フェイバリット

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著者 : 高田侑
  • 新潮社 (2008年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104768028

フェイバリットの感想・レビュー・書評

  • 久しぶりに、小説を読み終えた後、幸せな気持ちになった。

    なんと言っても、主人公・由真の恋人、ハツモの魅力にやられた。
    小太りで自分の容姿には全く無頓着の、いけてない男。でも彼の屈託のない明るさと人懐っこさが、彼女だけでなく周りの人をどんどん笑顔にしていく。
    ハツモみたいな人がそばにいたら、きっと毎日が楽しいだろうに。

    物語の中は、ふわふわとした幸せで溢れている。芝生で子供たちと転がったり、大声コンテストで大健闘したり、保育園で「大好き!」と園児達と抱き合ったり・・・読んでいるこっちまで、一緒になって笑ってしまう、嬉しくなってしまう温かい場面ばかり。

    表紙のナンセンスさに騙されてはいけない。
    中身は優しい幸せがぎゅぎゅっと、詰まってる。

  • 幼なじみと行く場所はデートスポットとはかけ離れている。一緒にいて安心するカップルが結婚に至るまで。

  • 結構なインパクトある表紙に内容とどうつながるのだろう?って思ってたらちゃんと出てきた!ハツモの押しの弱さをじれったく思いながらも人柄の良さがにじみ出てた。何だかんだで一緒にいて楽しいのがいいよね。

  • この方の本は今まで暗いイメージがあったけど、これはとってもほっこりする内容でした。
    イメチェンか?(笑)

    坂本司さんとか瀬尾まいこさん有川浩さんの作品が好きな方にオススメします♪

    この方の文が好きな私なのでサクサク読めました。
    表紙もシンプルで好きだし♪
    イカがかわいい(笑)
    ハツモもかわいい(笑)

  • 仕事での事件がトラウマとなり仕事をやめた由真、人とすぐに仲良くなる空気を持つカメラマンのハツモ。2人の恋愛小説。
    読んだ後に和む小説でした。
    装画:進藤恵子

  • 元保育士、求職中。フリーカメラマン。仕事から社会のやるせなさを突きつけられ。友情が恋愛になる戸惑い。

  • 人間が勇気を出してなにかを成したとき、なぜ感動するのだろう。その人が不器用であればあるだけ、そう。好きなものを好きと言う。

  • ドラマチックにはいかない恋愛や仕事が描かれ、それでも希望を感じられる。

  • 戻れない あの頃が思い出され
    汚れた心が、恥ずかしくなった。

  • 本文中のシャレ山さん(とおぼしき人)曰く
    「表現というのはおのずと暗い方へ向かうんです。意味ありげな黒っぽい表現は素人にだってそれらしく撮れるんだ。ところが明るいものというのは簡単そうで難しい…伝々」

    これは名言。

  • 保母の職を失った私と小学生からの幼馴染のハツモ

    彼が誘う先はいつもワクワクが待っていた

  • 29歳の由真と、フリーカメラマンのハツモのゆるやかな恋愛小説。
    独身彼氏なしのアラサー女子には絶対読んでもらいたい一冊…
    読後感がなんとも言えない あたたかい気持ちになる (*^_^*)

  • 2010.3.3

    おもしろかったです。
    高田侑さん、ホラー作家だとは知らずに読みました。
    ホラーは苦手なので、他の作品を読むかどうかは・・・・・?

    城井由真は保育士の仕事を辞めたばかり。
    小学校からの幼なじみ、初茂一幸・ハツモとは、年に二度くらいの頻度で一緒に遊びに出掛けているけど、ハツモのことを男性として意識した事はない。
    カメラマンをしていて、仕事で出会ったいろんな人達と仲良くなって、そこに魅力的なものがあると、由真を連れて行く。

    登場人物がとてもいい味を出しています。
    高校時代からの親友、沙耶。
    ハツモにキスしまくる、オカマバー「みみずばれ」のママ。
    K1好きな、由真のおばあちゃん。
    意外におばあちゃんのことをよくわかっている弟の透。
    怒っている時は、穏やかに話すが、明らかに普段よりも口数が多くなるお父さん。
    などなど

    お気に入り・フェイバリット のテイストが似ている人がパートナーだと、幸せな時間をたくさん過ごせそうです。
    読後感がいいです。

  • 「うなぎ鬼」の作者さんだからてっきりホラーかと思って借りたら恋愛小説でした…いやーこのイカのほんわかシュールな表紙でホラーだったら逆にさぞ怖そうだ…と思って借りたんだけど。

    いやでも一風変わった恋愛小説としても十分面白かった!使い古されたフレーズだけど、「ほんわか心が温まる」って感じで。子育て中の身としては第四章の最後のほうで思わず泣けちゃいました。いいなあ、これ。前向きな気分になれます。

  • 高田侑氏三冊目。「てのひらたけ」「顔なし子」なら、「てのひらたけ」の方に似た雰囲気かなぁ。ちょっと違うかな。とりあえず高田氏の作風の幅の広さに感心。

    仕事や恋愛に悩む由真はどこにでもいそうで理解しやすい。モンスターペアレントやら同僚との人間関係やら、あるいはなんだか思うように行かない恋愛やら。なんか身近にあるような話だな、と読みながら由真が知人のような気になってくる。でも実際にはハツモ君みたいな人はいないんだよね。
    波乱万丈な恋愛よりもハツモ君のような穏やかだけど楽しい人との生活っていいなぁ、と思うのは年のせいだけではなかろう(笑)もっと若い時・・・10代とかに読んだらどう思ったかな?

    表紙絵のイカ焼き、おいしそう。私もイカ、好きだ!

  • アラサー女子の仕事と恋愛。
    ゆるーい感じの彼がとても良いと思う。
    読むのが楽すぎて数時間で読み終わってしまった・・・

  • 保育士を辞めた女性と幼馴染の男性の物語。
    ほんわかしていい感じ。
    ハツモのような人と出会いたいなー。

    【図書館・初読・5/3読了】

  • おきにいりは、他人の心も自分の心も癒してくれる。
    それは、自分の本当のお気に入りだから、喜びの光が宿っているから

  • 保育士を辞めてしまった29歳の由真の遊び友達は、フリーカメラマンのハツモ。はっきりいってイケてない。でも一緒にいると心が騒ぎ、女だてらに「すげえ!」と叫びたくなることに出会う。牛の撮影会、大声コンテスト、独りオペラの男……。お金も仕事もないけれど、お気に入りの瞬間をていねいに生きる二人の、のんきでシンプルな物語

  • ほのぼの できますよねげそが好きでもokっす。

  • ほんわか脱力系の恋愛小説

  • もーう!
    「ぎゅーっ」したくなる愛しさ満開。
    いわゆる「幸せ」のひとつの形です!

  • 「裂けた瞳」とか「うなぎ鬼」のイメージしかなかったのでどんなホラーかと意気込んで読み始めたらいきなり肩すかしを食らいました(最初の数ページはホラーだと思って読んでました)。ふたを開けてみると意外や意外、実に前向きなラブロマンスでした。主人公の男性のキャラクタに味があって、読みながらついつい応援してしまう、そんなさわやかなお話でした。この人はこんな話も書けるんだなぁ…

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