オニチャ

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制作 : J.M.G. Le Clezio  望月 芳郎 
  • 新潮社 (1993年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105106102

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オニチャの感想・レビュー・書評

  • ル・クレジオ読み終えるとまずは本を胸にギュッと抱き締める。無意識に。幼い頃過ごしたナイジェリアの記憶をテーマにした自伝的な小説というと「またか」と思われそうだが、それは読んだことない人が言う台詞。クレジオの奏でる変奏曲ならいくらでも限りなく聞いていたい。美しい郷愁の音色の通底音には、植民地支配への怒りがあり、奪われた自然と人々への悲しみがあり、何もできない自分への苛立ちがある。クレジオの書く原動力はこの暗部にある。その暗部に生のエネルギーである太陽の光を強烈に注ぎ込み覆い尽くす。「最後の希望の文学」とは正に。

    (最後の一文は管啓次郎氏の受け売り)

  • 本に読まれて/須賀敦子より

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