オウエンのために祈りを〈下〉 (ジョン・アーヴィング・コレクション)

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制作 : John Irving  中野 圭二 
  • 新潮社 (1999年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105191047

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オウエンのために祈りを〈下〉 (ジョン・アーヴィング・コレクション)の感想・レビュー・書評

  • うーん、名作の誉れ高く、これがアーヴィングで一番好きと言う友人知人も多いのに、ぼくは最後までいまひとつノレなかった。
    技術的なことだけど、オウエンのセリフが全部ゴチックなのもどうも苦手。

    「未亡人の一年」の物語的なドキドキ感を求めて読んだからだろうか。お昼休みの短い時間にちょっとずつ、という読み方が災いしたか。
    つまらないわけじゃないけれど、ページをめくりながら、残りの量の多さが気になって仕方なかった。
    残念。

  • 久々に長編小説を読んだ。小説の良さを感じさせる良作だった。
    予兆とたくらみと。それらを収束させる結末がなんともよかった。

  • きのう読了。ちょっと前に読んだものの下巻。
    時間軸を操るのがうますぎる。ときどき過去のなかでの前後関係がわからなくなることはあったけれど、最後の場面を温存し、かつ情報を徐々に明らかにしていく手際がすごかった。牧師なのか精神科医なのか、という問いが重たいように、「信じること」は単純でも簡単でもない。「信じたい」ということと「信じている」こととは別だし、「当たり前」だと思うことと「信じている」ことともまた別。科学自体と信仰はきっと共存できるけれど、科学信仰と宗教的信仰は、もしかしたら相容れないのかもしれない。
    しかしジョニーの語るテレビやロックの否定と文学への称賛は、どこまで本気のものなのかしら。

  • 祈って下さいオーエンのために。と涙しました。
    アーヴィングの著書の中で一番感動しました

  • 語り手はアメリカのニューハンプシャーに住むジョン・ホイールライト。彼の少年時代から話は始まる。

    若くて美しい母の私生児として生まれたジョンだが、母は彼に父親が誰なのかを教えることなく事故で死んでしまう。
    その事故に関わっているのが、親友のオウエン・ミーニー。
    11歳の時点で5歳児くらいの身長しかなく、変わった声の持ち主のオウエンこそが物語の主人公。
    成人し、カナダで教師をするジョンが回想する形で、二人の少年時代、青春時代(ベトナム戦争時代)が語られます。

    重大な意味が隠されたささいな出来事、徐々に象徴性を帯びていく静物たち。平穏な日常に潜む秘密と暗示。
    それは静かで強い、奇跡の物語。

    ひとつひとつの出来事に対する描写が、丁寧というか執拗。
    徐々に食い込んできて、がっちりつかまれるような感じ。
    読んでいるうちに頭の中で勝手に映像化されてしまっていて、それが夢に出てきてしまった。

    宗教的な部分が理解しにくく、また執拗さに辟易しつつ、正直、感動的でありました。

    映画「フォレスト・ガンプ」から娯楽性8割減、悲劇性5割増、さらに宗教性を付加した感じ、と言えなくもない。
    (娯楽性8割減、という時点で別物?)

    基本的に暗めでちょっと病的だけど、いいですよ。

  • 正直アメリカの政治のことも宗教のことも文学のことも全然わからないが、それでもおもしろかった!!!
    いちばん最後の、語り手・ジョンの魂の叫びのような祈りに胸を締め付けられる。

  • 青年になってからのオウエンの物語。アーヴィングは上手すぎる。

  • そこはかとない悲しみ、晴れているのに降る雨。

  • 博士の愛した数式の作者、小川 洋子さんお勧めの1冊。それ以上の理由はいらない。

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