エンデュミオン・スプリング

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制作 : 大久保 寛 
  • 新潮社 (2006年6月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105052515

エンデュミオン・スプリングの感想・レビュー・書評

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  • 内容のイメージとしては、はてしない物語。
    ただ、主人公の少年ブレークはバスチアンと違って、本好きの少年ではないけど、も。
    その本に導かれ、本を手にするところは似ているけれども、そこ以外は。もう少し冒険譚というか。
    ただ、なんとなくどこか物足りない感じがした。
    面白かったけど、物足りない。

  • 偉大な魔力を秘めた白紙の本を軸に、本の森を舞台とした幻想と現が調和した物語。異なる時代がやがて一つに交差して未来につながる流れは、読んでいて気持ちがいいです。幼さの抜け切らない兄妹達と、徐々に明らかになる『エンデュミオン・スプリング』、謎が深まる大人達と闇を深める陰謀。ファンタジーでありながら、剣と魔法ではない現在の丈に見合った演出は見事です。
    一人一人の登場人物が丁寧に描かれ、特に兄妹は生意気だが可愛いです。描写がとても丁寧で、読んでいるだけで広大な本の森を堪能出来る一冊でした。

  • 真っ白なページが続くなか、唯一“本に選ばれた者”のみが読めるページを発見する。それは全ての叡智が書かれ、手にした者は世界を支配できるといわれる『最後の書(ラスト・ブック)』。この不思議な本を巡って、『最後の書』を守る者と追う者の攻防が始まる、中世のドイツと現代のオックスフォード図書館の二つの舞台が交錯した冒険劇。

    活版印刷技術の発明者グーテンベルクという歴史上の人物も登場し、ファンタジーだけどそれだけに留まらない展開はすごく魅力的。後半に向けて急ぎ足になってしまったのは残念だけれど、本、図書館、ドラゴン、過去と現代の往来、冒険劇…と面白い要素をたくさん含んでいる。
    映像化が予定されているようですが、個人的にはラストに工夫を凝らしてほしいと願ってやみません。

  • ブクログで知り、図書館で借りた

    12歳の少年、ブレーク・ウィンターズが、大学講師の母の付き添いで来た、オックスフォードの聖ジェローム学寮の図書館で見つけた、何も文章のない空白の本にまつわるおはなし
    現代のイギリスと中世のドイツが舞台になっている、ファンタジー・ミステリー

    期待していたほどおもしろくはなかった
    そもそも私が外国の児童文学の雰囲気があまり好きではないから、今回も途中まではおもしろいけれど、大風呂敷を広げてまとまらないうちに終わってしまった、と思ってしまう
    題材自体は興味深く、グーテンベルクだけでなくフストなど実在の人物が登場するのも、良いと思った
    いちばん盛り上がる、オックスフォードの図書館の場面の描写も、私にはわかりづらかった

  • 現代のイギリスと1450年代のドイツとを舞台に描かれる歴史ファンタジー。

    交互に描かれる世界をつなぐ一冊の革表紙の本。

    主人公はいずれも普通の少年。

    ワクワクするような設定だ。定番のファンタジーと言えるけれど,マニアックな読書オタクの心をくすぐる仕掛けが沢山散りばめられている。人間同士の感情や言葉のやりとりにもう少し色があっても良いように感じたけれども,このままでも充分にそれぞれのキャラクターの魅力は伝わってくる。

    訳の問題か,少々回りくどかったり,わかりにくい表現も少なくない。移入に時間のかかる人もいると思う。

    私は特に1950年代ドイツの章が好きだ。魔法と歴史と切なさがつまっている。史実に基づいたファンタジー程夢を与えてくれるものは無い。それが真実では......?と思わせてくれる。

    朝の八時まで読み耽ってしまった一冊。

  • 私が製本・印刷にハマるきっかけを作ってくれたファンタジー小説。

  • 実在した過去、グーテンベルクの印刷などと、ファンタジー、リーフドラゴンから生まれた不滅の本、これらの過去編と、現在のオックスフォードを舞台にブレーク少年の困惑と空白の本。アイデアは確かにナルニア物語的だが、現在の人物に魅力がなかったのが惜しい。

  • ブレークがオックスフォードの図書館で見つけたエンデュミオンスプリング.選ばれたものだけしか読めない空白の書.この偉大な力を秘めた本を巡る現代の冒険と、1452年印刷技術を開発したグーテンベルグのもとで働くエンデュミオンスプリングのドラゴンの皮で作られた本を巡る冒険が交互に描かれる.最後は手に汗を握る.

  • 現代のオックスフォードと15世紀のドイツを舞台にした、“空白の本〜最後の書”を巡るミステリーちっくなファンタジー。
    ・・・という上記の設定、というか着眼点は非常に興味をそそるのですが(だから手に取ったわけですが)、話の内容がわかりづらくて、底が浅いという印象・・・。う〜ん“惜しい!”ですねぇ。

  • うーん、よくわかりませんでした。結局謎はなぞのままってことですね。ターキッシュ・デライトと一見親切そうな女性・・・どこかで見たような組み合わせ。

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エンデュミオン・スプリングの作品紹介

『最後の書』を手にした者は全世界を支配できる。もし悪人の手に渡ったら、世界は破滅への道をたどるのだ。ただし、その本のページは空白で、選ばれし者しか読むことができない。-1450年代ドイツの章は、グーテンベルクなど歴史上の人物が登場、印刷術秘話も織り込まれる。現代のオックスフォードが舞台の章は、主人公ブレークが追跡者の影に怯えながらも、本の謎を解明していく。果たしてその謎とは-。

エンデュミオン・スプリングはこんな本です

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