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- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105192020
感想・レビュー・書評
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面白かった!星5つでは足りない!
映画は何度も観ているけど原作は初めて。映画との相違点は多々ある。
映画は短時間にまとめなければならないため、集約されているが、かなりドラマチックに仕上げられている。
小説は科学分野を詳細に語り、ラストも映画よりも話がまだ少し続いて終わり、こちらもロマンがある。
共通するのはロマン、科学と宗教、そして改めてまざまざと地球も人間も宇宙から見たら小さいということ。
人間はいろんな思考をする。小さな中で小競り合いしている。愛もある。
高度な知的異星人からすれば、どんな風に感じるのか。
宇宙のどこの誰が最初に産まれ何を残しているのかな。地球外生命体が遠く離れたところでどんな生き方をしているのかな。科学のことはわからないけど、ロマンだわぁ。
とても大切にしたい小説と映画だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
藤井多希子先生推薦
ジョディ・フォスター主演で映画化された小説。映画では特に後半が原作とは大きく異なっており、この本の一番いいところが全くといっていいほど残されていない。確かに、暗号解読(宇宙からの信号)といった謎解きの面白さ、そしてアドベンチャー的面白さもあるのだが、それよりも何よりも、科学信奉者の主人公エリーが全く異なる価値基準を持つ人々との議論を通して自分を見つめなおしていくところに、小説の醍醐味がある。また、原作のラストは神秘的で美しい。この美しさを是非感じて欲しい。
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