若い小説家に宛てた手紙

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制作 : Mario Vargas‐Llosa  木村 栄一 
  • 新潮社 (2000年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105145064

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若い小説家に宛てた手紙の感想・レビュー・書評

  • 文学は女性差別的である、という理解を深めた。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:901.3||V
    資料ID:95110268

  • 書かずにはいられなら作家になんかなるな、ってことですね。玉石混淆で溢れ返っている昨今の書店を見ると、ほんと、そー思うわあ。

    この手の本って、贔屓の作家が書いていると「こんなの書いてないでxxxの続編を書いてくれ~」と頭にくるので、このくらい距離のある作家だと純粋に贅沢を楽しめる。

    ただ読みたい本が増えちゃうんだよね・・・・
    当然ながらラテン系多し。

  • 多分たいして理解できてないけど、とにかく読書欲は高まる。特に古典を読みたくなる。正しい言葉は耳でわかるらしい。

  • バルガス・リョサの小説論。
    世界中の文学を志す若者達へ向け、文学の厳しさを述べるとともに、力強いエールを送ってくれています。

    気分がおちたときにまた読もう!

  • 小説家を目指す人のためのバルガスリョサからのメッセージ。彼の文学への熱い思いが言葉の端々細部にまでいきわたっていると感じます。静かで折り目正しい言葉から、その思いが丁寧に伝わってきます。

  • 書簡形式だからというわけではないけど、これまでに読んだどの文芸評論本よりも面白く、理解し易かったと思う。と同時に、ナラトロジーがいかに難解で厄介なのかが理解される。ただ、若い小説家たちはこういうの読まないと思うw

  • ノーベル文学賞を受賞したバルガス=リョサ。「楽園への道」はまだ読む機会がない。本屋でこれを見かけて、そういえばオルハン・パムクがノーベル賞受賞したときも、小説は敷居が高かったので「父のトランク」を読み、それにいたく感動したことを思い出したので、それではこちらから読んでみるかなと思って購入。どんなひとなんだろーという興味から。

    読了。小説を書きたいと思う若者に向けて、優しい言葉で相談にのっている書簡の体裁をとってはいるが、ところがどっこい、これは作家になろうという多くの若者の願望に釘を刺すような、物書きになることの覚悟を問われる本であります。特に巻頭の2章。これを読んで、生ぬるい若者はさっさと断念してもいいと思う。

    それから先、中盤にかけては世界中の多くの名作がぞろぞろ取り上げられていて、勿論それらの作品は読んでいるのが前提として語られるし、(だってあなたははからずとも小説家になりたいと思ってるんでしょう?)、読んでないとこの文章の理解が全く深まらないし、しかし読んでいない本も、うわあ、これなんだか面白そうな作品だと知ることができたりもする。

    さあさああなた、この本を読んで、それでも小説家になりたいか?

    ペルーの作家がフローベールに影響されていたというのが意外だった。この本の前に「ボヴァリー夫人」が必読。読んでないひとには、作者の意図が充分に理解できないよ。

  • 昨年、ノーベル文学賞を受賞したバルガス=リョサ。この名前を初めて耳にしたのは、文学ではなくて、ペルー大統領選。アルベルト・フジモリ候補の対抗馬としてでした。本屋さんの「2010年の受賞作家の本」という棚に並べられていたのがこれ。タイトルもいいし、装丁もクリーンで、いいかも。

  • 文学を細分化し、個別に要素を考えることを著者は嫌う。
    なぜならば、それらの要素は分かち難く緊密に結び合うことで小説足りえているからである。
    そうでないのに、小説を名乗っているものは駄作である。そういった感じだろうか、要約すれば。

    本書は、今年度のノーベル文学賞受賞作家、バルガス=リョサによる著作である。
    著者の文学に対する思想が、余すところなく記された一冊。
    その思想は、実際に様々な書物を引用することによって、その説得力を高めている。
    面白い書籍だったように思う。

    ただ、個人的に「カルヴィーノの文学講義」を読んだ後だったので、少し物足りない感じがしたかな。
    まあ、この辺は好みだと思いますのでww

  • 非常に読みたい。優先度高い。

    雑誌・文藝(2009年冬)のアンケートの答え:千野帽子

  • ペルー・アレキパ出身作家、バルガス・リョサの小説論。

    書簡形式(若い小説家との文通的な)なので、普通の文学論よりとっつきやすい。
    堅苦しくない。けど、すっごく難しい。
    ほんと、文学ってむずかしいわ・・・

    バルガス・リョサが技法の例に出してる小説を8割以上読んだことがなかったので、これらの小説を読んでからまた出直す!
    すごい量の本が出てきたからびびったー
    小説書きつつ、小説読みまくる、ってどんだけ文字にまみれた生活をしてるんだ。

    紹介文献メモ
    トマス・ウルフ『時間と河』『天使よ故郷を見よ』『ある小説の物語』
    ギュスターヴ・フローベル『ボヴァリー夫人』『感情教育』『聖アントワーヌの誘惑』
    ウィリアム・バロウズ『ジャンキー』
    ボルヘス『幻獣辞典』「隠れた奇跡」
    プルースト『失われた時を求めて』
    メルヴィル『白鯨』
    ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』
    ルイ=フェルディナン・セリーヌ『なしくずしの死』
    フォークナー『蚊』『サートリス』『死の床に横たわりて』
    サン=テグジュペリ『城砦』
    スタインベック『怒りの葡萄』
    アンブローズ・ビアス「アウル・クリーク橋の一事件」
    ミシェル・ビュートル『時間割』
    カルペンティエル「種への旅」『この世の王国』
    ロレンス・スターン『トリストラム・シャンディ』
    H・G・ウェルズ「タイム・マシン」
    ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』
    アラン・ロブ=グリエ『嫉妬』『新しい小説のために』
    ヴァージニア・ウルフ『オーランドー』『ダロウェイ夫人』
    D・M・トマス『ホワイト・ホテル』

    訳者あとがき 文献メモ
    『カルヴァーノの文学講義』
    『エーコの文学講義』
    デイヴィッド・ロッジ『小説の技巧』
    ジョン・サザーランド『現代小説38の謎』

  • 文学ってムツカシイ・・・

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