- Amazon.co.jp ・本 (551ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105019037
作品紹介・あらすじ
ネヴァダ州の砂漠にある寂れた鉱山町。太古の昔に鉱山の地底深く封じ込められた正体不明の何かが、静かに息を吹き返した…。人々を次々に拉致する謎の警官。そして容赦ない殺戮。神に触れ力を授かった少年と落ちぶれつつある作家が脱出と救済の鍵を握る。神と人生の問題にまで分け入る渾身の力作。そして物語は、同時刊行リチャード・バックマン『レギュレイターズ』へ…。
感想・レビュー・書評
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ネバダ州のハイウェイ50に巨体の警察官がいて、旅行者に因縁をつけて監獄に連行するという小説と聞いて、そこから脱走する話かなと想像していましたがまったく違っていました。あたりまえですが、私の陳腐な想像をはるかに超えた壮大かつバイオレンスでありグロテスクなまさにキングの小説でした。地中に埋まって身動きができない霊的ななにか正体不明なとにかく悪い物が銅の採掘が原因で地上に出てきて人間を殺戮しまくります、それを事前に察知した神は超能力を授けた少年とその家族とその他小説家等の選ばれた人間を町に送り込み元の地中に再び閉じ込めるというストーリー。このロードオブザリングのような物語(少年がフロド)がたった1日という時間に詰め込まれています、たった1日なのに単行本で550ページもあるのがさすがキングです。神の思い通りになったとは思いません、一度裏切った小説家が戻ってきたこと、そして少年の代わりに死んだことは神も想像できなかったと私は思っています。
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表表紙の文字がモコモコ加工してたあような気がします。覚えていません。
印象に残っているシーンは、イカれた警察官がズボンを下ろしぐったりした蛇のようなイチモツをしゃぶれというシーンです。
いわゆるキングらしい。
姉妹作のレギュレイターズと合わせて読んでください。 -
タック!
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わたしの神
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スティーブンキングにはまってきたときに出会った一冊。。
最初のほうの展開に引き込まれて思わず最後まで読んでしまった本。。やっぱりスティーブンキングはすごい。。 -
全くわけがワカラナイなかに読者は落とされ、物語が始まります。
だんだん絡まった紐が解かれていきますが、そうするとなかなか面白い。
「神」が聞こえる少年と、肉体移動する悪魔がの戦い。