのだけれど、結末に迷うように終盤で失速したのが残念。

  • 井上荒野さんの作品が読みたくて手に取った。
    最近読んだ、「それを愛とまちがえるから」とはずいぶん様子が違っていて、こちらの作品の雰囲気の方が好きだなと思った。

    でも、いまいちしっくりこなかったな。
    もっと深堀した内容を期待してしまっていたからかも。
    複数の人によるある人の話といえば、有吉佐和子さんの「悪女について」が私の中では断然一位だから、おのずとこの作品を比べてしまうからかもしれない。

    艶をいまいち魅力的だと感じることができなかったし、
    松生の苦悩の様子が私にはあまりずん。。。とは来なかった。

    映画の方がずん。。と来るのかなと思いながら読み終えた。

  • 艶に関わった人間の話。
    あまりにも艶が出てこないのでラストまでそのままかと思ったらちょっとしたところで出てくる。
    結局は艶が何をしでかしたのかは全然わからないまま終わってしまった。
    何というか少しじめじめしてすっきりはしない読了感。

  • まわりからどんどんせめていくかんじ…
    つやを軸にはしてるんだけど、
    割と遠い人が出てくるのでうっすらと影が見えるくらい。
    情念的な世界がぞくっとします。

  • 自分の欲望に忠実な女性「艶」。彼女に惹かれ、彼女に振り回され、彼女の最後を看取った男性たちとその周りの女の人のお話です。艶さん本人の描写がなかなかなく、重ねた薄いベールをゆっくりと剥いでいくようにしか人物像が見えてきません。もどかしくも思いながら読み進めました。さて、ベールの先に見えた彼女はどんな人物だったのか。そして周りの人に残した彼女の印象とは。最後の夫と少年との邂逅が上手く表現されていると思います。

  • つやさんという一人の女性について、色々な人の視点から描かれている連作短編集。 つやさんのことが気になって、最後まで一気に読んでしまいました。

  • 映画化されるようなので、気になって借りて見た。魔性の女・艶に関わった男と女が、艶について語る作品。もっとドロドロ系かと思ってたら意外とそうでもなかった。装丁みたいにお話も淡白な印象。想像力を膨らませろということなのかしら。2013/008

  • 2013.7.22読了。
    艶という女性に関わる人たちの話。
    性に自由奔放に生きた女に関わった女に振り回された、関わったために、その女の死後に女のことを話す人たち。
    ちょっと前に雑誌に載っていたので読んでみました。微妙かな。

  • 辛うじて艶に繋がる話。
    男は人生の特急にぱっと乗れるけど女は乗らないよね。
    相手に飛び込まない冷静さがどの女(艶以外)にもあった。その相手と自分との埋まらない空白は狂おしいよね。

    艶の人となりが全くわからなかった。

  • 艶というわけありの女性がもう長くないという知らせを受けて、さまざまな関係者が戸惑います。

    それにしてもうまいなあ。3歩歩くにも意味があるのだろうねえ。無駄な文章なんて全然ないです。

  • 艶という、死にゆく一人の女が関係した男たちにかかわりのある女たち。

    艶の従兄の妻
    艶の最初の夫の愛人
    艶の愛人だったかもしれない男の妻
    艶がストーカーしていた男の恋人
    艶のために父親から捨てられた娘
    艶を看取った看護師
    艶の最後の夫

    男好きで欲望のままに奔放していた艶という
    謎めいて会ったこともない女にかつて関係していた男と
    昔関わっていた、もしくは現在関わっている女たちの心境。

    複雑~。結局、艶本人のことは詳しく書かれていないけれど
    その周りで起きている出来事は鮮明。

    映画にもなっているだね!しかも最近!

    一人の人をめぐって話が繋がっているから普通の短編より読むのは楽だ)^o^(

  • 図書館本

    ***

    梅雨入りしたもよう。

  • つやをめぐる周囲の人々の物語です。それぞれの物語の関係を整理しながら読むのは少し大変でした。ちょっと読みづらかったかな。

  • 映画化されると知り、出演している女優陣に惹かれ、原作を読みました。艶という男にだらしない女性が中心にあって、でも関係のあった男ではなく、その男の周りの女たち(妻だったり、恋人だったり)が語るというスタンスがミソ。きっと映画の方が面白いと思う・・・観ないけど。ww

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つやのよるの作品紹介

夫と、恋人と、父と、関係のあったらしい奔放な謎の女の危篤の知らせをきっかけに、自分の男を見つめ直す女たち。男と女の心の奥の奥を鮮やかに照らし出し、愛のありかを深く問う長編。

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