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- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104753048
感想・レビュー・書評
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確かにエンターテインメント小説として読むならば★2つくらい。
でも、そのエンターテインメントにいききれない感じを含めて、電子書籍を取り巻く環境が複雑化していることを考えさせられた。
多分、人気作家である楡さんも、エンターテインメントへいききるか、今の出版業界に対する提言的な作品にするかの葛藤があったのだと思う。だから、ちょっと中途半端な作品になってしまったのではないかと。
若造が偉そうなことを書きました…。 -
渋沢はベンチャー企業と、電子書籍をめぐる戦いを始め・・・
なんか、どっちにも肩入れしたくない展開。
建て前でもいいから、大企業としての社会的責任とか言って欲しいよ。 -
前半のワクワク感が消えてしまったのはどうしてか。。楡さんの作品はスカッ!として、そこそこのリアリティがあって好みだったんだけど、読後感としてはがっかり。期待はずれ。
ビジネス展開の部分もなんか薄っぺらいというか。電子書籍を巡るトコロもゴールがすでにあって、そこに落とすにはどんなストーリーにしたらいいかを考えて動かされてるように見えてしまう。しかも、なんだその展開と考え方、と思ってしまうトコロも見受けられる(。-_-。)
キャラへの感情移入が出来ないのも、時間を忘れるような飲み込まれる感じもなく、非常に残念。