神なき国ニッポン

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104745012

作品紹介・あらすじ

物質的な豊かさを手に入れ、経済大国の仲間入りした日本人は、戦後、祖先が大切にしてきた民族的遺伝子ともいうべき精神文化や自然環境、伝統などをないがしろにしてきた。その結果、日本人は「神さま」(=精神的支柱)を見失ってしまった-。政治、社会、歴史、文化など広汎な視点から、世界の人々はどのように「神さま」に対処してきたかを検証し、それを日本の現状と比べ、これからの日本のあるべき姿を考える。

感想・レビュー・書評

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  • 触れたことのなかった宗教の世界や考え方。すごくおもしろかった。日本人はどんな国民なのか。そうでありながらどうこの国をしていけばいいのか。突きつけられたテーマは重く、難しい。知的欲求を掻き立てられる一冊だった。

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著者プロフィール

上田 篤(うえだ・あつし)
建築学者、縄文社会研究会会長、『日本人とすまい』(岩波書店)、『縄文人に学ぶ』(新潮社)、「七〇年大阪万博お祭り広場」(日本建築学会特別賞)など。

「2020年 『建築から見た日本 その歴史と未来』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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