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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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弱者に対する、社会全体もしくは個人の「無関心」、それによっておこる人間疎外の風潮を打破し、お互いが思いやり、愛し合わないことには根本的な改善などはありえない。そのことにひとり一人が気づいてほしい、そして、何かを感じて何かを始めてほしい。そんな強い思い、責任感、使命感が著者にこの小説を最後まで書きあげさせた。
― 267ページ -
「わからない」という言葉に代弁される他者への「無関心」が、犯罪の凶悪化、幼児虐待、家庭内暴力、貧富の格差、男女差別など、現代社会における諸々の問題発生の主要な原因のひとつであるとしたら、その解決の糸口は、「愛」以外にはないということをこの小説は訴えている。
― 267ページ
みんなの感想・レビュー・書評
生育歴とやむを得なかった犯罪と。犯罪の結果としての死刑。
どこで何を断ち切ることが出来るんだろう。何が最善なんだろう。
お隣、韓国にも死刑制度はあったわけか。切ない話。
折しも日本では東京拘置所の刑場公開があったばかり。考えさせられた。
漫画版よりも複雑で分かりにくい部分もあったけれど、いろいろ考えさせられる話でした。映画版も見てみたいです。
裕福な家庭に育ち、自殺未遂を繰り返すユジュン。
貧しさから犯罪を犯し、死刑囚となったユンス。
貧富の差よりも、親からの愛情に飢えている共通点から、ふたりは心の暗闇を昇華していく。
叔母のモニカ修道女とイ主任の存在も忘れられない。
文中には、考えさせられる言葉が詰め込まれている。
半ばまでは退屈だったが、後半はあっという間に読んでいた。
翻訳は、蓮池薫さん。
漫画が良くて読みました。原作の方が、もっとシビアだったな・・・。
たくさんのセリフに、泣かされそうになりました。
今まで読んだ本の中で1番、胸にくる言葉がたくさんあった作品だと思います。
タイトルが気に入って手にした本 想像のタイトルから浮かんだ内容とは逆なものだと中旬読んでいて感じ、心が締め付けられるような気持ちになりました。 しかし、誰しもが持っている心の糧は愛するということだと本が教えてくれた そして、気に入っている一説 プラタナスの木は相変わらず残り少ない葉を一枚一枚落としている。人間もあんなふうに一年に一度、死んだように長い眠りにつき、また... 続きを読む »
何度も自殺を繰り返した裕福な生まれの元歌手ユジョンが、刑務所を慰問する叔母である修道女モニカによって、殺人を犯し死刑囚となったユンスと出逢います。
ユンスの生まれてからの短い手記と、ユジョンの語りで綴られていくユジョンの過去、そして、今。刑務所の面会室で週一回話をするだけの二人の時間は、互いの心を癒し変化を遂げていきます。
この形の話のパターンは決まっているとはいえ、やはり、読んでいくと日々の自分の行動や、考え方を見つめなおすいい機会になったと思います。
電車やバスの中で本を読んでいて、思わず涙を流しそうになった本は初めてだ。そういった公共の場で、例えば面白いエッセイなんかを読んでいて、笑いが止められずに思わず吹き出したことは何度もある。でも、 涙は大抵、自分でコントロールできる。なのに、この本は開く度に、毎回毎回、涙を見せないようにするのに必死にならなくてはいけなかった。久しぶりに、胸が締めつけられるような感覚に陥った。 読み始める前は、どう... 続きを読む »

社会における階級で上部と下部という対極に位置する2人が不幸であるという点でつながっている。
不幸とはなんだろうか・・・そんなことを考えさせる作品。
生きていくうえでどう考えていきていくのかが大切か...





