黒部の太陽

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著者 : 熊井啓
  • 新潮社 (2005年2月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104746019

黒部の太陽の感想・レビュー・書評

  • この本は、映画「黒部の太陽」の監督である熊井啓が
    三船敏郎も石原裕次郎、当時の中井景プロデューサーも亡くなり、
    もはや最初から最後まで、この作品にかかわった4人のうち、
    当時の現場を知るものは彼だけとなった今、
    夫人の日記やメモなどをもとに、覚えている限りのことを
    3人に代わって書き残したものである。

    先月、この「黒部の太陽」を観る機会があった。
    この映画は石原裕次郎の遺志により、
    これまでノーカット版が再上映されることのなかった映画だけど、
    今年、東日本大震災の復興支援を兼ねて44年ぶりに全国でチャリティー上映され、
    2013年にDVD化されることが石原プロより発表された。
    DVD化される前にスクリーンで観ることができて良かった。
    確かにスクリーンで観ないと迫力は伝わらない部分があったと思う。
    「世紀の難工事」と言われた黒部第四ダムの建設に
    悠然と立ち向かった土木技術者の情熱と苦闘。
    ものづくりに対しての誇りと満足感がよく描かれていると思った。

    黒四ダム完成から半世紀経って、
    電力不足、節電などの言葉が今また飛び交っている。
    先輩たちが電気というエネルギーを得るために費やしたとてつもない努力を、
    再び思い返してみたり。

  • 黒部などを舞台とした作品です。

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黒部の太陽の作品紹介

昭和43年公開『黒部の太陽』(製作・主演/三船敏郎・石原裕次郎、監督/熊井啓)は、観客動員733万人、興収16億円(現在の80億円相当)の大ヒットとなった前代未聞の超大作映画である。しかし、完成・公開に至るまでには、想像を絶する苦難の日々があった。五社協定の壁、配給問題、資金調達、裕次郎が骨折した大出水シーンの撮影…。それでも男たちは、ひたすら突き進む。その後、裕次郎の「大画面でのみ、お客様に観ていただきたい」との要望で、再上映もDVD化もされていない。あれから38年。監督だからこそ知りうる秘話を満載し、何かに熱くなることだけがすべてだった"あの時代"が、いま、鮮烈によみがえる。

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