アップルvs.グーグル: どちらが世界を支配するのか

  • 345人登録
  • 3.65評価
    • (13)
    • (36)
    • (23)
    • (6)
    • (2)
  • 29レビュー
制作 : Fred Vogelstein  依田 卓巳 
  • 新潮社 (2013年12月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105065713

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ジャレド・ダイア...
佐々木 圭一
有効な右矢印 無効な右矢印

アップルvs.グーグル: どちらが世界を支配するのかの感想・レビュー・書評

  • Googleの成功の原動力は一流大学から雇い入れるエンジニアの質の高さ。
    Googleは技術主導の企業文化。
    アメリカのテレビ業界にモバイル革命のインパクトは大きかった。

  • かなり読みにくいが、アップルvsグーグルの史実を知りたい人にオススメだと思います。

  • AppleとGoogle、この2社の裏側のゾクゾクするような熱さと厳しさが面白い。
    そして、他社の考えや動向もとても丁寧に描かれていて、すごくわかりやすい。そして、開発側の当事者たちが、どんなビジョンを持ちながらそれぞれプロジェクトを進めていたのかもとても参考になります。

    今、あたり前のようにスマホを手に入れているような人にこそ読んでみてほしい一冊。
    分厚くて、読むの大変ですが、各所にそれを忘れるほど濃い内容が詰まっていますね。

    著者は最初のほうで、「これを読み終わるころにはどちらが勝者となるかが見えてくるのでは」と語っています。
    確かに、お互いの性格の違いからどちらかというと有利な方は浮かんできますが、もう一方の側にも楽しませて欲しいというのが本音ですね。
    ライバルがいるからこそ、面白いってことありますよね。

  • iPhoneが2007年に世に出て”ゲームのルール”が変わり、その対抗馬としてグーグルのAndroidが存在感を高め、以降5年にわたるモバイルOSの覇権争いが、時系列でよくまとまっている。ジョブズの『伝記』と『グーグル ネット覇者の真実』と合わせて読めばより包括的。もっと良いのは、結局双方の最新機種2台持ちかもしれない。

  • アップルとグーグルの競争を、リアルに描いている。
    それはつまり、iPhoneとアンドロイドの戦いともいえそうだけど。
    当時、タッチスクリーン(というか仮想キーボード?)のことを聞いて、「それは無理だろう」と思った記憶がある。
    だけど、その後、自分でも使ってみて、全く違和感がないことに驚いた。それは、iPhoneではなく、iPod Touchだったのだけれど。

    ぼくはiPhoneではなくアンドロイドを選んだ。確か、HTC製だったと思う。

    そんな経験と、本書の内容がリンクしていて、リアリティを感じながら読み続けた。

    読み終えて、何か教訓があるかといえば、ない。

    あまりにも、情熱的な、変人たちの、生きざまは、真似ができるわけがないから。

    だけど、ひとつだけ。

    CEOは細部をおろそかにしてはならない。たとえ黄色の色合いだろうと、日曜だろうと。

  • あまりgoogle関連の読み物に接してこなかったが、これを読んで、やはり、いつまでも侮っておられないな、と思った。というより、ジョブス死後のアップルについて、著者が期待できない、という気持ちを述べて終わっているところが気に掛かる。
    それ以外、アイザックソンの「スティーブ・ジョブス」を読んだ僕には、驚くような情報は無かった。
    Googleの3人の経営者については、詳細はやはりよくわからないまま。
    これ↓を図書館に予約しているので、読まなくっちゃ。
    http://www.amazon.co.jp/dp/B00KMVHZE6

  • この手の本をそれほど読んでいるわけじゃないけど、一番、アップルの泥臭い感じ(iPhoneの開発)が見えた気がする。ニュースなどで良い面しか見えてなかったので、グーグルも思っていた内実とちょっと違ったところがあって、そういう事実に近いだろう内容が読めたことがすごい収穫。
    読み物としても楽しかった。一気読み。

  • アップル vs グーグルという題名だが、内容はiOSとandroidのプラットフォーム戦争の話。ジョブス健在の頃、グーグルの会長はアップルの社外取締役だったわけですが、グーグルの社内には買収したandroid開発チームもあったので、なんとも言えない状況だったのだと理解できました。

    しかし、この本の原題はdogfightなので、二匹の犬の闘争のように二社が争っていくことで、結果的にテクノロジーが進んでいくのだろうと感じられた。

  • ジョブズの自伝と並行して読んだので、バックグラウンドが良くわかった。ipadが、最もインパクトある商品だという評価が意外だったが、確かにそうだったのかもしれない。

  • しょうもない内容の多い類書とは違い、かなり綿密な裏付けをしているようで知らなかったエピソードも多く含まれており、アップルとグーグルの近年の活動を見返す意味ではベストの書籍だと思います
    せめて類書にはこの本の10パーセントほどの密度を期待したいものです

  • 長い本であるが一気読み。
    電子書籍で読んだあと、書店で実物を見る機会があったがその厚さに驚いた。が、しかし、読書中は全くもって飽きさせない。これは構成と丹念な取材の賜物であろう。

    本著はジョブズのiPhone発表プレゼン(当時のiPhoneの出来では奇跡に近いプレゼン)から幕を開け、個人的親交があったジョブズとGoogle創始者らとの関係の推移、また特許戦争に至るまでの話がまるで長編物の歴史小説のように書かれている。
    AmazonやMicrosoftもあわせれば、後世に残る物語となる時代を我々は生きているのかもしれない。
    特に特許周りの話はその歴史的引用界隈も含めた話が非常に興味深かった。「世の中は5セントも儲けられなかった偉大な発明家で満ちている」。まさにその通り。
    しかしこういった喧騒が世間から見ると、なんだシリコンバレーもなんかアレなとこだな。と失望させるところもあるのも事実。

  • かなり堅い内容だと思うが、appleとgoogleの戦いがリアルに感じられるように精彩に書いてあり、また情報産業のtipsも多く、読む人を楽しませてくれる中身に仕上がっている。

  • アップルVSグーグルというより、iPhoneVSアンドロイドという、プラットフォーム開発を巡る熾烈な競争の話。
    当初はグーグルもiPhoneにソフトを提供しており、どちらかというと両社は友好な関係といった印象を受けていた。でもその裏でグーグルは、黙々とアンドロイドの開発を進めていたのだ。

    以前はグーグルのシュミットCEOが、アップルの役員も兼任していたことから、実際両社は友好な関係だったようだ。iPhoneが爆発的に売れたことによって、一時はアップル・グーグル連合VSアンドロイド開発チーム、という歪な構造になっていたらしい。

    現在、日本ではiPhoneが圧倒的に支持されているようだが、世界的にみるとアンドロイドの方が優勢なのだそうだ。おそらく数年後は新たなイノベーションにより、全く違うシェアになっているのではないだろうか、今後の展開から目が離せない競争であることは間違いない。

  • 和図書 548.93/V86
    資料ID 2013104140

  • 見落とされがちだが、アップルが直接グーグルを訴えた例はない、という指摘に虚をつかれた。無料でプラットホームを提供しているだけで訴えにくかったのも要因なのだが、ジョブズがどうしてシュミットをアップル取締役に置き、直前まで騙されていることに気づかなかったのかの検証を読むと合点がいく。控えめで、もめ事を巧みに避け、顧客情報収集などの追及にも簡潔に釈明する「最高説明責任者」。この狸にはマイクロソフトも騙されている。彼がどうしてこんな争いになったのかわからないと嘯くと、アップルは「かさぶたをうがされる」思いらしい。

    アップルによるiTunesを軸にしたコンテンツ・プラットフォームの砦に戦いを挑んだマイクロソフトをはじめとする競争相手がことごとく失敗し、それまでとは次元の異なるゲームを挑んだグーグルが真のライバルとして残った要因もよくわかる。

    アップル対グーグルの闘いは、従来の「プラットフォーム戦争」とはならない可能性も指摘する。かつては、ひとつのプラットフォームでしか動かない高額なアプリが資産となって乗り換えを難しくしていたが、無料で複数のプラットフォームで使えるアプリが増え、クラウドにデータを置いておける昨今では、乗り換えのコストはかつてなく小さくなっている。

    結局、勝者はどちらなのか? 著者はグーグルが優勢とみる。携帯電話やタブレットのシェアで押され、株価もかつての勢いはアップルにない。しかし、だからこそ次の革新的な新製品を期待する。それはiPadの例があるからだ。単にiPhoneを大きくしただけと冷ややかな反応だった製品が、数千億ドルの新たな市場を創り出したのだから。グーグルはその土俵で戦っているだけなのかも。

    アップルを去ったスコット・フォーストールに対する評価は手厳しい。ファデルとの不毛な争いも、スコットの狭量で自己愛の強い性格に原因があるとする。ジョブズに愛されたのは単に、その才能ゆえではなく古参で同時期にそれぞれが体の不調に苦しんでいたためだと。現時点では彼を悪く言う証言しか集まらなかったのかもしれないが、著者があれほど絶賛するiPadの責任者は彼である。

  • のっけから何ですが、この本、無茶苦茶面白いです。

    アップルがiPhoneでつくりあげたスマフォ市場に、グーグルがアン
    ドロイドで参入。その結果、それまでシリコンバレーの中でも最も
    緊密な関係だった二社が、骨肉相争う戦いを開始。そして、アンド
    ロイド端末がiPhone以上のシェアをとるようになると、アップルは
    iPadを出して、タブレット市場を革新。しかし、これまたアンドロ
    イド端末が過半数のシェアをとるようになる。

    …とまあ、アップルが切り開いた市場をグーグル陣営が追って、結
    局、アップルが数の上では負けていく、という構図が繰り返されて
    いく過程を本書は描いていくのですが、それ自体はまあどうという
    ことはありません。

    面白いのは、iPhoneやアンドロイドのような、「世界を変える製品」
    がいかに生まれたのかという開発秘話を、スティーブ・ジョブズや
    エリック・シュミットなどの「英雄」達の視点ではなく、その他の
    幹部やエンジニア達=「シリコンバレーの『見えない』英雄」たち
    の視点で描いているところです。無名の人達の話から紡がれる舞台
    裏のドラマは、本当に興味深く、かつ、示唆に富みます。

    真っ先に思ったのは、ここまでやらないと世界を変える製品を生み
    出すことはできないんだな、ということでした。アップルもグーグ
    ルも、本当に凄い。ここまでやるか、と正直、思います。でも、凄
    く能力の高いエンジニア達が、ここまでこだわって、ここまでボロ
    ボロになるまで働かないと、不可能を可能にすることはできないん
    だな、とも教えられるのです。自分の甘さを痛感させられもします。

    そして、アップルが特に凄いのは、その凄い能力の持ち主達を平気
    で使い捨てにできてしまうことです。ジョブズの強烈なエゴで追い
    込んでいくので、皆、燃え尽きてしまう。アップルの製品の陰には、
    死屍累々の屍の山ができている、という感じです。それを非道とと
    るか、王道と讃えるか、評価は分かれるでしょう。

    だけど、やっぱりジョブズはチャーミングなんです。iPhoneの開発
    者に対して、「みんなが恋に落ちる電話をつくりたい」なんて言う
    のですが、こんなこと言える人、なかなかいないですよね。

    一方のグーグルは、アップルの独裁者的なスタイルは体質的に受け
    付けない。だから、ジョブズのことを尊敬してはいても、アップル
    が、ジョブズの世界観でこの世界を染め上げようとしていることが
    許せない。これは、アップル対グーグル、というより、クローズド
    対オープンの戦いであり、信じる世界観自体の戦いです。

    結果論から言えば、グーグルのオープンモデルが勝っているように
    見えますが、人の心に残るものを生み出せているのは、やはりクロ
    ーズドな独裁者モデルのアップルが生み出した製品達なんですよね。
    そこがまた興味深いところです。

    なお、本書は、アップルとグーグルの戦いを描きながらも、これか
    らIT業界が向かう先、情報化社会の行く末を教えることを怠りませ
    ん。「クラウド」「ビッグデータ」「プラットフォーム」など、流
    行の言葉の真の意味も、アップルとグーグルの戦いの中から理解で
    きることでしょう。それがわかれば、なぜグーグルが自動運転車の
    開発に注力しているか、なども見えてきます。

    新しいもの、世界を変えるものをつくりたいと思っている人は勿論、
    情報化社会の向かう先、メディアやコンテンツやデバイスの行く末
    を読み解きたい方という方にも必読の一冊だと思います。

    是非、読んでみてください。

    =====================================================
    ... 続きを読む

  • シリコンバレーの雄であるアップルとグーグルが、スマートフォン、タブレットといった新しいハードウェアと、アプリや動画等のコンテンツといったソフトウェアに対して、いかなるアプローチを取り、その実現のために何をしてきたかという点に着目し、この7年間の出来事を外部からの客観的な視点で描いたドキュメンタリー。スティーブ・ジョブズやラリー・ペイジだけでなく、両者の開発チームの主要メンバーまで、業界誌記者らしく緻密に描いている。ただ、著者はインサイダーではないので、例えば、グーグルがHTCと組んで新しいスマートフォンを発売しようとした際に行われたアップルとグーグルのトップどうしの会合で何が話し合われたかといったところまで明らかになっているわけではない。
    それでも、スマートフォンやタブレットのOSやアプリの提供ルートをめぐる競争がいかに重要かということや、両社間の戦いから視野を広げると、日本で言う「放送と通信の融合」が本格的なレベルで進みつつあるという近未来までが描かれていて、面白かった。

  • よく比較される二つの企業。成り立ちはそれぞれだで、なかむつまじい時代もあったが、今、それぞれがどのような立場にあるのか。私は、もともとマックユーザーだが、携帯はなぜかグーグル派で、Google phone(Nexus)が出て以来、2台とも。はじめは日本で初めてのアンドロイドだった。したがって、この2社の状況は、リアルタイムで知っている部分が多いが、その裏でどのような争いが、協調があったかなど、興味深く読めた。

  • 2013年12月刊。
    スマートフォン、そしてタブレットを含めた「プラットフォーム」をめぐる Apple と Google の戦いを、膨大な資料と関係者への取材でまとめ上げた良著。

    アップルとグーグルは、ともにマイクロソフトを相手に戦ってきた盟友同士。
    最初は協力体制にあった両社が、どうして激しく対立することになったのか。

    長い本ですが、最後までとても面白く読めました。

    iPhone の発表前から、アンドロイドの開発は行われていたんですね。
    年末にアンドロイドを発表しようとしていたその矢先に、アップルが iPhone を発表したと。

    自分はアンドロイドの経緯や現状をよく知らないので、その点についても興味深く読めました。
    日本は海外と異なり iPhone の人気が高い国なので、「アンドロイド優勢」というのはちょっと意外な感じです。

    アップルやグーグルの本は今までに何冊か読んできましたが、この本は著者自身の考えを主張するというよりも、事実に目を向けて率直に語られている印象があり、好感が持てました。

    こういう本は鮮度が命なので、興味のある方はぜひ今のうちに。

    ↓詳しくはこちらを。
    http://nishi248.blog60.fc2.com/blog-entry-1146.html

  • ここ数年の両社のやり取りはリアルに見てきたので、驚くような発見はなかったが、ああ、そんな話もあったな、みたいな懐かしさがあった。中でもipad登場のくだりはハイライト。自分も初代ipadを発売即購入したが、あの時の高揚した気分が何だったのか、今では思い出せない。ただ、この本から察するに、あの時はjobsの絶頂期だったのだろう。(体調的には最悪だったろうが)jobsがipadで世界を変えてくれるという、とてつもない期待があり、事実ipadが世界を激変させた。正直言って、ipad自体は驚くようなハードではない。ただ、触っていると、とても優雅な気持ちになるというか、幸せな気分になるのは今も一貫して変わらない。ハードウェアをこの領域まで高めたのはjobsの功績だし、googleが到達し得ない世界なのだろう。

  • この2社からは今後も目は離せません。ステーブ・ジョブスが亡くなった今、アップルよりも自分はAmazonに注目をしますが、ITの未来を理解する上でも読んでほしい1冊です。

  • 過去の話ばかりなので、知ってる人にとってはとても退屈。未来について言及されている部分があまりなかったのが残念。
    ただし、内容はとても整理されているので、GoogleとApple、ひいてはAndroidとiOSの闘い(?)を振り返りたい人にはオススメ。

  • スマートフォン戦争の裏事情がおもしろすぎて、分厚い本だったけど、一気読み!かなりおすすめ!

    今や当たり前となってしまったスマートフォン。
    ずっと前からあるような気がしてるけど、本格的に日本で普及したのは、ここ5年くらいでしかないんだな、と。
    そんな短期間の間に、濃密度な戦いがシリコンバレーで繰り広げられていたとは!

    以前から思っていたんだけど、非常に興味深いのは、ジョブズの発想と、GoogleもしくはMSもしくはオープンソースの発想。

    完全にコントロールされた環境で最高の体験を主張するジョブズ。
    世界は自由なんだ!自由な世界でいろんな体験してみようぜ!を主張するGoogleもしくはMSもしくはオープンソース。

    相反する思想ではあるけれど、どちらも共感できる部分はある。
    たぶん、どちらかが唯一の最適解なのではなく、この2極の間をふらふらとしながら、世界は進んでいくんだろうなと、そう、思う。

全29件中 1 - 25件を表示

アップルvs.グーグル: どちらが世界を支配するのかに関連するまとめ

アップルvs.グーグル: どちらが世界を支配するのかを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

アップルvs.グーグル: どちらが世界を支配するのかを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

アップルvs.グーグル: どちらが世界を支配するのかを本棚に「積読」で登録しているひと

アップルvs.グーグル: どちらが世界を支配するのかの作品紹介

世界14か国で刊行開始! 生き残るのは1社のみ、苛烈なドッグファイトの全貌。この闘いはスマートフォンのシェア競争などにとどまらない。勝者はIT業界のみならずメディア、さらには生活のすべてを支配することになる。次世代の覇権を賭け、2社合計2000億ドルもの資金を誇る巨人同士が激突。両社のキーパーソンの証言をもとに、食うか食われるかの死闘をリアルに描いたインサイド・ドキュメント。

ツイートする