- Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105191160
感想・レビュー・書評
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やむなく途中で2か月程中断していたが、それだけ空いても内容を覚えていられるのはアーヴィングだけ。しかし今回の小説のテーマはゲイで、さらに全編を通じてシェイクスピアが絡んでくる。シェイクスピア劇の登場人物を知らなければ、完全には理解できない。何より、自分がシェイクスピアにも芝居にもゲイにも全く興味がないので、読み進めるのに苦労した。面白くないわけではないのだが、興味がない事柄が重なってしまって引き込まれる部分がなく、個人的には退屈に思えてしまった。
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上下巻読むのに時間がかかりました。
同性愛とかに興味がないからか共感することができませんでしたが、こういう世界もあるというメッセージがこもった一冊なんでしょうね… -
後書きだけよみました…。
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後半こんなにみんな死ぬなんて。でも会いたい人に会えたり、母校で働いて生徒とふれあったり、彼の人生は素敵だな。
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腐女子って単語があって、全く意味が分からなかったのだけれどこの小説を読んで自分はそれにあたることが分かった。足穂の少年愛の美学から始まり私の腐女子歴は始まったばかり。但し、小説に限る。
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恋愛対象の秘密を知り主人公を取り巻く人間関係も時が経ち変化する。LGBTに関わる事柄・問題を取り入れつつ、一人称で有りのままで捉えている。著者には珍しい題材だが、馴染みの場所やエピソードが現れるとストーリーに深みが増す。