勝ち逃げの女王―君たちに明日はない〈4〉

  • 703人登録
  • 3.84評価
    • (69)
    • (162)
    • (112)
    • (6)
    • (0)
  • 132レビュー
著者 : 垣根涼介
  • 新潮社 (2012年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104750047

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

勝ち逃げの女王―君たちに明日はない〈4〉の感想・レビュー・書評

  • リストラ請負会社の面接官、真介が奮闘するシリーズ第4弾。

    安定の面白さです。
    異業種の表裏が垣間見れる面白さ、人の生きざまを感じられる感動、更には読みやすい、大好きなシリーズです。

    表題作よりは、それ以外の3編が良かったかな。

    言い訳なしの人生、ノーエクスキューズ。
    自分の納得した道を進む。
    懸命に日々を生きてさえいれば、そのうち何かが見えてくる。

    今回も教訓にしたい言葉がたくさんありました。

  • 一般的な評価で言うと星4くらいだろうけれど、好きなシリーズなので、甘めの星5。シリーズ三作目くらいから、話に深みが出てきて、とても良い。芯を流れているのは人がどう生きるのかという視点で、自分の生き方に重なる部分も感じられて好き。

  • 君たちに明日はない・シリーズの第4弾です。
    今回は表題作の「勝ち逃げの女王」と「ノー・エクスキューズ」が特に面白かったです。
    「勝ち逃げの女王」では、いつもはリストラ役の真介が社員をひきとどめる立場になるのが新鮮でしたし、「ノー・エクスキューズ」では、真介の会社の社長・高橋の過去が語られたのがよかったです。

  • このシリーズ、やはりとても好きです。
    リストラをテーマにしながら、仕事観、ひいては人生観を考えさせられます。人生において仕事ってやっぱり大きな要素ですから。。。
    何か正解ではなく、その人にとって何がよいのか、結論を出すのは自分だけなのだ、という事を各話で言われていたような気がします。今の自分と照らし合わせて色々と考えました。
    印象的だったのは「明日のために今を生きる」のではなく、「今を生きる」という事。理想論のようで、自分がもやもやと口に出せていなかった事が表現されていたような気がします。

  • シリーズ4作目にして
    今までの中で、もしか一番好きな巻。
    ■ ■ ■ ■ ■
    『永遠のディーバ』は特にがつん、とキたなぁ。
    「継続は力なり」って言うけどさ
    続けることが力なんじゃないんだよね。
    続ける力を持てることが、更なる力になるんじゃないかな と。
    ■ ■ ■ ■ ■
    『リヴ・フォー・トゥデイ』は、自分自身に於いても、だけど
    子を持つ親としても考えさせられる箇所が多々アリ。
    チョビ達に思想を押し付けてないか?と省みてみたり。
    そして
    「きみたちに明日はない」の「明日はない」には
    二重の意味があったのか!?Σ(@ω@;)ってことに
    このお話を読んで初めて気づいた次第。
    ■ ■ ■ ■ ■
    謎の男(w)高橋さんの過去も暴かれたことだし、
    そろそろ私のオキニ川田さんにもスポットを当ててほしいところ。

  • 「人間、もう必要とされなくなった場所に居てはいけないんだよ。だったら、そんな場所はとっとと捨てて、新たに必要とされる場所を探したほうがいい」
    ーー垣根涼介『勝ち逃げの女王』新潮社, 2012年 P.92 L.2-4より引用
    *
    リストラ請負会社の面接官・村上と、村上を取り巻く人々を描いた群像劇『君たちに明日はない』シリーズ第4弾。
    第4弾のテーマは、仕事の”引き際”。
    組織人たるもの、引き際が肝心。
    大手航空会社のベテランCA、
    元バンドマン、夢を捨てきれぬ楽器メーカー社員、
    接客業一筋20年のファミレス店員…etc.
    それぞれの退陣を描いています。
    *
    File.2『ノー・エクスキューズ』
    大手証券会社の経営破綻により、クビを切られた佐竹と小平。
    2人は、会社の解雇宣告を潔く受け入れ、家族に弱音や愚痴を一切吐かなかった。
    人間、必要とされなくなった場所には、居てはいけない。
    言ったところで、不安にさせるだけだから、仕方ない。
    それから20年、還暦を過ぎた彼らは、当時を振り返り、こう述懐する。
    *
    自分が必要とされていないから、その場を離れる。
    潔くその決断ができる会社員は、どのくらいいるんだろうか。
    自分が必要とされていないと知りながら、
    生活の為、自分のプライドの為、
    「仕事するフリをする仕事」や、「会社へのアピールの為の仕事」に邁進し、
    自己満足に浸ってはいないか。
    自分の意志で、誰かの為に、続けているのか。
    それとも、惰性で、誰のためでもなく、ただ続けているだけなのか。
    己を省みて、ふと考えさせられました。
    *
    シリーズ第4弾、ここにきて、一番面白かった…!
    夢を諦めきれない、覚悟のできない会社員には、グサッと刺さるエピソードが満載の1冊です。

  • 2017.5.21 読了


    リストラ屋 真介シリーズ。

    短編集
    3作目のが ちょっとジーンときた。

    社長の過去もチラリと見えて。

  • 4.0 今回も楽しませて頂きました。このシリーズも既刊は残り一冊。垣根さん、次を早く出して。

  • それぞれの企業の名称が面白い。ハマヤ、ベニーズ
    最近のネタも入れていて親近感を感じる
    4本のうち一番面白かったのは勝ち逃げの女王かな

  • 「リヴ・フォー・トゥデイ」に尽きる。
    自分のモットーを代弁してくれてるようで大感動。

  • これもハズレの無いシリーズだ。
    社会人なら確実にグッとくるところを抑えてくる。

  • シリーズ追うごとに人間臭さが増してくる!その人間がまた魅力的すぐるw小説なんだモンネwww

  • リストラ請負会社の面接官村上真介シリーズの4作目。
    今作は村上の出番が少なく、被面接者側の立場から多く描かれている。
    要請された方向へどう導くかより、本人の納得いく結論になれば成果は気にしなくなってきている村上の心境の変化が印象的。
    個人的には3話目の「永遠のディーバ」が秀逸。

  • シリーズ第4作。

    安心して読める感じ。


    お気に入りは、「永遠のディーパ」。
    ゲストヒロインの格好良さが際立つ名篇。

    ★4つ、7ポイント半。
    2015.02.

  • やっぱりこのシリーズは面白い!
    一気読み!
    重苦しくもなくライトな感じの中に真介の成長も感じられたり生き方や人間ドラマに考えさせられたり。
    大きな岐路に立つ時、否が応でも自分自身と向き合わなくてはならなくなる。
    何を大切に思い、どんな姿勢で生きていきたいのか。
    それは千差万別。それぞれの生き方がありドラマがある。
    シリーズ全体の描かれている根底には「ノーエクスキューズ」にあった「潔さ」が流れている。

  • 勝ち逃げか?もちろんアリだ。そしてノー・イクスキューズ、こういう生き方もある。ただ、これはいいとも悪いとも言えない。その人の考えだ。ディーバ、これはいい。間違いない。ラストはリブ・フォーxxx、明日の事は考えず今日に全力を尽くし精一杯生きる。それは充実した生き方だし、もしかしたら違うやりたい何かが見えるかもしれない。

  • シリーズの中でこれが一番おもしろかった!リストラ屋の村上真介、今回は強烈な個性の面々にうまく一本取られてばかり。今回はリストラを勧める仕事だけではなく、残留を願う仕事まであり、いろんなパターンのリストラ屋の仕事があったが、みんな痛快な去りっぷりがかっこよかった。真介、今回、あまりいいところなしだったし、恋人の陽子さんとの進展もなかったけど、なんだかシリーズの最初に比べて真介、人間的に成長している気がした。このシリーズ、まだまだ続いて欲しいです!

  • 今すべきことをただ熱心に。
    言われてみれば、わたしは過去を追ったり未来を願ったりしてばかりだなぁと。

    起きてしまったことを悔やんでも、まだ見えないことに想いを馳せてもしかたない。
    そう思って今だけを見ることも必要なんですね。

  • 話のモデルは、航空会社JA○、音楽と発動機のYAM○HA、山○証券、外食チェーンのガ○トその他と丸分かり(笑)。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/12781150.html

  • シリーズ最高傑作だと思う。
    人の生き様の多様性を、面接官と本人の視点で描くことがこのシリーズの特徴で、上手く説明できないが、すごく立体感があった。
    共感できるところも多い。
    人生、今が大切なんだよね。

  • このシリーズは毎回楽しみにしているが、今回は「永遠のディーバ」が珠玉。涙が出そうになった。

  • 3に比べて面白かった。

    特に、最後の話。今が今のためにあるのではなく、将来のためにある息苦しさは誰しも経験したことがあると思う。私は最近就活を経験し、仕事と人生について考える機会が多くなった。この作品は是非とも就活生や仕事に疲れを覚えた方に読んでいただきたいと思った。

  • 「君たちに明日はない」シリーズ第4弾。第3弾が今いちだったので、このままジリ貧かな、と思いきや、ちょっと持ち直した感じ。リストラ対象者(今回は引き止め対象者も)の内面の描写が丁寧で、読んでいて深みが感じられたのが良かったかな。

  • いろいろな働き方が面白い、「人間、もう必要とされなくなった場所にいてはいけないんだよ。だったら、そんな場所はとっとと捨てて、新たに必要とされている場所を探したほうがいい」「自分の人生がどう転んでも、言い訳をしない。泣き言を言わない。つまりは、ノー・エクスキューズ」「過去を追うな。未来を願うなら。過去はすでに捨てられた。未来はまだやって来ないー明日のことを考えなくても、懸命に日々を生きてさえいれば、そのうち何かが見えてくる。」あしたも頑張ろう。

全132件中 1 - 25件を表示

勝ち逃げの女王―君たちに明日はない〈4〉を本棚に登録しているひと

勝ち逃げの女王―君たちに明日はない〈4〉を本棚に「読みたい」で登録しているひと

勝ち逃げの女王―君たちに明日はない〈4〉を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

勝ち逃げの女王―君たちに明日はない〈4〉を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

勝ち逃げの女王―君たちに明日はない〈4〉の作品紹介

『あなたにとって、仕事をする意味とはなんですか?』
リストラ請負人・村上真介シリーズ第四弾!

業績の悪さを、景気のせいにしていませんか?リストラ請負人・村上真介が、そんなサラリーマンの甘えをぶった斬る!今回のターゲットは“団塊の世代”の定年組から、バブルを謳歌した40代、そして「ロスジェネ」世代まで。様々な時代を生きる彼らにとっての仕事とは?そして人生とは……読めば元気がわいてくる大ヒットシリーズ最新刊。

表題作「勝ち逃げの女王」に加え、「ノー・エクスキューズ」「永遠のディーバ」「リブ・フォー・トゥディ」の四編収録。

勝ち逃げの女王―君たちに明日はない〈4〉に関連するサイト

ツイートする