外務省に告ぐ

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104752058

感想・レビュー・書評

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  • 暴露本?実名も出ているみたいなので、
    何人かはググっちゃった。

    官僚は優秀なエリートだから、と任せておいたら、
    何やらいろいろやってるみたい。
    ヤバくなると過労で倒れて入院療養として
    病院に逃げちゃうとか。そして退院した後は
    何もなかったかのように異動になっちゃう。
    いいわねぇ、組織に全力で守ってもらえて。

    たぶん凡人には務まらないような難しい仕事を
    しているんだろうから、多少の特権や優遇は、
    それで国益が守れるのなら仕方がないのかもしれない。
    それを当たり前だと思うようになっちゃうのかな?

    もしかしたら不祥事を隠蔽するなんて優秀な
    彼らにとっては難しいことではないのかもしれない。
    最初から組織内の腐った膿を出すつもりもないし、
    特権と優遇されまくりで気がついたら一線越えてて
    悪事がバレたとしても、ある程度は組織が守って
    くれるんでしょ?それでダメだったら、
    誰かが一人が犠牲になって罪をかぶって組織を
    守るんでしょ?
    誰かがちょびっとだけ処分されて、こっそり
    異動になって、しれっと要職について・・・
    どうせみーんなグルなんでしょ?

    ギャンブル?愛人?豪遊?
    特権を駆使して贅沢三昧遊んでばかりいないで、
    せっかくの優秀な頭脳を国益のために
    正しい方向に使ってほしいです。

  • 日本の悲しい現実が書かれてる。
    ロシアになめられっぱなし。これは外務官僚の質の低下が招いた結果。
    海外日本大使館では、裏金で大使たちが私服を肥やしている。
    などなど

著者プロフィール

1960年1月18日、東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了 (神学修士)。1985年に外務省入省。英国、ロシアなどに勤務。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)、『自壊する帝国』(新潮社)、『交渉術』(文藝春秋)などの作品がある。

「2023年 『三人の女 二〇世紀の春 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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