百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967))
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★4.06
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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
改行は少なく、文体は特に美しくもなく、ヒロイックな人物がいるわけでもなく、ドラマティックな展開もない。ひたすら淡々としている。
それでも、なぜかすらすら読めてしまう不思議な作品。
少々、どころではない変人ぞろいの一族の盛衰を描いた物語で、途中まではかなり騒々しく、「なぜこれが孤独?」と思った。
しかし後半になるにつれ、しみじみと、あるいはえぐるように感じられる孤独。
孤独の影は次第に濃くなるのだけど、最後の最後で不思議なあたたかさがあると思う。
名作ってこういうことか、と曖昧な納得をした。
香豊かな内容です。ヒトは個人で独立するも孤独なのかな。ヒトを集合体としてトラエルモ、生命のなかのひとつ、自然のなかのたったひとつ。
なぜかちっとも読み終わらない
そこがおもしろいところ
登場人物が多すぎて、名前みんな一緒だし
わけわかんないけど、そんなことはどうでもいいんだ
何世代も出てくるからものすごい歴史巨編と思いきや
おかあちゃんまだ生きてるし、
解説書があったら読んでみたいな
かなり、気合いを入れて読み始めたけど、案外スラスラ読めた。
一つの村の繁栄と崩壊、一つの家族の百年の歴史を描いた小説。
とにかく奇妙で独特の世界観を楽しめた。面白い物語ってわけでないんだけど、読み始めると止まらない不思議な魅力がありました。
また、再読してみたい本。
感想を一言で表すなら、
奇妙奇天烈摩訶不思議
でしょう。
濃厚な独特の世界がひたすら繰り広げられています。
この物語に意味とか整合性とかを求めるのは間違いなのかも知れませんし、私程度の読解力では理解出来ないだけかも知れません。
でも、濃厚で生々しい世界に引き込まれて、なんだか分からないんだけどズルズルと読まされてしまう不思議な魅力。いや、魔力かも知れません。
そして、理解不能な気持ち悪さを引きずったまま、最後の最後まで不思議な独特の終わり方をします。
その結末は、全く理解不能なのに、「なるほど終わったんだ」と納得させられつつ、また読んでみようかと思わせられる本当に奇妙な魅力を持った物語です。
この物語を魅力的に仕上げた作者は天才としか言いようがありません。
黄色い花の匂いがする、乾ききった百年間。時間は動かないまま循環して円環をかたちづくる。輪切りにして揚げたバナナ。金細工の魚。血と孤独の話。
生命力に満ちている。長くて、意味がわからない表現も多々あるけど、ただただ引き込まれて最後まで一気に読んだ。話の終わり方が象徴的だと思った。天才的なマジック。 全体に暑苦しい感じが滲み出ていて、他の小説では味わえない感覚を持って読んだ。暑いし熱い、でもどんよりした重苦しさはない。南米だからね。行ったことないけど ただし『百年の孤独』というタイトルから連想したような物哀しい話ではなかった。... 続きを読む »
中弛みを乗り越え巻末に至ったときの爽快感はかなりイイ。オススメ。。。するには人を選ぶ感アリ。
はじめの印象とは根強い。 ロシアだとゴーゴリ、 フランスだとデュマ、 ドイツだとヘッセ。 訪れた店の従業員の態度があまりにも悪かったら、やはり心証は悪くなるだろう。 その他の店員がサービス業の鏡のような人間ばかりでも、わざわざそこに行こうとはなかなか思うまい。 私の場合なのだが、本に対してもそういった最初の印象とは深く付く。 先に書いたのが私の中の主な国別代表。彼らの... 続きを読む »
Cien anos de soledad(1967年、コロンビア)。 内容もさることながら、キャラが強烈に濃い。途方もない巨根を持つ男、予知能力を持つ大佐、土をむさぼり喰う少女、空中浮遊する神父、生きたまま昇天する絶世の美女など、個性溢れるにもほどがあるというか、ほとんどびっくり人間コンテストの様相を呈している。また、人が生まれたり、死んだり、死んで生き返ってまた死んだり、死んだのにその辺をうろ... 続きを読む »
『感情をぬきにして家族の者のことを考え、冷静に自分の一生を振り返ってみて初めて彼は、これまで憎んできた人間を実際には深く愛していることを悟った。』(P.146)
↑はっとした
『「わたしのために死ぬような苦しい思いをしている、ですって。まるで、わたしが腸閉塞みたい」』(P.237)
『そういう小さな習慣からそれたときに初めて、みんなは何かを紛失するのだ。』(P.290)
世界観は南米属リアル系不思議ちゃん。
100年にわたる、ある一族の歴史をなぞっていく形式。
全体を通して、面白くは読める。しかし「長い!!!」、中だるみというか後半がダルダルになってしまうくらいの長さ。とはいえ、クオリティが下がっているとかそういうことではなく、一読しただけだと話が頭に入ってこない上に、世界観が不思議すぎてどう捉えていいかわからない部分が多い。
とはいえ前半の話はぶっ飛んではいないため素直に面白く読める。後半にかけての冗長さと言うか混沌を整理するには2回3回読み返すことが必要かもしれないなぁ、と思います。
時間をおいて再読します。
ガルシア=マルケスの不朽の名作と呼び声も高く、いつか読んでみようと思って手にした本作。ストーリーはある小さい村の発祥から衰退そして消滅へ、連綿と受け継がれていく一族の壮大な百年物語。あらすじ的にはかなり好みの小説である。しかし、途中からというか前半からどうにも集中力が続かず、力づくで読み終えたがまったく話のディテイルを思い出せない。またまた、ダメだった海外小説。次から次へ箇条書きのようにおこる出来事に、まったくついていけなかった。評価する声はもちろん多いが、何が良いのか分からないのが正直なところ。恐れ多いが、この作品に限ってはツマラナカッタとしか言いようがない。
堅苦しそうで避けてましたが、全然そんなことない!とんでもエピソードも満載なとても面白いファンタジー。なんで今まで読まなかったんだろう。すごく損してた。
ただし登場人物の名前は分かりにくすぎる。それともスペイン語圏だとこういうのが普通なのかな。
南米文学初のノーベル賞受賞者である著者の代表作。マコンドというある村を築いたブエンディア家の百年の栄枯盛衰の物語。
アウレリャノ、ブエンディア、アルカディオ、ホセなどの名前が何度も繰り返し登場し、読者は村の歴史を時の経つのを意識しないままに読み進んでいく。南米の湿度の高い空気のような見通し難い靄のカーテンをかき分けながら、幻想的な世界へと没入していくのだ。
ラストがとても印象的。
不朽の名作、百年の孤独。
(ブラボー!!と拍手を送るには私の感性がやや不足ぎみでした。またいつか)
なにより個人的印象に残っているのはその読後感。映画にありそうな、パンドラの箱を開けてから、最後収束に向かい砂煙立ち込めてしゅるる~と全てが箱の中に吸い込まれる、パタン。。そして何事もなかったように...。そんな後味でした。
あとは砂埃がやたら立ち込める小説だった気がします。
(喉が渇く)
焼酎の百年の孤独は、この小説にちなんで名付けられたそうです。
こちらの味は忘れてしまいました(汗
こちらも機会があれば、またいつか。
前に読んだ他のラテンアメリカ文学より面白かったです。
ラテンアメリカの文学はその特異な世界観に引き込まれるのがいいのですが、価値観の違いが大きすぎて理解が難しく感じていました。
この作品もその要素があるのですが、その非現実的な世界に引き込まれながらも共感できる、現実的な物を感じました。
価値観を超えた根本的な人間の営みと、ラテンアメリカの濃厚な雰囲気を描いているのでしょうか。
単行本なので図書館で借りてきたのですが、文庫化して欲しいです。
読み終わったあとはいつも、
「人生を生き切ったような感覚」になる。
これだけ体の中で何かが燃焼してしまう物語には
いまのところ、ほかに出会っていない。
読むうちに、常識はずれで不思議なことだらけの
『百年の孤独』の世界が、
当たり前のもののように、脳の中にインプットされる。
読み返すときはそこに舞い戻って、
再び生まれて死ぬ、そんな感じだ。

閉ざされたマコンドの集落を築き風化していったブエンディアの血の物語。閉じているゆえに外から訪れるものに対しての反応が逐一おもしろかった。年代記だけあって、はじまりと終わりで感じる空気が全然違う。ものす...





