老朽マンションの奇跡

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著者 : 井形慶子
  • 新潮社 (2009年11月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104761036

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老朽マンションの奇跡の感想・レビュー・書評

  • 著者はイギリス関係の著作を多数執筆している出版社経営の方。こういう外国かぶれの方は好きではないのですが、読んでみました。吉祥寺のぼろマンションをイギリス風にリフォームする話がメイン。「ロンドンフラット」と称して著者が自慢げに映っている冒頭の写真は笑えます。いかにも経営者っぽい高飛車な感じが鼻につきますが、リアリティーがあり、まあおもしろかったです。

    ただ一番面白かったのはこのメインとなるリフォームの話ではなく、サブストーリーとなる部下のマンションを値切って半値で買う話。こんな話あるんですね。マンションの価格なってあってないようなもんだな、と思ってしまいました。というか、こういう安く変えた話は普通こっそりしておくのでしょうが、本に書いてしまう点はすごいですね。おもしろかったです。交渉術って大事ですね。

  • 2015年7月西宮図書館

  • 何故に井形慶子さんはこれほどまでに住宅好きなのか?
    何はともあれ身銭を削って実践する...!
    すごみすら感じて脱帽。
    結果..不動産投資という面から見ても見習う事 大!
    東京R不動産を個人レベルで実践しちゃってる感有り。

    それを本にしちゃってる所も見習わねば...

    日本の住宅事情に苦言を発するとこも流石!

  • この作者、好きなんです。

  • 口絵の写真を見て驚きました。職人の手に掛かるとビフォーアフターはこれほど変わるのか!

  • これは見事な再生ストーリー。中古マンション+リフォームで快適住環境を安く入手するという、当然の思考をあらためて認識させてくれた。というものの自分も妙なこだわり?から新築戸建のみで探し、ローンでへろへろというとほほ人生になっているとはこれいかに?!ということで本書の登場人物にならって、あたらな道へすすもうかと画策しはじめる次第。猛烈なインパクトがあった。
    リフォームに関して、優秀な業者を見つける、ということがいかに難しいかは理解できる。このまれな成功例にありつけるのか?心配なところはそこ。DIYですべてできる腕があればよいが・・・

  • 建設業法状上、500万未満の「軽微な工事」を請け負う業者の企業は自由で、
    資格をもつ必要はない、住宅リフォームの大半はこの範囲にあたる。
    ガラクタ物件を購入した人が、まず業者に依頼する事は、
    ①給湯管、②配管、③エアコンの穴、④給湯器を外に出すこと。

  • 自分の家を持ちたくなった。
    近い将来、引っ越す予定の自分。
    どんな家に出会うのか楽しみだ。

  • かなり以前に読んだのですが、感動でした☆
    500万円で購入した老朽マンションが見事に甦り、写真を見比べ変わるもんだなぁ~と。
    購入過程も参考になりますが、住居に恵まれてなかった社員さんが住むことになるオチも良かったです~

  • 半分くらいはフィクション入ってそうだがなかなか面白い。
    実際には中古住宅のリノベーションにここまで手間と情熱を注げる人は多くないとは思うが、もっと積極的に中古住宅を再生・利用すべきというのは賛成。

  • マンション購入まで色々あった。この本で言わんとしていることは体験済みの箇所もあり身にしみてわかることも多々あった。
    春日井のニュータウン公団を考える会?なるものがあって参加してみたけど、この本を参考に、コーポラティブ形式の住居を真剣に考えてみたら住まいの理想ができるのかも。
    P99、「古い公団が得意な業者」宇野社長とコラボで再度検討して欲しいと思った。

  • テンポよく読め、読んでると自分の家もリフォームしたくなってしまった。

    しかし、いくつもの疑問が湧く。
    あのナイスミドルな営業責任者はその後、どうなっただろうか。

    著者の、自分が気に食わない人に対する描写がいつもながらきつい。

  •  吉祥寺の中古ボロマンションを500万で買い取り、200万でロンドンテイストな洒落たマンションにリフォームするという活字版ビフォーアフターのような一冊。
     物件探しから「家」というものへの考え、リフォームに対する意識なども考えさせられ、最後まで楽しく読める一冊でした。面白さ、内容的には☆4つだと思います。

     しかし、誰でもこんなことが出来るわけではないのも事実。まずこの物件500万で購入と帯のコピーにも書いてありますが、実際は1200万を値切りまくって500万にしたもの、200万円というリフォーム費用も「後請求をしない」という施工業者相手にクレーマーまがいのやり直しをさせる。しかも出来上がったマンションは、自分の会社の若い社員に「半値で貸してやる」といった状態。筆者の自己中・自己満足・上から目線が非常に鼻に付く箇所が散見されました。この社員が「イラネ」と言ったらどうするつもりだったんだか…社用でも使うんだったらもっと安く貸すかただで住み込させてやれと。

     とまあ、不動産関係の読み物としては非常に面白いのですが、マンションや家の購入を考えている人の参考書には全くなりません。そういうあたりも含めて「ビフォーアフター」や「ドリームハウス」に通じるものがありますね。「見てる分には面白い」。

  • マンションのリフォームについてのドキュメンタリー。

  • 売れ残った新築マンションを半値以下に買いたたく戦術のくだりは、仰け反りながら読んだw
    本題の老朽マンションは、1280万円を500万円で買い、リフォーム代金も200万円という信じられない安さで請け負ってもらって完成させたという奮闘レポ。
    行間から噴き出す著者の熱すぎるやり方には、賛否両論があるかもしれない。
    しかし、最近の不動産業界の不況ぶりをわかりやすく知ることができたという点でも、読み応えたっぷりの本であった。

  • 良かったよ〜!

  • 2011/03/09 こんなふうに家を持ちたい。いいなとは思うけど、やっぱり眼力と人脈を培う年の功がいるんだろうな。「古民家移築」と並ぶ魅力的な家造り。

  • 吉祥寺で購入した500万円のマンションをお洒落に改装する...という内容の本。ただ、改装のことだけでなく、マンション購入までの経緯のかリフォーム業者さんとのやりとりなど、とても面白く勉強になりました。本の始めに改装前と後の写真がついていて、文章だけだとイメージしにくい部屋の感じがよくわかって、楽しく読めました。

  • 素人が中途半端に真似すると火傷をします。
    が、これくらいの情熱をもたないと望むものは手に入らないかも。

  • 吉祥寺に500万円で古い物件を買って200万円でリフォームする、という著者の体験談を語った本です。

    最近、住宅を購入する場合は「立地の良い築古戸建のリフォーム」という考え方に興味が沸いてきたので、その延長で読みました。住宅購入の経緯から、リフォーム中のすったもんだまで流れに沿って読むことができ、勉強になりました。新築分譲マンションを購入するのと比べると格段に負荷の多いものですが、そのプロセスを楽しんでいければ、価値ある選択肢であるように感じます。

    おそらく数年後にそのタイミングが訪れるので、その際にはまた開いてみたいと思います。

  • 知人が貸してくれて読み始めたのだけど、おもしろくてすいすい読んでしまった。舞台がご近所ということもあるかもしれないけれど、家を買うということやリフォームに興味がある人だけでなく、インテリアとか、家に対する考え方とか、仕事の仕方とか、日本の住宅事情、経済事情、などなど、いろいろと興味深く読めると思う。
    私の場合は、基本的に家に興味はあるので、よけいにおもしろかったのだと思うけれど。

  • 吉祥時で見つけたオンボロマンションを値切りに値切って500万円で購入。200万円でリフォーム。そして、完成したのが駅前10分のロンドンフラット。

    写真で見るビフォー・アフターに驚き。本文を読んで、著者の住宅にかける執念・根気に感服。それにしても、リーズナブルな住宅を手に入れることは、これほどの知識と覚悟が必要なのか。

    そして、このマンションリフォームを通して、日本の住宅環境へ提言。痛快なもの作りドラマでもあり、社会派ドキュメンタリーでもある。

  • 物質的なことによらない「豊かな暮らし」を追求する井形さんが、吉祥寺のボロボロマンション45㎡を500万円で入手、200万円で夢のロンドンフラットに変身させた!…いかに自分の住まいとしてこだわるかを書く本が多い中、本書が際立つのが「空き家の有効活用によって多くの人に豊かな住まいを」という使命感を帯びていること。自分のため、だけでなくより大きな視野をもって中古リフォームの必要性を説く、その声は説得力がある。ちなみにこのマンションはあまりに劣悪な部屋に住む、自分の会社の若手が住めるようにと苦心して作り上げたもの。
    私もところどころに昔ながらの和風で感じのよい古い家が点在する町に住んでいるが、ふと気付くと、どんどんそんな家が壊され、消えていく。そのたびに深い悲しみに襲われる一人なので、井形さんの哲学には強く共感した。

  • 家の間取り図があるマンションや一戸建ての広告物件をみていろいろ想像することが好きである。これは小さいとき家の裏庭に台所や居間などを書いて、ままごとをしたことに通じているよう。
    この本は人気スポット吉祥寺に建つ築30年の老朽マンションを格安でリフォームする過程を書いている。どんどん改築して様変わりする部屋の悪戦苦闘ぶりがとても興味深い。ビフォア&アフターの写真と間とり図を本編を読みながら何度も見返した。こんなふうに格安で親切なリフォーム業者にめぐり合った著者は雑誌編集者で名の売れた人。自分の住みたい家を自分の希望通りに建てることはあこがれでもある。妥協せず、とことんやりたいもの。著者のいうように買い時、買い得、の見極めの知識なるものも勉強しなければ素晴らしい家は手に入らない。

    山のように都会にある空き家の物件をなんとかリフォームというお金のかからないやり方で夢のマイホームを手に入れることに国が対策を打ち出してくれたら、著者のいうように多くの人に希望を与え、そして新しく作るのではなくあるものでまかなうことができるエコ発想である。国が、政治家が早くこのことに気付いてくれるといい。

    夢と希望に★★★★

  • 不動産投資に成功するためのハウツー本としてではなく、不動産に関わる読み物としてはまずまず面白かった。面白おかしく描かれているが、著者のマンション購入値切り戦術に追随するのはまず無理。

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老朽マンションの奇跡の作品紹介

「住みたい街No.1」吉祥寺で築35年のメゾネットを500万円で買って「ロンドンフラット」に再生!見棄てられたガラクタ物件をわずかな予算で理想の家に作り替え。不況の今だからこそ叶う住宅取得の裏ワザが炸裂する。あなたの住宅観を変える疾風怒涛のドキュメンタリー。

老朽マンションの奇跡の文庫

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