- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104741014
感想・レビュー・書評
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メルキュールの夜は目くるめく迷宮?
すみません。体調がイマイチだったせいか、なかなか本の中に入り込めずに読み終わってしまいました。読み進めながら、引っ掛かりを待ったんですが、筒井康隆や安部公房のいくつかの作品がちらつくばかりで、そのまま消沈。もう一編の「クレーターのほとりで」ではスタニスワフ・レムの幻影が・・・・・・要するに、これらの作品の人となりというか文体についぞ出会うことがなかったんです。これは読者としては手落ちですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本はなんでも好き嫌いのない私でも、これ読むのはちょっときつかった。
だって本当に意味がわからない。
何歩か譲歩したとしても、やっぱり感想は一言、意味不明。
「クレーターのほとりで」を読まなかったのが悔やまれる。
また今度。 -
まぁ、私の趣味ではなかった。こういった作風が文学というなら、文学はとてつもなくつまらないものと思う。
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「ピンチョン」的らしい。私はピンチョン未読なのでどこらへんが「的」か分からない。メルヘンと言う言葉にひかれて読み始めたが…7月4日から7月7日までの4日間の日記が繰り返される。チラシ配りを生業とし、配れなかった(配らなかった)チラシを部屋に堆積させ夢と現のハザマをゆりゆりと書き連ねて生活しているらしい主人公「わたし」 んんむ…すばらしい小説 らしい。私は いま 歎異抄を無理やり読まされた小学5年生の女子の気分である。きっと私にはこの小説を読み砕くだけの力が備わっていないのであろう。残念なことだ、いや本当。
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<font color="#666666"><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:0;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104741019/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4104741019.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" border="0" alt="四十日と四十夜のメルヘン"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/item/4104741019/yorimichikan-22" target="_blank"> 四十日と四十夜のメルヘン</a><br>青木 淳悟 (2005/02/26)<br>新潮社<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104741019/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"> この商品の詳細をい見る</a></td></tr></table>
<blockquote><p><strong>「わたし」の部屋には、配りきれなかったチラシが溜まっていく。チラシに書かれた文字が勝手に増殖して・・・・・。
「『四十日と四十夜のメルヘン』を読みながら私は現実が異なる空間に変容する体験をした」と保坂和志氏が評した新潮新人賞受賞の表題作。
そして保坂氏のほか、島田雅彦氏や鹿島茂氏の賛辞も集めた第二作『クレーターのほとりで』。
驚異の新人が誕生した。</strong> ――帯より</p></blockquote>
正直、何度か途中で本を閉じようと思った。
ところどころに ふっと惹きこまれそうになる個所もあるのだが、そうするとまた違う次元のところへ連れて行かれるようで 惹きこまれきれずに連れ戻されてしまう。
単にわたしの頭の悪さのせいかもしれないが、試みは興味深くはあるものの なにやら観念的な匂いが好みではなかった。</font> -
私にはどうも読むのが中盤から苦痛になってしまった本。主人公の日常と、主人公がチラシの裏に綴る”メルヘン”がごっちゃになりはじめる頃から?マークで一杯になってしまった。そしてそのまま話は投げっぱなしであり、こちら側は宙ぶらりんな気分。読後「だから何?」状態。この気持ちをどう処理すればいいんだろうか・・。