果ての花火―銀座開花おもかげ草紙

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著者 : 松井今朝子
  • 新潮社 (2007年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104742028

果ての花火―銀座開花おもかげ草紙の感想・レビュー・書評

  • 『銀座開化事件帖』 の終わりからは、こんな続編を想像してなかった。
    嬉しい予想外v
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/6362640.html

  • 維新直後の青年群像,と思えば面白く読めるが,「不倶戴天の敵」というのがどうも取ってつけた感がしてしょうがない(前作からだけど)。宗八郎のような者にとってこの時代は,こんな仮想敵(と言ったら言い過ぎだろうけど)を持ち出さなければならないくらい,生きがい(死にがい)を見つけにくかったんだろうとは思う。

    第1話で,いつも憎らしいくらい冷静沈着で,開明的な実業家の「若様」が,相手の厚顔無恥に苛立ってつい「此奴(こやつ),昔なら手討ちにしてくれるところだ…」とつぶやいてしまうところが,私的にはツボにはまりました。
    ぼおっとしたダルマ顔,市来巡査のファンです。

  • 前作を読んだ記憶はあるのですが、内容はさっぱり…この本の端々のエピソードから、ああ、そんなこともあったなあ、みたいなことは思ったのですがそれ止まり。

    尊王攘夷直後の東京銀座の元大名家の坊っちゃまとその取り巻き…と書くとなんか微妙ですが、の話。
    明治の庶民ともっと上の人々の狭間をうろうろする感じで。。
    この頃の文化は面白いですねえ。
    用語がが普通に読めなかったりしますが…

  •  時代背景がとても魅力的で、その後が気になっているこのシリーズ。
     今作は、全編を通して宗八郎の虚しさ・憤りが漂う六編でした。そして比呂の存在が頼もしくもあり、儚くも感じました。

     まだまだ政治も経済も落ち着かず、若様や原、市来巡査たちの語る世情を横で達観している宗八郎は、前作に比べるとだいぶ大人びてきたし、砕けてきたようにも思えたけど、本作ではあまり魅力を感じなくて、少しがっかりでした。

     宿敵の存在を強烈に印象付ける内容でしたが、次作では西南戦争を背景に、この問題が佳境に入るのか、比呂や綾のことはどうなるのかとやはり気になる。

     でも、次作が完結だと思うと、そうそうに読んでしまうのも淋しいような気もするのよね。。。。

  • 銀座開花おもかげ草紙、とゆーことだったので文明開化あたりの明るめの事件ものと思っていたので少々あてが外れていまいちのりきれなかった。がんばって最後まで読んだけど、ちょっと流し読みぎみだった。ごめんなさい。なんてゆーか、暗い。私は大体主人公は無条件で好きになるんだけど、宋八朗も若様もどーも感情移入できにかった。比呂が一番すきだわ。時代の変わり目に翻弄され、成功するものもいれば堕ちてゆくものもいる。時代の変わり目、今もそうなのかなあ。流れに上手に乗れる人はいいけどそうじゃない人にはキツイよなあ。

  • 前作が2作もあったのを知らずに読んでしまいました〜。
    本書も結構佳境に入った感じで終わったので、まだ続くのでしょうな。
    この時代背景は、好きです。

  • 明治期初期を舞台にした「時代小説」武士としての誇りや商魂などいろいろな価値観が混在した時代。

  • 御一新後、すっかり明治になったのに時代について行けない素浪人の主人公のモテ方にいまいち納得いかないまま、とりあえず市川雷蔵みたいな見た目をイメージしながら読了。古きよき時代の男前なんでしょうかね。また続編があるんだろうなーと思わせられる終わり方でした。

  • 読書完了日2007年10月5日。久しぶりに時代物を読んだためか、大変楽しく読めました。

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